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北海道・東北関東北陸・中部近畿九州・沖縄


長野県
黒河内 直子 (くろこうち なおこ)
飯田女子高等学校

 NICに入学して、早くも半年以上が過ぎた。あっという間だったその時間、私は大切な人たちと過ごし、大切なものを得た。友達。それは私のなかで大きく、なくてはならない存在。NICでの時間は、人生のうちのたった一年間だ。しかし、私にはとても大きく、重要な時間となるだろう。今までNICで過ごしてきた時間のなかには、楽しいこと、辛いこと、嬉しいこと、悲しいこと、様々なことがあった。そして、楽しいときには共に楽しみ、嬉しいときには喜び合い、辛く、悲しいときには支え合える、そんな友達を私は今、持っている。お互いが知り合いだったわけでもなく、相手のことを全く知らないで出会った私たち。そんな私たちがいつの日か、お互いを必要とし、強い関係を作り上げて来た。私はこの仲間を、共に過ごした時間や思い出を決して忘れない。今、彼らは私のなかへ深く浸透している。不朽のものとして。
 そして、みんなに伝えたい。難しくなくていい、簡単でいいから。ありがとう、と。

長野県
松尾 恭子 (まつお きょうこ)
佐久長聖高等学校

 NICに入学してからもう半年以上過ぎるのだが、私はNICに入って大正解だと思っている。たしかに宿題など大変なことも多いのだが毎日がとても楽しいからだ。そうして私がこれほど毎日充実した生活を送れたのは、私を取り巻く環境、友人たちのおかげだと思う。NICの人たちは皆個性的で自分の考えをきちんともっている人達だ。しかもお互いの個性を認め合える柔軟性もちゃんと持っていて、目標に向かいお互いを高め合える強さを持っている。そしてとてもやさしい人達だ。私はそんな友達が本当に大好きで尊敬している。私のNICでの一番の財産だ。今まで色々なことを話し合った。それは英語の勉強から、将来の夢、日常生活まで何でも素直に話せた。NICで私が今までやってこれたのは友達がいたからで、私の強い支えになっている。これ程までにいい友達にめぐり逢えたことを私はとても誇りに思っている。これからそれぞれの夢に向かい、アメリカ、イギリスへ留学するが、NICでの1年、友達が支えになると思う。そして私も友達の支えになりたい。これまで共に学び成長してきた皆は私にとってとっても大切な仲間だ。

長野県
西堀 佳奈 (にしぼり かな)
長野清泉女学院高校

 NICに入らないと後悔すると思った。これが進路最終決定の理由だった。もし両親に反対されても
“NIC入学”は絶対に譲れなかったし、アメリカの大学のシステムは自分にあっていると思っていたから説得するつもりでいた。幸い、両親は留学に関心を持っていたので、思っていたよりも案外すんなりいった。
 その選択は間違いではなかったと今、改めて感じている。予習・復習、レポート提出、プレゼンの準備等やらなければならないことが、山のようにあるから、1日が24時間じゃ足りない。もちろんうまくいかないことも辛いことも沢山ある。頑張らなきゃと思っても空回りすることも。自分の限界を感じて気がつくと泣いている自分がいる。それでもここに自分がたっていられるのは、同じ目標を持った、夢を語れる友達がいるからである。自分を支えてくれる人がいるからである。そんな人に囲まれながら、夢に向かって充実した毎日を過ごしている。今の目標はアメリカに留学することだが、将来は人と関われる仕事につきたいと思っている。
 ここでの生活は、まだまだ夢の第一歩である。もしかしたらまだスタート地点にたどり着いたばかりなのかもしれない。この先はもっと辛いこともあるだろうし、自分と向き合わなければならないことも増えるだろう。それでもその先、得るもののほうが多いはずだ。だから、自分は夢を夢で終わらせない。

