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北海道
高岸 侑可 (タカギシ ユカ)
道立・倶知安高等学校

 NICに来て早8ヶ月 ! これまでにいろいろな事がありました。
 まず、NICに出会ったのは高3前で、その時、周囲の人たちからは賛成してもらえなかったけど、頑固な私は自分の意志を貫きました。
 二月のヘッドプログラムに参加して、新しい友達がたくさんできて、短期間だったけど心が開ける友達に出会えました。一学期は毎日勉強に追われ余裕のない毎日でした。二学期になり、うまく時間が使えるようになって、生活にも「遊び」が加わり、充実した生活を送ることができた気がします。二学期が終わる今、思うことは、これまで早かったなぁってこと!!慣れない環境や、その中での一人暮らし、新しい友達やクラスメイト、寝れないほどの宿題、理想と現実の違い…悩みや壁はたくさんあったけど、だからこそ強くなるチャンスもたくさんあったんだと思います。
 ここで出会った友達は皆、夢があったり、強い意志を持っていたり…個性豊かって感じで、自分に自信なくしたりもしたけど、たくさん刺激を受けました。NICに来て、自分とちゃんと向き合えるようになったと思います。今は自分自身もっと強くとならなきゃなぁって思うのと、最後の三学期を後悔のないように、留学前の最後の一年を素晴らしい一年にしたいです!
 私はここに入学する前、この「47人の精鋭たち」を見て、早く学校に行きたいと思いました。NICは自由で、大変で、だけど楽しくて、自分しだいで可能性を広げられる学校だと思います。
 そして、最後には賛成、今は応援してくれている両親にとても感謝しています。だからこそ、夢を叶えたいと思います!!


北海道
清水 やよい (シミズ ヤヨイ)
私立・遺愛女子高等学校

 「あっという間だね〜!」
 何回この言葉を友達と言ったか数えられません。今までの私の人生の中でこんなに早くて、濃い一年は初めてでした。というか、やらなければならないことが次から次へと出てきて、時間がもっと欲しいという感じです。また、「もうだめだぁ〜」と思うときや、「今週生き延びられるかな??(笑)」と友達と言っている時もあったりして、本当にNICはとても大変です。でも私が何とか今まで乗り切って、頑張ってこられたのは、支えてくれている人がいるからです。
 まず、NICの友達。どんなに辛くても一緒にがんばろうってお互いに励ましあえて、私を支えてくれる大切な仲間です。皆がいなければNIC生活はこんなに楽しいものではなくなっていたし、途中で投げ出していたかも。ありがとう☆出会えて良かったって本当に思います ! 
 そして家族にもいっぱい支えてもらいました。この一年は家族の大切さを改めて知ったと感じました。これから渡米するにあたっていろんな不安はあるけれどやっぱりすごい楽しみです。家族にはさらに心配をかけてしまうけど今よりももっともっと頑張ってくるので見守っていてください♪
 あとほんのわずかのNIC生活だけど今よりも充実して悔いの無いように過ごしていきたいです。


北海道
高田 敬太郎 (タカダ ケイタロウ)
私立・函館ラ・サール高等学校

 僕は小さな頃から世界に憧れを抱いていました。
 父が海外旅行に行き、見たこともないお土産を買ってくると、さらにその憧れは強くなりました。小学生の時家族でシンガポールへ行き、そこで自分の知らない世界に触れました。シンガポールは4言語を公用語とし、主に3つの宗教が共存しています。何よりも僕が興味を持ったのは日本の淡路島ほどの面積の都市国家が東南アジアで最も栄えている国だった事です。
 そして高校に入ってから留学を意識し始めました。僕は都市学を専攻するつもりです。人が住みやすく環境に優しい都市を計画するのに携わりたいと考えています。
 日本の大学では都市工学がありますが、都市工学は理系分野で都市学とは違います。都市学は都市工学よりも更に、幅広くそこに住む人のことやコミュニティーの事などを考えるのです。都市学を学ぶためにカリフォルニア州立デアンザ・カレッジを経由してカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校に行きたいと思ってます。そのために今はNICでアカデミック*のクラスを履修し頑張っています。
 この学校に来ている学生は皆強い個性を持っていて、そんな皆といろんな面で協力して過ごす毎日はとても充実しています。
*アカデミック: 卒業単位の一部となる一般教養課程の授業


