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看護師 in USA

村田奈美

(第9期生)


カリフォルニア大学サンフランシスコ校医学部付属病院(UCSF Medical Center)
臨床看護師

ネバダ州立大学リノ校看護学部卒
University of Nevada, Reno, BS in Nursing

千葉県・成田高等学校出身



◆母のような独立した女性になりたかった

「小さい頃から保健師の母のような独立した女性になりたいなと思っていたんです。人を助けることも好きですし・・・」
そう語る村田さんは今、念願かなって全米TOP5に入るカリフォルニア大学サンフランシスコ校の病院の神経科・神経外科で働いている。
「大学ではCureはドクターの仕事、Careはナースの仕事だと教わりました。患者さん一人一人のニーズに合わせて、いかに早く退院できるようになるのか考えるんです。また患者さんに病気や薬について説明したり、話を聞いたり色々な役があるんですよ。」
そんな村田さんがアメリカに目覚めたきっかけは中学のときに体験した2週間のホームステイ。
「英語が大好きになってバイリンガルのナースになれれば一石二鳥だな、と思ったのです。」

◆『頑張ればできないことは何もないんだ』という自信

「でも想像以上に大変でしたけどね。」
そう笑いながら話すものの、その辛さは半端ではなかったらしい。
「苦労しましたね。アドバイザーには『私は解剖学を落としたナースに面倒みられたくないわ』と言われたり・・・」
でもそんな壁を乗り越えたからこそ今の自分がある。
「ナース試験に合格したことで『頑張ればできないことは何もないんだ』という自信がつきました。
いま、仕事で辛いことがあっても学生時代を思い出し、自分を信じて頑張っていこうと思うことができます。」

◆看護は一つ間違えば患者さんの命を奪ってしまう

医療システムは国によって大きく違う。アメリカでナースとして働くためには当然ながらアメリカの大学で看護を学ぶことは大きなプラスになる。
「看護は大変な仕事です。一つ間違えば患者さんの命を奪ってしまうこともありますし、常に緊張の連続です。私の場合、英語は第二言語ですから当然患者さんとのミスコミュニケーションもあるわけです。ですが、やりがいはありますし、楽しいですよ。
患者さんに感謝されたり喜ばれたりしたときは本当に嬉しいです。」

◆人生は一度きりだから、自分がやりたいことをやるべき

着実に壁を乗り越えてきた村田さんはいま、看護の大学院への進学を目指している。
まだまだ上を目指すからこそ、後輩へのメッセージも熱かった。
「人にはそれぞれ得意不得意があると思います。私は迷わず不得意な方向に進んでしまい大変でしたが、後悔は全くしませんでした。むしろ大学で専門課程に入ってからは『やっぱりこれがやりたかったんだ』と再確認しました。
みんな得意不得意に関わらず自分がやりたいことをやるべきです。人生は一度しかないのですから!」
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