就職活動の体験談

留学~たくさんの貴重な経験や友人が私の財産です~

PROFILE

福岡 友理さん
カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校 経営学部卒業 / 名古屋市立名東高校出身 / NIC第15期生

大手デベロッパー
ビルの開発・賃貸を始め、マンション・戸建住宅の開発・分譲、宅地の造成・分譲、海外不動産の開発・分譲・賃貸、建築土木工事の請負・設計・監理、不動産の売買・仲介・鑑定等を事業として展開している総合不動産企業です。

こんな場所(NIC)には、なかなか出会えない

みなさん、こんにちは。NIC15期の福岡友理です。NICに入学してから、10年以上経ちますが、NICの頃の思い出は今でも昨日のように鮮明です。 社会人になってから特に思うのですが、周りの皆が自分と同じ夢や目標を持っていて、一直線に向かって頑張っている、こんな場所にはなかなか出会えないものだなと感じています。NICでの勉強は本当に大変でした。でもそれに挫折することなく、むしろ楽しみながら乗り越えられたのは、そんな熱い仲間や応援してくれるNICの先生、スタッフの皆さん、そして私の思いを理解してくれた家族がいてくれたからなのです。

留学の思い出

渡米後は、スムーズに大学での勉強もスタートすることができました。勉強以外では、課外活動にも積極的に参加しました。海外へ出てみると、今までの視野が一気に広がり、あれもこれも吸収したい!勉強したい!という気持ちになりました。 クラスメイト達と一緒に、地元の企業や老人ホーム、病院や国立公園など、様々な所に話を持ちかけて、自分たちで考えたプロジェクトを実行するなどし、大変充実した日々でした。

ボストンでのキャリアフォーラム

就職を考える時期になり、ボストンで毎年秋に行われている日英バイリンガル就職イベント「キャリアフォーラム」に参加しました。イベントは3日間のみの開催で、授業もあること、またサンフランシスコからボストンの長距離移動もあって、訪問企業は数社程度でしたが、事前にネット上でエントリーや会社説明会などを閲覧できるので、非常に助かりました。ボストンについてからは、面接からのスタートでしたので、効率よく就職活動できたと思います。

日本の大学生には「伝える力」が不足している

2007年の4月から、社会人として働き始め、現在は大手デベロッパーで働いています。 社会人になると、年齢も考えも異なる様々な人たちと一緒に仕事をすることになります。自分の意見や考えを、いかに相手に伝え、納得し理解してもらえるか、「伝える力」が大変重要になってきます。今の仕事を通じて出会う多くの日本の大学生にはこの力が不足しているように思います。

「若者よ、海外に出よ」

海外に出るということは、単に英語を習得するだけでなく、多くの貴重な経験から、「生きる力」も得ることができるのです。一歩海外へ出ると、多くの壁に立ち向かうこともありますが、その経験は全て自分自身への成長になります。海外で得た経験、そして友人は、私にとって全てかけがえのない財産となっています。一緒に頑張った同級生もみんなイキイキと働いていて、英語を身に付けた以上にいろんな経験が自分たちの自信となり、仕事に活かされていると実感しています。もし今の段階で「海外の大学に行きたい」という思いがあるのであれば、実行すべきだと思います。若いときは吸収力もあるし、刺激にも敏感です。たとえ失敗してもやり直しはきくし、ダメでももう一回やればいいのです。異国の地で、夢を追う楽しさを知り、これからの日本を元気にしていく若者が増えることを心から願っています。