◆週20時間のインターンシップ


現在は、サンフランシスコ市内のコンサルティング会社でインターンシップをしています。4月からは東京で就職をする予定ですが、それまでは続けていこうと思っています。インターンとはいえ、仕事を任されることもあり、働く楽しさを実感しているところです。日本の企業で働く前にアメリカの企業ではどういう風に働くのか実際に体験できてよかったと思います。 

サンフランシスコ校は、都会の大学ということで、私にとってはとてもメリットの多いところでした。情報量が多く、必要な情報がすぐに手に入ること、日本人コミュニティがあること、学生と社会人の交流が盛んであること、そして今私がやっているように、勉強と仕事の両立ができるなどといった具合です。

◆アメリカに来て強くなった。

卒業を間近に控えて感じることは、アメリカにきて精神的に強くなったということです。大学では、勉強は自分の努力しだいで何とでもなるし、課外活動、ボランティアや大学のイベントに取り組んだり、留学生のサポートをしたり、積極的に活動してきました。また現在のインターン先では、“社会人”としての責任感を持つことを要求されますので、組織の一部でどれだけ自分のパフォーマンスを高く保っていられるか考えるようになりました。こういった日常の中で、精神面が鍛えられ、自信もつき、がんばれるようになりました。

◆日本に帰ると実感する、自由なアメリカ社会

アメリカで生活して特に感じることは、やはり日本と比べて、「自由」な社会であるということです。今、こうやって異国の地で「普通」に生活していること、言葉にも苦労せず勉強も仕事も普通にできていること、やりたいことにためらうことなく挑戦できる環境というのは、とても恵まれていると思います。日本もアメリカも良いところも悪いところもありますが、日本に帰ってくると、やはり周りの目を気にしなければならないと感じ、そういったときにアメリカ社会の居心地の良さを感じます。

◆「一期一会」

外から日本を見るといつも思うのですが、特に同世代の人に、もっと自分の可能性に懸けてほしいと思います。今自分がいる世界だけがすべてではないということ、外の世界には違った可能性があるということに気づいてほしい。私はアメリカに来ていろいろな人から学び、助けてもらい、様々な面で可能性を広げられたということを常に実感しています。ぜひ出会いを大切にして、そしてもし留学したいという気持ちがあり、実現できる環境があるのであれば、実現してほしいです。

留学は単に外国の学校で勉強することではなく、自分自身と向き合い、異なる考え方に触れ、自分自身を磨く最高の機会だと感じています。そこから得られるものはみなさんの人生にとっても大きな糧となると思います。
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