私がまだ高校に入学したばかりの頃、学校の先生や親は自分の夢や目標を早めに持ち、作ることの大事さを必死に説いていました。しかし、当時の私にはあまりにも漠然としていたため、あまり気に留めることはありませんでした。その結果、周りの友人が自分の進路を決め終え、受験に集中し始めたとき、私はまだ何もやりたいことを見つけられずにいたのです。その時に私はNICのことを知りました。ガイダンスでここがどのような場所で、どのような目標を掲げているのかを知り、興味を持った事で、今私はNICに通っています。
ガイダンスの直後、私は経営者である父と夢や目標といったことについて話しました。その話の途中、初めて父の夢を聞き、自分自身がその手助けをしたいと思ったのです。ハッキリとした自分の夢を見つけたわけではありません。しかし、その時初めて本当にやりたいと思ったことが見つかったのです。NICに来てから変わったわけではないと思うかもしれませんが、私にとってNICのChange Makerの考えを聞かなければ、父と改めて話をすることも無かったでしょうし、自分のやりたいことさえ見つからなかったでしょう。そのうえで、今はハッキリと口にできます。私の今の目標は、経済学、経営学、及び心理学を学んだ上で食品メーカーに就職し、そこで学んでいくあらゆるノウハウを通じて、父の経営の手伝いをすることです。
どのようなことであれ、自分の挑戦したみたいことを見つけ、かつ自分が始められる事から手を出す、私はNICでこのことを学びました。私のように直ぐに目標が定まらなくとも、NICでは、やりたいことを見つけられるような機会がたくさん設けられています。例えば、OB・OGの方々が度々来てくださり、ガイダンスや交流会に参加することで話をすることができます。その他に、日本人スタッフの方との面談や、カウンセリングといった形で様々な相談をすることもできます。自分だけで目標を決めることはとても難しいことです。ですので、もしどのような事でも迷うことがあれば、誰かに相談してみることです。
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