第30期生メッセージ集

Your life is created by your decisions!

高校生活。第一希望の高校に落ちた私は、ヤケクソで家から一番近い高校を選んだ。
高校生活は人生で一番辛く、暗闇の中を毎日歩いているようだった。
そんな時に一つのヒカリが私のもとへと差し込んだ。その光を求めて旅をしてみると、そこには見たことのない世界が広がっていた。そこには変わった花がたくさんあったが、どれもみな綺麗に咲いていた。
私は今、山を登っている。長く険しい山だ。旅をしている中で気づいたことがある。
私がかすり傷をして、休憩している横を重傷を負った人が笑顔で駆け抜けて行った。その人は、どうしてもあの山の上に行きたい。だからこんなけがなんてへっちゃらさ。と答えた。
けがをしたからできない。誰かに邪魔されたからできない。
そんなこと言ってちゃいつまでたってあの山には行けないよ。
君がもし、山に登れない。
けがをしているなら。というのなら、それは君のけがのせいじゃない。
その決断は君がしたんだよ。

私は、人のせいにして生きてきた。でも全ては自分が決断したことだった。
人のせいにすると決めたのも自分。陰口を言うと決めたのも自分。
でも、逆に言えば、自分の決断で人生が成り立っているんだったら、自分の選択次第で人生は変わるってこと！

この考え方を得られるきっかけになったのは、母のおかげだ。
父と母にはすごく感謝している。もちろん今まで育ててきてくれたことや、お金の面もある。
だが、一番は私にいろんなことを体験させてくれたことだ。
小学校の時は毎日習い事をしていた。習字、ダンス、ピアノ、塾、絵。
今では母の影響でいろんな人の講演会に行くようになった。もちろんまだまだ完璧に理解できる理論ではないが、少しずつではあるが、その人たちの考え方がわかってきた。
そんな環境の中で育った私には、友達に引かれることが多かった。
だって急に人生論とか語り出すんだもん。笑。
母はいつもいう。私が他の人とは違う。という事を自覚しなさい。と。
昔は人と考え方が違うことに悩んでいた。でも今は、その方が面白いと思う。だって全員同じなんて、全員お揃いの制服を着ているみたいだから。

私の夢。ファッションデザイナーになる。

この決断は自分の中ですごく葛藤があった。でもこの言葉で目が冷めた。
人生は一度きり！やりたいことをしよう！
もちろん違う意見の人もいると思う。けど、みんな！死ななければ何回でもやりなおせるよ！まだ若いんだ！夢がなくてもいい。私も夢がなかった。
けど、NICのおかげで私は夢を見つけることができた。NICは私にいろんな世界を見せてくれた。こんな小さなビルに無数の可能生が散らばっている。
それを掴めるかどうかはあなた次第。共に励もう。