新潟県
計良 和貴子 (けら わきこ)
佐渡高等学校

 留学なんて私には関係ないと思っていた私がこの学校を選んだのは高校三年生の春でした。その頃の私は、どの大学に入学したいかと言うより、将来どんな人間になりたいのかと悩んでいました。漠然とした将来への不安を感じる一方で、ありふれた大学に進学するという先の見え透いた将来に退屈を感じていました。英語を話すということや、フライトアテンダントの様な海外と日本を繋ぐ仕事に興味があったのも手伝って、大変な道だと分かりながらこの学校への入学を決め、入学してからは、家族や高校の先生が反対した理由を身にしみて感じ、自分の無力さに毎日悩んで落ち込んだり、いつになっても成長の見えない自分自身に腹が立ったり、毎日悩みが尽きません。それでもサークルの仲間やクラスの皆と夢や悩みや目標を共有したり、応援してくれる両親や大切な人達への感謝の気持ちを毎日感じていられるから、いつでも前に進もうと努力できるんだと思います。自分の生きてきた道に自信を持って生きれるような大人になりたいです。やり遂げる事の喜び、将来の目標、感謝の気持ち、この3つを忘れずにこれからも前に進んで行きます!

富山県
藤井 美徳 (ふじい みのり)
大検

 私には聴覚障害(感音性難聴・右60db左120db)があります。今まで自分は聴者と同じであり、障害者だと名乗る事は甘えだと思っていました。なぜなら私は軽い障害で補聴器をつければ聴者と条件は同じだと思っていたからです。しかし、聞き取れない事が多く、毎日が???でした。それでも聴者と机を並べて勉強についていけたので、NICでもやっていけると思っていました。しかし、授業が始まって何かが違うと感じました。日本の学校では黒板を中心に授業が進められますが、NICではほとんど黒板を使わず、口話中心です。先生も生徒も何を言っているのか半分以上わかりませんでした。1ヵ月後、自分は皆とは違うという事を自覚し、失望していました。その時、手話や、ろう者の皆さんに出会ったのです。私より障害の重い方ばかりでしたが、口話での会話において困ること等、共通点はたくさんありました。彼等に会って初めて自分が障害者として誇りをもてるようになり、聞き返すことも当たり前のようにできるようになりました。障害に軽い重いはありますが、障害には違いありません。周りの意見に振り回されず、ありのままの自分を見据える事は難しいけれど大切な事だと思いました。

石川県
笹出 恵三子 (ささで えみこ)
飯田高等学校

 私は今まで適当に生きてきた。小さな町で生まれ育ち、考えることも無く何気なく生活し高校も家から近い所を選んだ。何の目的も無く…。私は小さな世界でぬくぬくと生活してきた。それはそれで楽しかったが、振り返ってみれば中身はカラッポ。
 ど田舎から上京した私は、今一人大都会で生活している。NICに通いだしてから私の生活大豹変。「忙しいし、眠いし…でも楽しい!」授業は全員参加、授業中意見を求められることはしょっちゅう。毎日いろいろな事について考える必要がある。今までのようにただ黒板を写して授業が終わりという訳にはいかない。最初は自分の意見を言うことが嫌で仕方が無かったが今ではそんな事もなんのその。なるべく人と接しないようにしてきた私が今ではいろんな人と話し知識を得て自分から成長しようとしている。とにかくこの学校の生徒は癖のある人間ばかり。だから話すと面白い。自分を真っ向からぶつけてくるからね。
 NICに入ってから日々感じる事は休日のありがたみ(本当に金曜日はまさにThank God It's Friday)、学ぶ事の楽しさ、友達の重要さ(本当にみんな大事ないい友達)。毎日が充実感でいっぱい!親元を離れて早半年以上、こんな生活を送っている今の英三子に家族はビックリだろう。自分でも驚いてるけどね。