北海道
中尾 有貴 (ナカオ ユキ)
道立・帯広柏葉高等学校

 私はサマー・プログラムもヘッドスタート・プログラムも参加していなかったので、入学当時は友達も少なくNICに来る人ってどんな人達なんだろうな〜と、期待よりも不安の方が大きかったと思います。
 でもいざクラスが始まると、NICの皆は本当にいい人達ばっかりで、一緒にいて楽しくて、尊敬できる友達もたくさんできました。高校の時と比べ一番変わったのは時間の無さ ! 1週間が3日くらいに感じます。毎日たくさんのやらなきゃいけないことに追われ、宿題が辛くて適当にやってしまいそうになったり、投げ出しそうになったりした時も、頑張り屋の皆が側で頑張っていたからなんとか乗り越えて来る事ができました。特に夜中とか宿題が煮詰まった時に、寮の友達にはいっぱい助けてもらって本当に感謝です ! 迷惑かけっぱなしでごめんね(>_<)。さらに2学期からはバイトも始め、アウティング委員会などもあり本当にハードだったけど、今こうして思い返してみれば、毎日の辛かった宿題分、NICに来て忘れられない楽しい思い出をいっぱいもらえて、充実した日々を過ごしてきました。クラス皆で行ったディズニーランドとか ! 雨すごかったけど・・・ (笑)
 実を言うと、まだ自分がアメリカに行って何を学びたいとか、具体的な目標が全然見えてこなくて、夢をしっかり持っている周りの友達と比べて落ち込んだりもしたけど、Year Songの「焦らないで大丈夫、きっと道はできてるから」という歌詞をいつも思い出して渡米してもまっすぐ進んで行きたいです。
 最後にいつも背中を押してくれる両親へ。一番感謝してます。後悔しないように一生懸命これからも頑張るね ! 


北海道
鈴木 和博 (スズキ カズヒロ)
道立・札幌北高等学校

 最近、二学期ももう終わりに近づいていることにやっと気がつきました。本当に、月日が経つのは早いです!NICに入学したのが、ついこの間のことのように思えて仕方ありません。
 いきなりですが私は一浪しています。(クラス内で、7月までこの事を知らなかった人が数名いました(笑))。浪人するまでは、特に理由もなく地元の国立大学の進学を、それも漠然と考えていました。予備校に通うようになってからも、相変わらず意味もなく、世間で言われるところの有名大学に入ろうと思っていました。さすがにこのままではマズいと思い、改めて自分の将来について考えてみたのです。
 たどり着いた結論は、「自分の好きな英語が生かせて、しかも色々な科目を基礎から学べるのは留学だ!」というものでした。NICはまさにこの希望を叶えてくれる学校だと確信し、入学を決意しました。
 授業は、宿題が多くて確かに大変ですが、自分がやってきた分だけ理解度が増して楽しくなるので、皆マジで勉強します!(睡眠不足は日常茶飯事)。一番大切なことは、やっぱりtime managementです。スケジュール無しだと、test & due dayはいつの間にかやってきます。なのでこれからNIC生になる皆さん ! 自己管理に十分注意してください!

P.S. Thanks for appreciating my decision, Mother and Grandma! I'm happy to spend precious time now. Without your great help, I could never live. I'll do my best without failing !


青森
吉田 千晴 (ヨシダ チハル)
県立・青森高等学校

 もうすぐ冬休み。NICに入ってからの約7ヶ月間は、本当にあっという間でした。
 宿題に追われ、エッセイの提出に迫られ、それらが終わるとすぐクイズにテスト!、な毎日。全部投げ出したくなったり、学校を休みたくなるときもあったけど、それでもそんな中を楽しく過ごせたのは友達のおかげです。
 特に前のクラスの皆には、知らない間にかなり支えられていました。実は2学期始め、色々な理由からやる気を失くして、だらけていました。授業も身が入らず、テスト結果も散々で、今考えると結構危うい状況だったような気がします。でもoutingのときにある友達から「皆が頑張っている」ということを聞いて、自分も『頑張んなきゃ!』と思い、立ち直ることができました。その時に聞いていなかったら、絶対にやる気を取り戻すことはできなかったと思います。なので、本当にありがとうございました。
 NICには英国で考古学を勉強したくて入学しました。でも、皆に出会えた以外にも、色々当たり前だと思っていたものの大切さがわかって、それだけでも今NICに入学して良かったと思っています。


