就職活動の体験談

決断する勇気の大切さ

PROFILE

十原 啓志郎さん
ニューヨーク州立モホークバレーカレッジ卒業 / 鹿児島県・れいめい高校出身 / NIC第14期生

FOXインターナショナル・チャンネルズ株式会社
話題の海外ドラマや映画そしてリアリティー番組などを総合編成したアメリカンエンターテインメント専門チャンネル

NICを卒業してからもうすぐ10年になります。「10年」と耳にするだけで、ものすごく長い時間と感じるのが普通だと思いますが、NIC時代のことを考えると、今でもつい数ヶ月前のことのようにたくさんの思い出がよみがえってきます。

私はNIC卒業後、渡米し卒業後はアメリカのプロスポーツチームにてスポーツビジネスを現場から学ぶことが出来ました。日本に帰国後はプロ野球球団に入社し現在は外資エンターテインメントの会社で働いております。

ターニングポイント

NICからこれまで、いろいろな出会いがあり貴重な経験を積んで今の自分があるのですが、この10年間を振り返ってみると、私のターニングポイントは私が18歳だった高校3年生の時に「留学する」と決断したことだと思っています。当時、留学に対して周りからの反対もありましたが、「留学したい」という自分の気持ちの強い思いが周りの反対や不安に勝ったと感じております。

難しいと思う道を選ぶ

社会人となった現在、特に大切だと強く思うことがあります。それは「決断する勇気があれば道は開ける」ということ、そして「道を開こうとする勇気があれば決断できる」ということ。どんな決断にも不安や苦労はついているもので、苦労や経験の数が自己成長へ繋がっていくと信じています。もし自分の前に2つの扉(A:安易な道 B:難しいチャレンジングな道)があるとすれば、私は常に(B)を選択するように心がけています。私の持論ですが、「安易な道ばかり選んでいるとゴールはなかなか見つからず常に振り出しに戻ってしまい、逆に難しいと考える道を選ぶことで実はゴールはすぐ先に存在している」と思っています。時には迷いもありますが(B)を即決できる“勇気”と“行動力”を今でも日々の生活の中で磨いています。

良い結果を生む最短かつ確率の高い方法

留学が持つ大きな可能性とは多国籍の文化や人との交流を通して、新しい経験・体験が出来るということだと思います。グローバル視点で物事を考える際にきっと留学の経験は生きてくると思いますが、「留学したから、いい就職ができる」とは限りません。就職活動の際に就職には「人脈」が大事だよと言われることがあると思いますが、私は「行動」があって「出会い」が生まれ、「信頼」されて初めて「人脈」になると思っています。つまり、新しいことに挑戦するときも、いい就職先を見つけるのも、最後は自分自身で「決断して行動」することがよい結果を生む最短でかつ確率の高い方法だと思います。