石川県
北川 絢香 (きたがわ あやか)
金沢高等学校

 ある日突然、気が付けばここにいた...なんてことはあるはずがないのだ。全ては自分で模索し、迷い、葛藤し、選んできた。全ては現実(リアル)だ。見えない道の先に光が見えたからといって、それがゴールでないのだ。その光は、ただの道しるべ...いやむしろ警告のSignかもしれないのだ。
 ひたすらつっぱしってきた。自分が見えなくなるほどに、息切れするたびに、誰かがそばにいてくれた。日本人だったような気もするし、異国の人のような気もする。地球人のような気もするし、宇宙人のような気もする。
 爆笑と、涙と、感動の渦の中へいざなってくれし我愛すべき友たちよ...ありがとう。
 何事にもゆるがされることなく信念を貫ける人になりたい。道端に咲く花のように雄渾で美しい心を持ち続けたい。
 そして我愛すべき家族の皆よ...心からありがとう。

福井県
嶋 祐輔 (しま ゆうすけ)
武生高等学校

 NICに入学してから、毎日英語で授業を受けている。近頃気付いたことがある。自分の意識が変わったことだ。多分、福井県のそのまた片田舎の高校生のままの意識だったら、「英語」の前に「苦手な」がついていたと思う。しかし、NICに入学して授業を受けていくうちに、苦手とか、点数が取れないとかいう次元の意識はどこぞかへ消えうせた。
 NICは日本中から様々な個性を持った人達が集まってくる。とてもおもしろい。頼もしいと感じるときもある。将来はみんなどんな職業について、どんなことをしているのだろうと思うことが度々ある。もちろん、自分の将来も考える。今、柔道をやっていたり、たまに朝の3時頃から東京中央卸市場や築地市場へ行ったり、自分しかわからない楽しさがある。もっとたくさんあるので、今やっていることと、将来の自分との組み合わせが無数にあるので楽しくなってくる。
 自分の尺度で測ると、まだまだ自分は学ばなければならないことがたくさんある。尺度もまた人それぞれ。それもおもしろい。

岐阜県
三品 光穂 (みしな みつほ)
関高等学校

 実際に、アメリカに行き、そこで勉強してみたいという程、確固たるものではありませんでした。それが、NICの資料請求をし内容を把握し始めて変ったのです。人生のまさにターニングポイント、それ位大きな衝撃でした。留学をしようと思った時、茫然としていた将来がはっきりとしました。信じられない量のやりたい事が浮かんできたのです。
 今思うとそれまで知らぬうちに、やりたい事を押さえていた気がします。また、行動を起こす前に諦めたり、理由は様々でしたが、本当に自分が何をしたいのか、考えた事がなかったと思います。
 NICに入って6ヶ月、多量の宿題に囲まれながらも、毎日を楽しく感じられるのは、今している事が私の本当にしたい事だからだと思います。最近は少しずつアメリカが近づいている気がして、本当に留学するという実感が湧いてきたみたいで、行くしかない、という感じです。アメリカには耳掻きや漫画があるのかなどとたわいもない事、生活する為の心の準備を着々と進めています。NICに来て本当に良かった、私がした決断は間違っていなかったと、今本気でそう感じています。

岐阜県
上野 有佳利 (うえの ゆかり)
椙山女学園高等学校

 “Second Semester、高校2年生以来、長く暗いトンネルに入ってしまった”毎日深夜まで課題に追われ、授業中は次々に新しいことを詰め込む、そんな日々が2ヶ月弱続きました。何度となく涙を流し、それでも向上しない自分の実力、それに追いうちをかけるように悲惨な中間成績が出された時、自分に限界を感じていました。そんな状況に立たされた時、私は初めて変化している自分に気付きました。以前の私なら結果を恐れて、次のためにがんばることもできず、一人で悩んだあげく、“これが限界なんだ”と自分に言い聞かせて諦めてしまいました。しかし、今、私は無意識のうちにオフィスへ行き“まだやれたんだ、この成績は100%じゃない、次で必ず上げて見せるから、100%出し尽くすから!”と自分の意志を熱々と語っていました。どん底に突き落とされても、挫折しなかったのは、1、2年前から強く持ち続けていた夢のおかげだと思います。夢までの道のりが、どんなに遠く、険しいかは、良く分かっています。それでも、今私は誓える自信があります。“絶対あきらめない”
 困難に立ち向かう強さと、夢を追い続ける情熱をくれたNICに感謝しつつ、私は必ず夢をつかみます。=少しの才能と溢れる情熱、それに伴う行動力...I believe my dream will come true.