岩手
堀口 靖仁 (ホリグチ ヤスヒト)
私立・盛岡中央高等学校

 僕はNICに入って、とても変わることが出来ました。
 正直、NICに入る前は、全然勉強してなかったので、NICに入るのは少し怖かったです。しかし、いざ入学してみたら想像とは違った世界がありました。確かに宿題は多いし、やることはたくさんあるのですが、授業は楽しいし、いろいろなタイプの先生や学生がいて、とても充実した毎日を送っています。そのお陰で今では、英語を使う事、英語を話す事が前より好きになりました。
 僕は、NICはとても刺激的な学校だと思います。NICには日本全国、あるいは海外から何か夢や目標をもった人が来ています。僕もたくさんの人に出会い、たくさん友達ができました。NICにはいい人達がたくさんいます。自分がなにか悩んでいる時には相談にのってもらったり、友達が悩んでいる時には相談にのってあげたりして、お互いに助け合い頑張っています。
 NICに入学することを認め、今なお支えてくれている両親に感謝しています。そしてこれまでNICでお世話になった人たちにも感謝しています。これからも目標を見失わずに頑張っていきたいと思います。


岩手
渡辺 里美 (ワタナベ サトミ)
県立・一関第一高等学校

 昨年の1月のHead startに参加してから早一年。私は沢山の思い出と、沢山の友達を得る事が出来、そしてまた様々な貴重な体験をすることが出来ました。
 振り返ると、この一年は常に忙しく、毎日があわただしく過ぎていきました。宿題やクイズ、それにテストといったものに追われたこの一年は、私の人生史上最も内容の濃いものでした。
 忙しい毎日の中で、友達と自分の目標や夢、そして大学の話や世間話をする時間は、とても新鮮で楽しく、本当にお腹が痛くなる程お互い爆笑して話しています。落ち込んだ時も皆を見ていると、辛いのは私だけじゃない、と改めて感じました。また、家族や沢山の人達にもいつも気に掛けてもらい、離れた場所で私を支えてくれました。
 思えば高校の進路決定の時、決して自分の進路を譲らず、家族や先生方を困らせた私ですが、この道を選んだことに、一切後悔はしていません。確かに、日本の大学と違い、入学した時点での自分の将来の姿はどうなるものか全然想像も出来ない世界ですが、かえってそれが、私達に無限の可能性を与えてくれるのだと、私は信じます。
 どの道を選ぼうと、どんな人間になろうと、私は自分の人生を悔いのない様に送りたいです。まだまだ迷惑はかけますが、私にかかわってくれた皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いします☆


秋田
仁村 元子 (ニムラ モトコ)
県立・秋田南高等学校

 NICに入学してからのこの8ヶ月間は、今までで一番たくさんのことを考えて、悩んで、自分を見つめてきたと思う。
 それから自分が少しずつ変わっているのも事実。根っからのめんどうくさがりやで小心者だったはずなのに、サークルを作ったりyear songに参加している。高校の時は授業中に手を挙げるなんて考えたこともなかったけど、今はできる限り発言しているつもりだ。あと、死ぬほど忙しくても案外やってのけられることが最近分かった。自分を変えなきゃやっていけないと言えばそれまでだけど、NICは私に自分を変えることができる環境を提供してくれている。自分のがんばり次第でいくらでも成長できる場所、それがNICなんだと思う。自分を変えられた、もう一つの大きな要素になったのはやっぱり友達だと思う。NICの人たちは皆すごくFriendlyだから、人見知りする私もすぐに友達が増えた。全国各地からやってきて、それぞれがまったく違う個性や夢をもっているNICの友達は、いつも私に刺激を与えてくれた。
 最後に、留学することを一度も反対せず、いつも適切なアドバイスをくれる母と、時にはディベートのアイディアを出してくれたりする、子離れができてない父(笑)に、心から感謝したい。
 それではおなじみの言葉でしめたいと思います。せばまたね〜☆★


