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同窓生インタビュー

<2002年>
内藤裕子さん NIC第13期生 私立愛知淑徳高等学校出身
ネバダ州立大学ラスベガス校ホテル経営学部3年

何事にも果敢に挑む姿勢が大事!

◆ 「楽な方に逃げたら一生後悔するだろう」と思い、留学を決意。

大学の付属の進学コース。周りの同級生たちと同じようにレベルの高い大学を目指して必死に難しい授業についていっていました。当時は理系志望。でも、思うように成績も伸びず、行き詰まってしまっていたんです。そんな時、学校主催のオーストラリア研修旅行に参加。あまり乗り気ではなかったのですが、留学経験を持つ姉に「絶対に行くべき!」としきりに勧められ、それに押し切られる形で参加しました。高校2年の夏休みのことです。ところが、それが私の転機となったのです。宿泊していたホテルに、日本語をしゃべるオーストラリア人のスタッフがいたのですが、すごく私たちによくしてくれて・・・・。私は「はっ!」と思ったんです。「日本に来る外国人観光客を相手にこんな仕事をしてみたいな」って。すぐに志望を観光系に変更。ただ、留学を視野に入れながらも、3年の夏休みまでは悩んでいました。というのも、英語はとにかく苦手で、成績も「3」が取れればまだマシなほう。「日本の観光系の大学でもいいかな」と。でも「ここで楽な方に逃げたら一生後悔するだろう」と思い、留学を決意。観光系を学ぶのに最高の環境が整っているネバダ州立大学ラスベガス校を目指して、NICに入学したんです。

◆ 英語への苦手意識が、友達のアドバイスで消えました。

NIC入学当初、何よりもつらかったのは授業中の発言はすべて英語で行わなければならなかったこと。今思えば簡単なんですけどね・・・・。英語が苦手だった当時の私にとって、これ以 上の苦痛はありませんでした。「この文法は合ってるのかなぁ、発音は・・・・」なんて考えてしまい、授業中ほとんど発言できない日もあったくらいです。そんな私を見たある友人が「ワタシ、キノウ、キマシタ、トウキョウ」と、いきなり片言の日本語で話す外国人のモノマネを始めたんです。あまりにも突然のことだったので「ん?」と思っていると、「これでも裕子は理解できるでしょ。だから、私たちの英語の文法が多少間違っていても、全然通じるんだよ。」とひと言。そのアドバイスはもちろん、私を心配してくれた友人の気持ちがとてもうれしかった。それからは授業中だけでなく、放課後や休み時間に友人たちと英語だけで話すようにしたり、覚えたてのフレーズをその中で使ってみたり、とにかく積極的に英語に挑みました。

◆ 観光を勉強するのに、ラスベガスは最高の環境です。

ネバダ州立大学ラスベガス校のホテル経営学部は、ラスベガスにある一流ホテルや旅行会社でのインターンシップなどもあり、まさに観光を学ぶには最高の環境。私は、授業の一環として旅行会社でアルバイトをしています。空港にお客さんを迎えに行ったり、ホテルを手配してエスコートしたり・・・・。その際に多くの一流ホテルをみることができ、とても勉強になっています。日本からのお客さんの場合、英語を話せない方も多いですから、お客さんからヘルプを出される
前に行動するように心がけています。そんな経験を通して「お客さんに喜んでもらうことの大切さと難しさ」を知りました。NIC時代もそうですが、やはり積極的になると、学べること、得るものの幅が広がるような気がします。とにかくキーワードは「積極性」。アメリカでは、先生の話を中断させてでも分からないことを質問するのは当たり前です。質問がなければ、みんな理解したと判断されます。もちろん、私も分からないことがあればばんばん質問しています。

◆ 今では、何にでもチャレンジできる自分になりました。

アメリカに来て明るくなったかも・・・・。以前は自信が持てないことに対して、なかなか行動を起こすことができませんでした。留学を決めたときだって、ものすごく勇気が必要だった。でも、今は違います。興味のあること、自分が成長できると感じたことには、何にでもチャレンジするようにしています。

◆ いろいろな可能性を考えて、最終的な進路を決定したい。

ここで学んだ知識と経験、英語力を持って日本に帰って働くつもりです。できれば大きなホテルに勤めたい。ただ、卒業まではまだ時間があるので、ほかにもいろいろな可能性を考えて最終的な進路を決定したいと思っています。

◆ 飛び込んでみれば、留学への道が開けますよ。

本当に留学したいと思っているなら、ぜひチャレンジしてみてほしい。英語力に不安を感じていたり、怖かったり、難しそうと思っているかもしれないですけど、「絶対にできないよ〜」なんて思っていたことが最後にはできてしまったりするんです。まずは飛び込んでみること、そうすればきっと道は開けるはずです。

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