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同窓生インタビュー

<2002年秋>
増田明子さん NIC第13期生 神奈川県・横浜市立金沢高等学校出身
ネバダ州立大学リノ校経営学部国際経営学科3年

アメリカは、自由に専攻を選択できる。

◆ かっこいいと思えるような自分になりたかったんです。

バトン部でチアリーディングをやっていました。県内でもトップレベルの強豪で、毎日の練習はとてもハード。さらに学校の行事なども大変で、帰宅するのはいつも夜。でも勉強はちゃんとしていました。「部活が大変で成績が落ちた」なんて言い訳はかっこ悪いし、私の中では通用しませんから。でも、やりたいことをやっていたので、とても楽しかったです。留学に興味を持ったのは、高校2年の時にカナダにホームスティをしたのがきっかけ。とても充実していたのですが、英語で自分の意志を伝えられなかったことがとても悔しく、「絶対またここに戻ってくるぞ。ここの大学に入るぞ」って思っていたのです。帰国後は,国公立大学からの留学を目指し、周りと同じように受験勉強を始めていました。でも、先輩が「授業がつまらないよ、コンパ、バイトのほうが楽しいよ・・・・」と話すのを聞くうちに、「じゃあなんで、みんな大学に行ってるんだろう?」と思いました。先輩達の、どこか投げやりで中途半端な姿勢が、わたしにはとてもかっこ悪く見えました。私は、どうせなら自分がかっこいいと思えるような自分になりたかったんです。また、アメリカの大学なら在学中いつでも専攻を変更できる点にも魅力を感じました。

◆ 本音でぶつかり合えたNICの仲間は、一生ものの宝。

あっという間。それは、すごく充実していたからだと思います。スピーチの準備をしたり、提出するエッセイを書いたりと、徹夜で宿題というのはしょっちゅうでした。勉強はすごく大変だけど、みんな留学という目的があったので、高校までのように、やらされているという意識はなかったですね。また、NICの学生は「私って普通かも」って思えてしまうほど、バラエティ豊かな個性派揃い。みんな自分を持っていて、うわべだけで話を合わせることがありませんでした。高校まではグループでつるみ、付き合いも表面的だったため、本当の意味での友達は少なかったように思います。NICでは本音でぶつかり合えたからこそ、人間と人間の深いところで本当の意味での友達に出会えたと思います。だから、私にとってNICの仲間は一生ものの宝です。今でもみんなもどこかで頑張ってるんだと思うと、力がわいてきます。

◆ 「負けず嫌い」に火がついて、全部の教科でAの成績を。

アメリカに渡った当初は、観光を学ぼうかと考えていたのですが、ビジネスに変更しました。現在、私達の生活ほとんどに関するビジネスを学ぶことで、もっと広い世界や可能性が見えてくるんじゃないか、と思ったからです。ただ、初めて授業を受けた時は大変でした。NICで英語力をつけたのにも関わらず、先生が早口で何を言っているのか分からなくてしばし呆然。当然、最初のテストでは最悪で、「Economics(経済)」の最初のテストでは5段階評価で最も下の「F」。
でも、ここで私の「負けず嫌い」に火がついたんです。それからは教科書を必死で読み、予習・復習をし、納得いくまで勉強しました。そして、その学期では、残りの全部のテストで「A」を取り、次の学期には、取っていた全部の教科で「A」という成績。日本人でも頑張ればいい成績をとれるんだということがとてもうれしく、それが今の自信につながっています。勉強以外では、この夏からJSANという日本人留学生の団体に参加しています。小学校や高校を訪問して折り紙や書道を教えたり、巻き寿司の作り方をアメリカ人に教えたり・・・・。日本文化の紹介を通じて地元のアメリカ人と触れ合うのはとても楽しく、普通の留学生活ではなかなか味わえません。

◆ 卒業後は、貿易関係など、英語を生かした職業に就きたい。

卒業後、何をするかはまだ具体的に分かりませんが、貿易関係とか英語を生かした職に就きたいですね。ただ、一つだけ言えることは、周りと同じ流れにのってほかの誰かと同じことをして、誰でも代わりがきくようなロボットのような人間にはなりたくないです。今度、こちらの大学の交換留学制度で中国に留学して、アジアのビジネスや経済を現地で学ぶ予定です。

◆ 進路選択では、気の済むまで悩んでほしい。

気が済むまでいくらでも悩んでください。私も進路を決めるのには本当に一生懸命悩みました。「悩む」という過程はとても疲れます。自分自身にちゃんと向き合わないと、答えが出てこないからです。でも、自分がどんな人間なのかを知るいいチャンスでもあると思います。進路を決定するのはとても勇気がいることですが、次のステージを決めるのは他の誰でもない、あなたです。頑張ってください。

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