第27期生メッセージ集【東京校編】

「卵からの進化」/覗きたい未来のある君へ/後輩たちへ

「卵からの進化」

はい!茨城女子担当の武田安未です(笑)。My Missionを書くことはちょっとした目標だったんで、なんかカッコいいこと書こう!と気合いを入れてパソコンの前に座ってるんですが…出てきませんね(笑)。なんで、ありのままを書こうと思います。

NICでの生活は、とにかく毎日が忙しくて、楽しくて、1分1秒が短く感じるんです。
朝起きてNICに行って、気付いたらもう夜!?みたいな(笑)。今でこそなれたけど、時間の使い方がへたくそなあたしにとって徹夜は当たり前。1セメの時の睡眠時間は約3.5時間くらいだったかな。それでも続けてこれてるのは、たくさんの人の支えがあるから。家族はもちろんのこと、先生方やジャパスタの方々、そしてなにより、ここで出会えたたくさんの友達の存在のおかげです。女優を目指す子、ホテルスタッフを目指す子、宇宙飛行士、ダンサー、パイロット、スポーツマネージャー、心理学者…、と彼らの夢は様々です。でも違っているからこそ色んな意見を持っていて、たくさんの刺激をもらえるんです。きっとこれは他のどこでもない、NICだからこそ味わえるんだと思います。

逆にNICだから経験する苦労もあります。あたしはステイの辛さを知りました。クラスメイトにどんどん置いていかれることへの焦りや、なかなかテストの成績が上がらない悔しさに心が押しつぶされ、何度も陰で泣きました。でもその分、みんなに追いつきたいって気持ちが強くなったんです。そして初めて自分自身と向き合いました。向き合って分かったこと。今までのあたしは「卵」状態で、たくさんの意見やアドバイスをシャットアウトして聞き入れなくて、でも中身はもろくて…。
自分の夢や色んな事から逃げていました。逃げた先はマジで大変でした。(笑)でも、正解でした。逃げてきたからこそ、本当の自分を見つけられたんです。ステイは決して悪いことではなくて、辛かったけど、自分と向き合うきっかけをくれました。
まだまだ不安が絶えないし「受験生」であることに変わらない。でももうあたしの周りの殻はとれたから。これからの景色が楽しみです!

最後にお父さん、お母さん。自分でも一番手のかかる子だと理解してます。ただでさえ心配の絶えないこんな娘の、留学したいってわがままを許して支えてくれて、本当にありがとう。二人の言葉と笑顔に何度救われたか。いつかその手が離れても、自分の足でしっかり立てるくらい強くなるから、見ててね!

PROFILE

Ami Takeda
茨城県・県立麻生高校

覗きたい未来のある君へ

……目が覚めたら月曜日の朝。ベットの上で身をくすぶり、重い腰をあげ、なんの夢、目標、そして生きがいもなく、ただただ通っていた高校。授業中は空を眺め、放課後になればやら国語やら英語の話が聞こえる。『あー、テストかぁ』と思いつつも空っぽのバックを背負って片道40分の道を自転車にのって家に帰り、夜までバラエティー番組を見る。これが僕の高校での日常だ。いわゆる社会のクズの予備軍の一人だった。

でも別にすべてのものにやる気がない訳ではなかった。ただどうしようもないこの気持ちをはぐらかしていた。勉強がいやだというのもあったのだが、きっとこのまま勉強しても未来なんか、たかが知れていると思っていた。なぜなら親が店を大学の近くで経営していたので手伝っている半ばよく学生たちから話を聞いていた。
だから想像も容易かった。ではどうすればいいのか、就職?専門学校?それとも親の仕事を継ぐか?正直どれもしっくりこなくて、結局、日本の大学に行くしかないのかぁと思っていた。そんな僕の考えを変えたのがNICとの出会いだった。

僕がNICと出会ったのは高校3年生の7月。きっかけはこのMyMissionでの先輩方のコメントに感激を受けたことからはじまり、入学まで踏み切った。NICに入ってからのことについては『勉強はとても大変!でもそれ以上に仲間は最高です。』が一番あてはまる言葉だと思います。ここでは勉強はもちろん、人間としてもどれだけ成長できるのかが試されます。十人十色それが当たり前、他の人と違う意見を持って当たり前です。そんな中だから仲間から影響を受け、自分の個性がどんどん磨かれていきます。だから僕も毎日仲間から沢山の刺激をもらっています。それ以外のことは僕が説明することよりも皆さんに自分で実際に体験し、感じてほしいです。

皆さんにはただ逃げてきただけじゃん!と思われるかもしれません。でもそのおかげで走り出せたことはゆるぎない事実です。確かに当時の僕は目の前の壁から背を向けましたが、それでも今は目の前には違う壁があるのです。「渡る世間は鬼ばかり、人生一寸先は闇」よくお父さんが言っていた言葉です。だから僕は覗きたい未来を覗きに行きます。長くなりましたが最後に一つだけ、親に感謝の気持ちを示したいと思います。「今まで支えてくれてありがとうございます。僕自身まだまだ未熟でこれからもう少しだけご迷惑をおかけしそうですが、どうかよろしくお願いします。」

PROFILE

Ryuichi Kitakata
茨城県・県立土浦第二高校

後輩たちへ

NICは英語が伸びるだけでなく心が育つ場所だと思います。幾度の困難を経験し、その度に苦しみ、時には自分の力で、時には人の助けも借りて、ひとつひとつ乗り越えていく。他のところでは経験できない事が、他のところでは出会えないしっかりとした夢を持った人たちの出会いがここにあります。

NICに入ると大変なの?という質問をよく聞きます。僕も、正直入学する前に思っていました。はっきり言って大変です。
しかし、その大変さを乗り越えた先にしか見えない景色があるのではないかと思っています。僕は、人が成長するときには、3種類の要素が必要なのではないかと思っています。

それは、ライバル、情熱、指導者だと思っています。

ライバルがいるのといないのとでは、成長の速度が断然違います。NICでは、英語のレベル別にクラスが分かれるため、ほぼ同じ英語力の人たちと良き仲間、そしてお互いに切磋琢磨しあえるライバルに出会えます。僕は、特に負けず嫌いなので、このライバルたちの存在がとても励みになっています。

情熱に関しては、人それぞれですが、僕は海外で働きたいと思っているので、そのためには海外の大学でしっかり学びたい、そして、そのために今NICで英語力を最大限伸ばしておきたい。という抽象的ですが、なかなか強い情熱を英語に関して持っています。この情熱は、挫けそうになったときに自分を奮い立たせる最高の処方箋だと思っています。

最後に、良き指導者。NICには学生一人一人のことを考えてくれる良き先生たちがいます。ただ単に英語力という面だけでなく、海外大学に行った時に必要なエッセイの書き方、リサーチペーパーの書き方などより実践的な技術も教えてくれます。

このようにNICには成長できる環境が揃っています。僕もまだ、入学して、7ヶ月ですが、NICに決めて本当に良かったと思います。
なので、後輩の皆さん迷ったらぜひNICへ。

普通の大学生には経験できない最高の環境がここにあります。
絶対に成長できる環境がここにあります。

PROFILE

Koji Takahashi
茨城県・県立下妻第一高校