秋田
横山 朋代 (ヨコヤマ トモヨ)
県立・秋田南高等学校

 NICに入学して初めてちょっと日曜日が嫌いになった。高校の時は大好きな休日だったけど、今は宿題に追われて睡眠時間もそこそこに月曜日を迎える。 
 そんなNIC生活も、気づけば残すところあと1学期。こんなに時間が過ぎるのが早いと感じたのは初めてだ。と同時に、こんなに中身の詰まった学校生活も初めてじゃないかと思う。正直、私はそんなに勉強が好きじゃないし、そのくせ夢ばっかりでかいけど、今NICで留学に向かって必死になっている自分が今まで1番好きだ☆
 NICに入学して、感謝の気持ちを伝えたい人が本当にたくさんできた。それぞれの志を持った友達と一緒にNICで勉強できること、親身になってくれる先生がいること、そして家族が応援してくれること。「私、本当に幸せだな」ってつくづく実感させてくれた。私を支えてくれる皆への感謝の気持ちを、アメリカ留学で夢を実現させることで伝えられたらと思う!!
 5年後の私を楽しみにしていてね!!せばまずね☆!!


宮城
今野 由子 (コンノ ユウコ)
私立・宮城学院高等学校

 NICで私が得たものは、一言では言い表せないほどたくさんありますが、一つ挙げるとすれば人と話をすることの楽しさ、奥深さを知ったことです。
 この一年は、学校内でも外でもたくさんのディスカッションをする機会に恵まれ、皆、良い意味で自分の話を喋りたがり、相手の話も聞きたがりの人たちばかりなので、議論が白熱することもしょっちゅうでした。
 自分の意見を相手に伝える難しさと重要さを知り、相手の考えを知ることで自分の考えも感化され、そこからさらに広がっていく視野に、胸が高鳴りました。人と人とのコミュニケーションは簡単なものではなく、時にもどかしいこともありましたが、クラス、サークル、ダンス、そしてルームメイト、皆と話した、くだらないことから将来の夢や悩み、気づいたら朝だった…というくらい語り明かした事たちが今の私の基となっています。
 学校生活や親元を離れての東京暮らしで、辛いことがあっても皆の支えがあったからここまで来れました。話をすることで、その人の外見からは想像もつかないような考えをもっていたりすることがわかるのは、とても楽しい発見です。本を読んだり、将来について考えたり、自分という存在を客観的に見るようにすること、これらはNICで出会った友人の影響です。今まで呑気に生きてきて楽しい事はたくさんあったけど、考えることを通して、それとは全く違う楽しさ、充実感を知りました。
 NICで出会えた皆は、夢に向かって努力していたり考えていたり、日々切磋琢磨しあえて良い影響を与えあえる、素晴らしい友人だと思います。たくさんの刺激を受けました。これからそれぞれ違う道を歩むことになりますが、これから私が生きていく上で今後出会うであろう人達からもたくさんのものを吸収して、いつかまた皆に会えた時、私が支えられていた人達のように周囲に良い影響を与えられるような、今より成長した新しい私でいたいと思います。
 NICで過ごした短い時間の中、巡り会えた出会い、大好きな友達とチャンスをくれた仙台の家族、アムール戸山で共に暮らした第二の家族、直美、皆に心の底から感謝感謝の気持ちを届けたいです。


宮城
佐藤 華子 (サトウ ハナコ)
私立・仙台育英学園高等学校

 この一年間は、あっという間と凄く長い時が交差していた一年間。もちろん思っていた通り、辛いことも沢山あったし、逃げ出したくなった事なんて数えきれなくて…それでも、ここまでやって来られたのはやっぱり夢があったからで、自分に何も信じて突き進めるものがなかったら、途中で投げ出してたと思う。
 NICに入学して出来た友達は、今はもう涙が出る位大切な存在。皆心から大切で、大好きで、離れたくなくて、そして誰よりも絶対に成功する人達だと思う。自分も含め…。だから皆にも絶対諦めてほしくないし、輝いててほしい。そして、そういうチャンスを待つんじゃなくて掴みに行こうとする人が集まってる、素晴らしい場所で勉強出来た事に心から感謝。お父さん本当にありがとう。
 一年間凄く大勢の色々な人に出会って、沢山の事を話したり、体験したりして、それが今経験になって自分が一回りも二回りも成長出来たって感じれる事が何よりも嬉しい。
 全ての事に、人に、感謝 ! プププ ! 


