第29期生メッセージ集【大阪校編】

JR西日本東西線 8時06分発 京橋駅

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去年の今頃、僕は現実から逃げるためにNIC に入学しました。僕は今、夢を追いかけています。 僕がNICに出会うまでの経緯を最初から説明すると、この「My Mission」が「河合郁希 回顧録~救いようのないあほ~」になってしまうので致し方なく省略しますが、1 年前の僕はぼんくらでした。もし世界ぼんくら選手権があれば優勝できるといっても過言ではないくらいぼんくらでした。さらに、このぼんくらに引けを取らない短気とネガティブ思考も、僕のすっからかんな脳みその大半を占めていました。

高校も中退し、留学どころかこれから生きる予定もなかった僕は「どうせ死ぬんやから1 回くらい死ぬほど何かしてみてもいいやろ」というようなノリでこの学校に入学しました。でも、その気持ちとは裏腹に他の「何か」も期待していました。
再び僕がやる気を取り戻すことです。ちなみにやる気とは幼稚園の頃に運動会の選手宣誓を努めてから縁を切っていました。

NIC に入学して、僕は勉強ができないことだけでなく、改めて自分の協調性の無さにショックを受けました。後者に関しては学校のみんながすごく優しいからこそ余計に強く感じたことでした。他にも気がついた事はあります。僕の脳みそはすっからかんじゃない事、ぼんくらは競うものではない事、僕を信じ続けてくれる人がいる事。これらの「気づき」のおかげで、入学前と後での僕の考え方は540度変わりました。

頭から水をかけられても学校に行こうとしなかった僕が、今では毎日同じ電車に乗るために、クロックスで全力疾走しています。人間はやればできるみたいです。
僕は今ヒマラヤ山脈より高い壁にぶち当たっています。それはサボり癖です。生まれた時からこの壁は見えていましたが、やっと手をつけられるくらいの高さまで登ってこられました。

僕は将来、絵を中心に世界的な表現者になります。サボってちゃ多分ダメだと思います。だから僕は四半世紀以上かけてでも、この壁を乗り越えようと思います。僕に人間として接してくれた人達へー 正直僕がみんなに思うことは、全員が変人であほということです。なんでこんな奴のためにわざわざ自分たちの時間を無駄にするんさ笑。人生1 回しかないんやで、悪趣味にもほどがある。みんなのせいで僕は死ぬまで生き続けないと恩返しができなくなりました。ありがとうございます。泥をすすってでも夢を叶えます。また僕のことを信じ続けてくれたら嬉しいです。

6期生になるやもしれない人達へー みんなに知ってもらいたい事は、別にNIC に通っているからって凄いわけではないという事です。僕も含めてNIC の学生はみんな失敗しまくってます。星の数だけ失敗して、その失敗が経験となり目標を達成する事で自信に繋がるんです。それを短期間で経験できる学校です。NIC に入学する予定の人は、是非無駄なプライドを全部捨ててみてください。きっとどんな困難も乗り越えられます。悩んでいる人は、ギリギリまで悩み続けてください。
NIC は、とても分かりやすく説明するとヤバい学校です。でも、日本一良い学校です。失敗しますか?しませんか?

PROFILE

Takaki Kawai
大阪府・常翔学園高校より2年次転入
NIC大阪校 高校部2年
飛び級でイリノイ州モーレーンバレーカレッジ進学