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同窓生インタビュー

NIC Interview 2007 SUMMER in U.S.A. 厳しさの先に、夢がある、海外進学
岩田 拓也さん NIC第18期生 埼玉県立松山高校出身
オルブライト大学(ペンシルバニア州)政治学科&心理学科(ダブルメジャー)2年
Albright College BA in Political Science & Psycology

「日本の社会に必要なエネルギー」

カリフォルニア州立ディアブロバレー・カレッジ(DVC)で1年次を修了し、この秋からペンシルバニア州の名門リベラルアーツ大学として知られるオルブライト大学に編入する拓也さん。

オルブライト大学といえば、国際ジャーナリストの落合信彦氏の出身大学として知られるが、拓也さんも実は、落合シンパの一人である。
「高校時代から落合さんに触発されて、オルブライトに行きたいと思っていました。オルブライト大学の日本事務局の代表を務める佐島さんに相談したところ、佐島さんがNICの第5期生であることを知り、NIC入学を勧められたんです。」

オルブライト大学からは編入にあたり、年間12,500ドル(約140万円)の奨学金をもらえることになった。「オルブライトに行ったら、他にもいろいろ奨学金を探してみようと思っています。できるだけコストを下げたいので。」

オルブライトに行く前に日本には帰るのか、尋ねたところ、「当分日本には帰りません。ビッグになってから帰ります。」と最近ではなかなか聞かないコメント。
日本の大学や専門学校に行った、高校時代の仲間も『拓也がアメリカで頑張っているから自分も頑張る。』と言ってくれる。
「自分の存在が周りの人の支えになっているのが嬉しい。」
DVCで政治学の科目をとったとき、担当教授から、Political Psychology(政治心理学)という分野があることを聞く。「政治家の心理とか、政治的判断がどうとられるのか、とか、すごく興味をもって、その先生からUCバークレーにいい先生がいると聞いて、わざわざ会いに行ったり。。。 オルブライトで政治学と心理学のダブルメジャーを考えているのは、そういう理由からなんです。」

将来の夢はいくつかあるが、1つは外交に携わること、そしてもう1つが教育を変えること。「60歳くらいになったら大学を作りたい。それまでに知識と経験を蓄えたい。」

「日本の教育システムにずっと疑問を持っていたんです。勉強ってなんだろう、受験勉強しても大学に入ったら勉強しなくなるし。W大学に行った高校時代の友人は『ここは勉強する場所じゃない』と言っていました。」

日本の教育を変えたい、というのは高校時代から考えていたことだそう。「アメリカに来て勉強する内に、日本人として日本をもっと良くしたいという気持ちが芽生えてきたんです。」

やっと1年目が終わったところで、夢への道筋はまだ始まったばかり。でも拓也さんのエネルギーはきっと将来日本に必要とされるだろう。

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