宮城
大泉 智哉 (オオイズミ トモヤ)
県立・仙台第二高等学校

NICを目指す人たちへ  
                           
 今日の日本では、今でもなお『留学』と聞くと一歩引いてしまう人がたくさんいます。自分たちの長年暮らしてきた安全で住みやすい土地を離れ、家族と離れ、異国の地で、しかも日本人の不得意な英語を使って勉強するのですから、不安で、留学は怖いものと思うのは当然かもしれません。人と違った選択をするには大変な勇気が必要です。日本というお国柄、「出る杭は打たれる」で、学校の先生や両親たちは留学に賛成してくれないかもしれません。
 しかし人生は一度きり、勇気を振り絞って、自分の世界を広げてみましょう。NICはそんな勇気を持った学生でいっぱいです。先生方も皆とてもユニークな方々ばかりで毎日の授業が楽しく、笑いでいっぱいです。宿題が多く、寝る時間がほとんどなくてもやり通せます。
 そして、同じ海外留学を目指す者たちが集まったNICでは、すばらしい友人がたくさんできます。辛くても励ましあえる友人たちは、何ものにも代えがたい宝だと思います。そんな仲間たちがいるお陰で、どんなに辛くてもこの一年がんばってこれました。
 皆さんもきっと、NICで、留学する前の一年間、充実した実りの多い毎日を過ごせることでしょう。


山形
東海林 淳 (トウカイリン ジュン)
県立・山形中央高等学校

 「お前、(英語の)テストどうだった?」、「今回はOO点、赤点じゃなくて助かった!お前の方は?」、「俺は赤点だった。先生、後OO点くれねえかなぁ?(笑)」
高校生の時、テストの答案用紙が返ってくる度に、私は友人達とこの様な会話をしていました。高校時代、私は学校の勉強、特に受験英語が大嫌いで、「学校のテストは赤点をとらなきゃいい、英語の赤点にさえ気をつければ卒業はできる」といった話を友人と冗談交じりで話したことを覚えています。今思えば、あの頃は、NICでEAP*の授業を履修している自分を、まったく想像出来ませんでした。
 そんな私が、自分の進路を決めなくてはならない高校3年の時、日本の大学を探していましたが、興味を引くものがなく、どうしようかと考えていた時、私の従兄が留学していたこともあり、留学をして勉強をするのも良いのではないかと考え、インターネットでいろいろと探している時に、偶然NICを見つけました。NICについていろいろと調べていると、何か自分を変えてくれるものが、ここにはあると感じ、英語を殆ど話せない事も忘れ、NICに入りたいと強く思いました。
 こんな私にとって、英語で授業を受け、ましてや留学を志すことはもちろん簡単なことではありません。しかし、NICでの勉強も留学も諦めようと思ったことはありません。なぜなら、私にも当然、NICの仲間達と同じように夢があり、それをただ夢見るだけで終わらせずにアメリカで、自分自身の力で自分の“GOAL”にかえるためです。
 NICでの生活は私の夢“GOAL”への第一歩だと思っています。
*EAP: 英語研修課程


山形
榎本 志保 (エノモト シホ)
県立・鶴岡南高等学校

 私は十代にして、すでに守りの人生を送ろうとしていました。適当な大学に進んで就職したらいいやと、思っていました。しかしこの一年で、私は変わりました。NICには全国各地から老若男女が集まるので、ほんとにいろんな人がいたし、よく学びよく遊んでいろんなことを経験しました。
 皆と過ごしたNICでの一年は、全てが新鮮で面白くて刺激的でした。アメリカでは、どんなすんばらしい事が待ち受けているのか、今から楽しみでなりません。もっともっと多くの人と触れ合って、いろんな事に挑戦して、身も心も磨きたいです。私は120才まで生きるつもりなので、残りの人生100年は、がんがん攻めていきたいと思います。
 最後に、あまり相談もせずに留学を決めてしまった私を信じて、応援してくれている家族のみなさま、本当に感謝してます。立派になった長女が帰ってくる日を楽しみにしといてね☆