岐阜県
長井 美千江 (ながい みちえ)
岐阜北高等学校

 “幸せですか?”って聞かれてどれくらいの人が“はい”と答えることができるのだろう。私はもちろん即答“はい”だ。幸せって何?私の答えは自分が生きてるって実感できること。いろんな人がその答えを求めてただ生きてる中で、私は自分が生きてるって実感できる、なんて幸せなんだろう。生きるってことはやっぱり楽しい事ばかりじゃない。勉強に追われて寝れないこともしばしば、時には自分の壁に打ちあたる事もある。でもそこでやっぱりがんばろうって思えるのはやっぱり自分に夢があるから。つらい勉強も“自分のために”やってるってわかるから、将来の自分への1ステップだってわかるから。そして何よりも私にはいつでも支えててくれる仲間がいる。NICに来てこんなに自分を分かってくれる友達がいるってうれしい、頼もしいってわかった。私が辛い時いつでも傍にいてくれて、そしてこんな私でも必要としてくれてる。みんながいてくれるからがんばれる。
 今まで支えてくれたすべての人たちに“ありがとう”を言いたい !! そして私はこれからもがんばります。

静岡県
山村 佳世 (やまむら かよ)
西遠女子学園高等学校

 正直に言って、学校を好きだと思ったことはありませんでした。ただ行かなきゃいけないからと言う感じで通っていました。高校の時本当に学校が大嫌いになって、荷物を全部家に持って帰って担任の先生に“学校辞めます。”って本気で言いに行ったこともありました。そんな私にとって、NICは初めて好きになれた学校です。ここを選んだきっかけは、半信半疑で行った入試説明会でのスタッフの一言でした。“アメリカでは出来るかどうかよりも、ただ好きだからと言う純粋な気持ちでチャレンジする。”これを聞いたとき、思わず涙が出そうになりました。これが、自分が本当に探してたことだって気が付きました。
 高校のときまで、何のためかもわからないまま、ただせかされるままに勉強をやっていました。でも、今は違います。今は、自分の夢を叶えるために勉強しているんだっていう自覚がはっきりあります。毎日、本当にきつくてはっきり言って勉強をとるか、健康をとるかみたいなところもあります。(笑)でもそれだけ自分を追い込んで頑張ってるんだっていう満足感があります。自分に素直になって、勇気をふりしぼって出した決断に間違いはありませんでした。

静岡県
小野田 麻衣子 (おのだ まいこ)
興誠高等学校

 「NIC生は皆やさしい」、NICの説明会で必ず訊かれる言葉だ。はっきり言って私はあまり信じていなかった。なぜならば、NICには現在500〜600名の学生が在籍しているからだ。「十人十色」という言葉がある程、人は個性を持っているのに、この人数で全員やさしい?と疑ったのである。
 4月に入学してから早6ヶ月。私の予想はことごとく裏切られた。NIC生は皆、優しかった。言葉だけだと簡単で、と嘘のように聞こえるけれど、これは真実である。私は現在20歳で、大半の同期の学生よりも1つ年上。たかが1年の差と思われるかもしれないが、当人にとっては大きな壁である。しかし、NIC生は年の差など関係なく接してくれる。高校では、1つ年上=先輩という方式が出来ているが、NICには全く無い。皆友達である。そして、話をしっかり聞いてくれ、返事を必ず返してくれる。とても簡単なことなのだが、相手のことを考えていなかったらできないのではないだろうか。
 良くない言葉だが、私にとってこの真実は良い意味での裏切りだった。この幸せな環境の中で学べることを幸せに思う。 

