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同窓生インタビュー

<2004年冬>
後藤奈津代さん NIC第16期生 静岡県立沼津西高校出身
ネバダ州立サザンネバダカレッジ、ホテル経営学科


日本人

◆きかっけは、「英語を話せるようになりたい」

NlCを志望した一番最初のきっかけは、「英語を話せるようになりたい」というものでした。それから家族でハワイ旅行をすることになって、宿泊先のホテルで、泊まるホテルが素晴らしいと旅の思い出も良くなるんだと実感して、それを提供する側になれたら素敵だな、と思ったのがきっカ'けです。

これまでの成績はほとんどオールAに近い成績を維持しています。06年の5月にササンネバダを卒業し、8月からUNLV(ネバダ州立大学ラスベガス校)のホテル経営学部に3年次編入の予定です。

サザンネバダのホテルマネージメントは、実習や課外研修が充実していて、先日もフイールドトリップの一環で、ラスベガスで最も大きいホテルのひとつである、MGMグンドホテルを見学しました。普段は見られない、ホテルの裏側や、運営に関する細かいことも聞くことができました。

勉強は大変ですか?と聞かれることも多いのですが勉強はNlCにいた時の方が大変でした。NICにいたときは朝まで勉強することもよくありましたし、それに比べれば、今の勉強はたいしたことありません(笑)。

◆犬の散歩で1回10ドル

ラスベガスは都会ですが、物価がとても安く、現在は3ベッドルーム・2バス(3LDKでお風呂トイレが二つあるアパート)に3人で住んでいます。プールやジムもついているのですが、家賃は一人320ドルくらい(約3万7千円)で、食費や交遊費などを含め、月600ドル(約7万円)で全部を賄っています。

私は犬がとても好きで、将来の夢は、ホテルで働くことのほかにドッグトレーナーになるというのもあるのですが、今は自分で犬を飼うことが難しいので、近所の家の犬を散歩させてもらっています。1回1時問で10ドルもらっているのですが、お金目的ではなく、犬と触れたい、というのが一番の目的です。ラスベガスではシェルターのボランテイアもあるんです。これは、迷い犬を保護するところで、次の飼い主を見つけるというものなのですが、私も勉強にもう少し余裕ができたらやってみようと思っています。

◆「日本人」

アメリカに来て、自分が「日本人」であることに誇リを持てるようになりました。アメリカに来てみると、各国の人たちと日本について話す機会が増え、日本という国を客観的に見ることができ、日本のいいところを再発見することができたし、日本人として、日本の長い歴史や美しい文化を大切にしなければならなと思うようになりました。

よくアメリカに来ている日本人が、英語力が伸びないから日本人とは話さない」という風に頑張っている人がいるのですが、日本人といることが必ずしもマイナスにならないし、むしろOO人などという人種で分けるのではなく、その「人」がどういう人なのかが大切だと思います。

私も時どき日本人の友達と話しますが、アメリカ人と同等にやっていくためにはどうしたらいいか、アメリ力人に負けないように、というようなことをよく話します。そういって互いに励ましあえるということでは、同じ国から、似たような目標を持って来ている仲間は、とても大切です。

私にとって留学は、「英語を勉強すること」ではなく、「海外での学生生活を通して、視野を広げること」です。いろいろな経験を生かして、人間としての器を大きくして、人を助けられる人になれればと思っています。

今海外進学に興味のある人は、自分の限界を自分で決める必要はないので、「自分には無理かもしれない」と思うことにも果敢にチャレンジしてほしいと思います。

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