第27期生メッセージ集【大阪校編】

妥協しそうなあなたへ

中学から英語が大好きだった。留学がしたい!そう思い、長期留学の出来る公立の進学高校を受験し、合格することができた。

しかし、高校生活の楽さから留学はせず、成績最低・遅刻だらけで、だらだらした毎日を送っていた。高校が最低だった訳ではなかった。行事も積極的に取り組んで、友達にも恵まれ、本当に楽しかったなあと思う。問題は自分の勉強に対する甘さだった。なんとかなる、いつもそう考えて大切な事を後回しにしていた。

「留学行かなかったし、海外の大学に進学しかない!!」と1人でいろんな斡旋会社に行った。しかし、不安な事の多さから、日本の大学で留学しよう、と海外進学を諦め、日本の大学への受験を決めた。高3、受験生として頑張ったが、なんと見事に全て不合格。本当に辛かった。同時に自分の甘さを改めて実感した。オール不合格は自分がどこにも必要とされていない証明書だった。しかし、オール不合格のおかげで開き直ることができた。これから何になってもいいし、有名な大学とかじゃなくてもいいし、自分の人生好きな様に決めていい!、と思えた。

そして検索で見つけたのが今私がいるNICだ。英語で何かを学びたい。
「絶対に後悔したくない。何があっても海外進学する。」最後の最後で自分と向き合えた。2月の後半、1人で説明会へ行き、入学を決意した。人生で1番本気の決断だった。

両親との約束で第3志望校の1年間の留学付きの大学に合格し、NICにも合格した。NICが不合格だった後は何も考えていなかった。もし不合格なら来年も受け直すつもりだった。

私は偶然に偶然が重なって運命的にNICと出会った。英語が好きになった自分、だらだらしていた自分、留学に行かなかった自分、オール不合格だった自分、こんな自分はNICに来るためにあったのか!と思うと最近は感謝してしまう。でも早く気付けてたらと思うと両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになる時もある。それを含めてNICにいれること、本当に感謝している。

追い詰められた時こそ、怖がらずに自分を信じるべきだ。保証が無くても、1番満足できる方向に進むことが本当に大切な事だと思う。そして、私にそれが出来たのも周りの環境や出会った人達のおかげだという事を忘れない。NICに来て、自分の周りの人達の本当の大切さに気付けた。

失敗と後悔を繰り返さない。そして、人を笑顔にする人間になる。これが私の目標だ。

PROFILE

Nanami Kado
大阪府立泉北高校