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先輩メッセージ

「生き方としての進路~マジックと音楽の活動を通して~」大友剛さん:NIC第8期生(ミュージシャン&マジシャン(マジックと演奏で全国の教育福祉施設を巡回中)、ネバダ州立大学リノ校 音楽学部卒業、自由の森学園高校出身)

もともとホテル経営学を学ぼうと留学したものの、ほかにも面白いクラスがたくさんあったので、あまりメジャーを絞らずに様々なクラスを取ったという大友さん。最終的に音楽にはまって、ジャズを中心に学ぶことに・・・。帰国後は北海道のNPOに入り、夜はショー・レストランでピアノのセッションを4年間やっていたという。

でも、もともと「音楽を仕事にはしない」と決めていた。「音楽は、したいときにしたい。仕事にしてしまうと、したくないときにもしなくてはならない。それで苦しむミュージシャンが多いから」というのが理由だった。

でもNPOのフリースクールで音楽をやっていると、そういう一つの視点ではなく、音楽によって人の心を豊かにするという視点も生まれた。それはある日、保育園でショーをやったとき、先生が泣いていたのを見たのがきっかけだった。聞くと、まったく表現をしない子どもが声を出して笑っていたのを初めて見たからだという。大友さんは「自分のやっていることは、エンターテインメントを超えているんじゃないか」という感覚を持った。
また和太鼓のグループと一緒にブラジル公演に行ったとき、あれだけ音楽や踊りが盛んなブラジルの学校には、音楽の授業がないということを知り衝撃を受けた。それはブラジルでは、生活の一部となっていたのである。

音楽やマジックは、言葉や国や宗教を一瞬で超える。そこには、エンターテインメントよりも深いメッセージ性がある。音楽は習うものではなく、感じるもの。

「そんな音楽とマジックで多くの人を喜ばすことが出来れば、社会も少しはよくなっていくんじゃないのかと思うんです。」

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