第29期生メッセージ集【大阪校編】

T Family / 過去からの教訓と感謝の気持ち

T Family

小さい時は、幼稚園でプリンセスと呼ばれるほど可愛く育ててくれていましたね。だけどいつからか、破天荒でだらしない女の子に育ってしまい、こんな風に育てた覚えない、と言われたのを覚えています。勉強面でも生活面でも沢山迷惑かけて、今では数え切れない程の『ごめんなさい』でいっぱいです。
だけどそれよりも、ママとパパに伝えたい事、それは『ありがとう』です。

私が中学生の時、ほぼ毎日バレエに通い、毎日夜中まで練習したり、馬鹿みたいにバレエ漬けの日々を送っていました。だけどそんな私の送り迎えや、私が帰ってくる夜中まで寝ずに待っていてくれていたり、今考えると、愛されていたんだなあ と思います。でもあの頃の私は反抗期で、そんな優しささえもおせっかいに感じていました。

高校生になり、私はギリギリで受かった私立の高校に通うことに。だけど提出物を出さなかったり、赤点をとったりと、最悪な高校生活の中、ある大学説明会で見つけたNIC。最初はママもパパも私も『大学候補にいい』と考えるだけで、まさか高校をやめるだなんて誰も考えていませんでしたね。だけど体験授業や説明会に行くにつれて、私の心が変わり、家族会議を何回もしてNICに入る事を認めてくれた時の事は今でも忘れません。もし私が親だったらママやパパのように娘が学校をやめる事を賛成できるかわからないのに、ママとパパは反対するどころか、むしろ『 希来里がやりたい事ならパパとママは全力で応援するから頑張れ！』と言ってくれましたね。

私がNICに入り、宿題は多く、寝る時間は少なく、私が想像していたのをはるかに超える現実を過ごす事になりました。今まで全く勉強と縁のなかった私にとっては、とても過酷で、ママとパパが寝た後に泣いたりした事もありました。私は昔から弱さや努力を親に見せたくなかったのでパパとママは何も知らないと思っていました。だけど親は何故か何も言わなくても全てお見通しで、『無理すんなよ』『ちゃんと寝なよ！』と声をかけてくれたり、私のためにカフェオレを作ってくれたりと、こんな些細な事だけど、私にとっては大きな支えになっていました。そんな毎日が幸せな事なんだなあと、そこでようやく親の大切さに気付くことができました。

いつも天然で私を笑わせてくれてでも時にはきちんと叱ってくれるパパ、いつもだらしない私のために叱ってくれて希来里と智加来の事を一番に考えてくれるママ。私は二人の娘になれて、とっても幸せです。こんな私を育ててくれて本当にありがとう。そして、これからもずっとずっと仲良し家族でいようね！大好きだよ！

Serendipity

3月のHead Startから始まったNIC での生活も、もう残り1セメスターになりました。振り返ってみたら本当に早すぎて、この9か月間勿論英語は死ぬほど勉強してきたけど それ以上にもっと大事なこともたくさん学びました。

だらけた高校3年間を過ごして周りが受験モードの中、私はNIC に入る事を選んで、その時は本当にこの選択は正しいか、日本の大学に普通に入った方がいいんじゃないか、とか色々考えたりもしました。でも今私が断言できるのは「NIC に来てよかった」という事です。めちゃめちゃ人見知りな私でも、今まで本気の努力なんかした事がなかった私でも、この人達が頑張ってるから私も頑張ろうって思える最高の友達に出逢える事ができました。

正直辛い事もいっぱいあります。努力するからこそ初めて自分の限界を知ったり、人生で初めて自分がどんなに頑張っても何をしてもどうにもならない事があったり、でもそんな時に本当にいつでも支えてくれるのはNICの仲間達です。顔色見ただけで全部察してくれて、出逢って1年も経ってないのに家族みたいに理解してくれます。NIC 生は全員、まず最初に海外の大学に進学するっていう同じ目標を持ってて、しかもみんな意識がめっちゃ高いから、生ぬるい今までの環境とは違って 努力しないことが恥ずかしくて、だから大量の宿題も頑張れるし少ない睡眠時間でも頑張れます。

でも私が一つ言えることは、一人だったら絶対に絶対に頑張れないということです。毎日死ぬ程勉強して、その分毎日一緒に爆笑して、遊ぶ時はめちゃめちゃはじけて、そんな最高な仲間達に本当に本当に毎日感謝しています。NICに来て、この最高の仲間達に出逢えたっていうことが私の一番の宝物になりました。これからも卒業してもずっとよろしくね。みんなだいすき！