山形
海老名 智秋 (エビナ チアキ)
県立・楯岡高等学校

 自分はイギリスでEquine studies を勉強する ! それでもって夢は、障害者乗馬インストラクターになること。UKP*の個人セッションでは、カウンセラーのゴーディング氏に「君はとてもspecific でunusual だね。」と言われた。「ドンと来いっ ! 」ってな感じだった。Equine というのは馬のこと。幼いころ、TBSの某動物番組で障害者乗馬というものを知ってから、自分は馬が大好きだ。半分中毒かもしれない。あれ、ほんとマジやばいです。乗馬をしている人々の笑顔みたら、気づかないうちに自分も笑っていた。No Reasonで。人間だけではなく馬達もすごくイキイキとしていた。その馬達というのは故障や病気や成績不振で、安楽死を余儀なくされた元競走馬。人間はnegative、馬は人間不信という最悪のコンディション。しかしこれがまたNo theoryでお互いの癒しになる。幼心に超感激した。「こんなに動物と人間が仲良くできるのだ ! すげえ ! 」って・・・。自分はこの馬と人との間に立つ人間になりたいと思った。
 今、自分がこんな風に自分自身と向き合えるのは、すべてNICで出会った友達のおかげ。去年の一月のヘッドスタートプログラムから、自分は本当にすばらしい仲間達に出会うことができた。皆がいてくれたからつらいことなんて一つもなかった。毎日学校に来るのが楽しくて、一緒に勉強できるのが嬉しくて仕方なかった。皆の見えない優しさや言葉のパワーに救われた。だから、自分は一回も学校休んでない ! つらくて泣いたこともない ! 本当に・・本当に一人ひとりが大好きな自分の宝物だ。(やべ泣きそう。)この間、チェーンメールで「日本人の全人口を約一億二千万人として、毎日百人にあいさつしていくとすると百二十万年かかる。だからあなたが出会うことのできた人達はとんでもない確率をくぐり抜けてきた大切な人。この偶然に感謝して友達五人にこのメールを・・・。」というものがまわってきた。本当にそうだと思う。そして自分達は、さらにその確率の輪を広げ世界に出て行こうとしている。世界視野で見れば各国の単位なんてとても小さく、日本などミクロサイズなのだろうけど、今、この日この時NIC で皆に出会わせてくれた神様に感謝 ! Thank you very much my friends!!!
 最後に宮本武蔵の「五輪の書」風の巻より。"In this world when searching for the interior depths of a mountain, if you think of going even farther into the interior than you already are, you will go right out of the entrance again. In any subject at all, there are points fitting for the interior and good things coming through the entrance. (世間一般において、山の奥を尋ねるのに、なお奥へ行こうとすると、かえって山の入り口に出てしまうものである。どのような道であっても、奥から入ってもよい場合があり、表から入っても良いこともあるのである。)"
 自分がこの言葉に出会ったのは、自分の進路について話し合うために両親が上京してきていた時だった。(母が六本木ヒルズでこの本を買ってきた。)In short、何事においても、入り口も出口も一つではない。道も一つではない。もしかしたら、それ自体存在しないかもしれない。しかし、"今"を真に生きていれば自然とそれはコンパスになる・・・ってことじゃないかと自分は思う。武蔵殿。貴殿の精神は、古代にありて遥か遠くを望んでいたのかもしれない。自分も生きて、探そうと思う。
 父さん、頑固なところと不器用さと身体の大きさは、本当にあなた譲りです。母さん、あなたのactiveなpersonalityは、自分を大きく変えるpromptになりました。 いつも応援してくれてありがとう。いつか自分がlead する馬に乗ってください。
*UKP: United KIngdom Placement=イギリス国立大学進学プログラム


福島
畑田 大地 (ハタケダ ダイチ)
県立・郡山高等学校

 「あなたの夢は何ですか。」
 度々自分に問いかける質問です。私の夢は、自分の声を使った仕事をして、世界中の人たちに畑田大地の名を知ってもらう事です。例えば、歌う事やラジオのDJをする事、朗読する事にも興味があります。でも何か不思議です。夢みたい、でも夢じゃない。現実につながっている。そう思わせるのがNICの魔力だと思います。それは、ここに何をやりたいのかを考えるための雰囲気と、それを叶えるための手段がここにあるからです。
 ところで、NICにはイヤーソングという歌が存在します。これは毎年その年ごとにつくられる歌で、アウティングや各セレモニーで学生たちによって歌われるものです。17期のイヤーソングには学生に対する激励の意味が込められていますが、もう一つの意味があります。それは、廣田先生の亡くなられた娘さん、入学前に亡くなった同期のかなさん、イヤーソング代表の津田麻美恵さんの亡くなった友人、そして、忘れられない亡くなった私の父を想うという意味が込められています。イヤーソングを通じてNICのルーツを感じる事が出来る事を光栄に思います。
 「あなたの夢は何ですか。そのために何をしますか。」



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