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次世代プロジェクト

NIC共歩会 PRESENTS

NIC創立20周年記念
カッコいい大人AWARD&ホームカミングパーティー


日程: 2007年7月20日(金) 18:00〜
場所: NIC新宿校舎

スピーカーによる熱いスピーチの一部を簡単にご紹介します!

Danny Howard 先生
テネシー州出身。ネバダ州立大学リノ校大学院TESOL修了。大学院卒業後、UNRのIELCで教鞭を取り、たくさんのNIC生を教える。NICでは1998年11期生のときから教鞭を取る。

演題:「Choosing the Right Career」

ダニー先生からは10個の質問シートをもとに仕事の選び方について語っていただきました。「海外で働きたい」とか「英語を使って働きたい」というのが多くの留学生が望む仕事だったりしますが、それ以外にも本当に自分に合った仕事を選ぶための視点はたくさんあります。ダニー先生も「英語を教える」ためだけなら、別にアメリカでアメリカ人に教える道もあります。でも「日本(海外)」で「日本人(外国人)」に英語を教える道を選んだのにはいろんな視点があったそうです。また「NIC」という学校でという選択にも意味があり、過去数千人もの学生を海外に送り出してきたNICが社会に与える「インパクト」の大きさを実感しつつ、そのインパクトの一部に自らが携わってきていることに誇りを持っている感じがスピーチのあちこちに現れていました。就職活動を控えた学生の参加者のみなさんにはとくに参考になる話でした。




11期生 藤岡陽子さん
高知県出身。ネバダ州立大学リノ校Theater Department 卒業。大学卒業後、男優のみの“ネオかぶき”集団『花組芝居』に入座。制作を務めて3年目。将来の夢は海外公演の実現。

演題:「私が制作になったワケ」

NIC時代、劇団に興味があって、チラシを見て3つの劇団でボランティアとして活動したという藤岡さん。ドラマチックな「照明」という仕事に興味を持ったものの、大学では気の赴くままに「コスチューム」ばかりを学んだ。もちろん劇団活動にも興味を持ったものの、やはりネイティブの中に入ってやるのはなかなか簡単にはいかない。そんなとき先生から「日本語でやる劇団を作ってみては?」とアドバイスを受け、劇団「ワフー」を結成。大好評を得ながら活動し、いまでも後輩が劇団を引き継ぎ頑張っているという。そこで学んだのは「言葉が違っても表現は通じる」ということ。卒業後、NIC時代にボランティアをしていた「花組芝居」に就職について相談したところ、「制作をやってみる?」と言われて入座。よく「小さい体なのによくやるわねー」と勘違いされるけど、制作の仕事とは「どんな企画をどれぐらいの期間でどの役者を使ってどこでやるか」とかを考えて実行する役目。これがすごく楽しい。留学時代、よく日本文化について聞かれて答えられなかった経験があるという藤岡さん。たくさんの外国人が日本人以上に日本文化に興味を持っていることを肌で実感しているため、今の夢はこの劇団を海外に進出させること。たいへんなこともたくさんあるけど、「好きだから何があってもやっていけるし、なんとかなる」という熱いメッセージで最後を締めくくってくれました。

藤岡さんは現在、NICと同じく20周年を迎えたという「花組芝居」の記念公園第四弾の「KANADEHON忠臣蔵」に向けて奮闘中。興味のある方はホームページをチェック!
>>花組芝居「KANADEHON忠臣蔵」



14期生 宏実さん
東京都出身。マサチューセッツ州ボストンの大学を卒業。R&B Singer-songwriter。現在まで、CMソングやオムニバスCD、メジャーアーティストのコーラスなどに参加。iTunes Music Store にてオリジナル曲を好評配信中。ソロCDデビューに向け、日々奮闘中。

演題:「ピンチをチャンスに!」

NIC同窓生つながりで最近、千葉ロッテマリーンズの試合前に球場で国歌斉唱をしたという宏実さん。もともと高校時代から歌に興味を持ち、ボイストレーニングスクールに入学。そのときデモで一番好きだったMISIAの曲を歌ったところ、審査員から「うまいじゃん」と言われ感激したどころか、実はその人がそのMISIAの曲を作った人だったので感激も倍増したという。留学中は心理学を専攻し、大学の外でボイストレーニングをしていたが、卒業を控えた2年目の夏、単位を落としてしまい卒業&帰国の延期を余儀なくされてしまった。そんなときたまたま友人から「こんなのがあるよ」と教えられて出たラジオ局のコンテストで優勝!まさにケガの功名。無事の単位もとって帰国後、歌手活動を始めたものの、プロデューサーと折り合いが合わずに悔しい思いをしたことも多々あった。でもそのおかげで自分自身で曲を書くようになり、調子も上向きになってきた。最近では安室茄美恵のコーラスも担当するまでになった。留学経験で「自分自身について深く考え、知ることができた」という宏実さん。常に謙虚で感謝の気持ちを忘れずにいつつも、自分に自信を持って行動することが大事とみんなにエールを送ってくれました。

最新情報は下記をチェック!

>宏実Website
>ブログ
>6月6日「On/Off 7 colors」宏実参加オムニバスCD発売!!
>ライブで大人気のアノ話題曲
「恋煩い」「Rainbow」等の着うたを・・・・D☆STYLE にて独占配信中!!




14期生 吉田緑さん
青森県出身。サンフランシスコ州立大学英語学部卒業。帰国後、株式会社NTTデータに就職し、大企業の良いところを学びながら、ボランティアなどにも積極的に参加し、毎日を楽しんでいます。

演題:「こんなに楽しめる!元留学生らしい大企業生活。」

英語学部卒業ながら、IT業界の大企業NTTデータに就職した吉田さん。入社当初は100回ぐらい就職先を間違えたと悩んだという。でも今は「間違っていなかった」と思っている。大企業のメリットは充実した研修制度。NTTデータの場合、入社後に3カ月ぐらいの研修があり、そこで一般的なビジネスマナーはもちろん、メールの書き方など細かいことも教えられてすごく参考になったという。また文系出身者でも無理なくシステムの知識が身に付くし、大きなプロジェクトに関わって学ぶことも多い。400人が一つのシステムを共同で作るなど「スゴイ」と思う日々。でももちろんデメリットもある。大きな組織のため意思決定に時間がかかることや、お客との距離感が遠いと感じることもしばしば。だから、会社以外でそれをカバーするように努めていて、2週間に一度、老人ホームでボランティアをしたり、平日の夜間にマンツーマンの英会話レッスンを行ったりしている。そして最近、留学経験と英語学部出身ということを生かした新たな試みも実践中(当サイト上ではマル秘!)。世の中に無駄なことはなく、すべて自分のためにはなる。ただしそのためには実行することが大事。それを身をもって証明されている吉田さんの生き方に、みんな力をもらっていました。

吉田さんが手伝っているという「小さなレストランのためのメニュー翻訳家」ビジネス。
皆さんの周りで「お店の前を外国人がたくさん通るけど、なかなか入ってきてもらえない」とか、「うちの自慢の和食の味を外国人のお客さんにもっと楽しんでもらって、日本文化を伝えたい」といった思いを持っている方がいらっしゃれば、ぜひ吉田さんにご連絡ください!

>小さなレストランのためのメニュー翻訳家「BUNNY WORKS」




<懇親会>

カッコいい大人AWARD授賞式の恒例のレッドカーペット歩き!
受賞者のみなさんから一言ずつご挨拶、そして川鍋さんは歌を披露!




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