静岡県
梅林 彩奈 (うめばやし あやな)
浜名高等学校

 私はただ大好きな英語を学びたいという気持ちとアメリカへの好奇心だけでNICを選びました。英語だらけの毎日で時には宿題から逃げたい時もありました。でもどんなに宿題
が多くても、やりたくなくても、英語を嫌だと思ったことは一度もありませんでした。それは多分NICで出会い一緒に頑張ってる友達や、影で支えてくれるスタッフ、そして私を理解し励ましてくれる両親のおかげだと思います。時には今までの時間をリセットしてもう一度始めからやり直したいと思ったこともありました。でも人は過ぎ去った日々を取り戻すことも、生まれ変わることも出来ません。でも変わっていくことは出来るのです。だから残り少ないNICでの生活を自分なりに楽しんで今私が出来ることを精一杯やっていきたいです。自分の選んだ道だから、自分の夢に必ず続いている道だと信じているからどんなに苦しくても途中であきらめたりしません。はっきりした人生の目標はまだ見えてないけど、これからゆっくり探していこうと思います。最後に私が出会った全ての人に・・・“ありがとう”。

愛知県
篠原 真菜美 (しのはら まなみ)
知立東高等学校

 私がNICに行こうと決めたのは去年のちょうど今ごろだったと思う。なんとなくめくっていた進学情報誌でNICを見つけた。その時の私にはすでにやりたいことが決まっていたのだがNICの存在を知って気持ちが大きくゆれた。そして悩みに悩んでNICに行くことに決めたことをよく覚えている。でも私のその選択は間違ってなかったと言える!
 NICに入った当初は毎日がパニックだった。何もかもが不安の材料になっていた。例えば、先生の言っていることがわからないなんてことはしょっちゅうだった。「なんで先生は笑っているの?」とか「なんでみんなは先生の言っていることが理解できるの?」なんて思うことばかりだった。だから「先生の今言った単語は何?」とか疑問に思えるようになった時はかなり嬉しかった。何よりも私にとっては意見を求められることが一番大変だ。高校の時、先生が生徒に質問するのはほとんど解答を求めることであって意見を求めることではなかった。だから何も考えなくてもよかった。でも今はそういうわけにはいかない。先生は良く意見を求めてくる。だから考えて自分の意見を言うなんていうことに慣れてない私には今でも大変だ。しかも英語で自分の言いたいことが伝えられなかったりする。でもそんなとき先生やクラスメイトはわかってくれようとしているのがよくわかる。こういうところもNICのいいところだと思う☆そして何よりも毎日が充実している。それはとてもすばらしいことだと思う。まだまだ私には努力しなくてはいけないところがたくさんある。そして私には目標もある。それに向かってがんばるぞー!!

愛知県
酒井 憲一 (さかい けんいち)
豊田南高等学校

 学校の勉強と授業を適当にこなすだけの自分が不満だったためか、NICに入学したとたんに俺の今までで生涯最大の行動力が爆発した。NICの事務のバイトをしたり、空手を始めたり、キャンプのスタッフを経験したり、イギリスに一人旅してみたり…etc。
 だが、新しいことにチャレンジする度に、思い知らされることがある。自分の弱さ。不甲斐無さ。時間が無い、睡眠が足りないと言い訳をし、辛くなるとすぐに愚痴をこぼし、人に対する思いやりを忘れてしまう。そんな自分を認めたくなかった。理想の自分と現実の自分があまりにもかけ離れていることに気付き、怖くなって、必死で理想の自分を追いかけてみたりした。
 振り返ってみて思うことは、自分の欠点を「これも愛嬌さ」なんて言ってのけるユーモアと心の平穏も必要かなってことと、チャレンジ精神だけは忘れないってこと。なぜなら俺はチャレンジし続けてないと輝けない人間だって気付いたから。たとえ辛くとも、それを克服した自分に、「お前ちょっと成長したんじゃねぇ?」と言ってやる喜びの大きさを知ってしまったから。「がんばった分だけ喜びは大きい」って決まり文句は嘘ではない!

愛知県
足立 香織 (あだち かおり)
愛知淑徳高等学校

自分っていったい何なんだろう
自分っていったい誰なんだろう
ふと気がつくと ぽつんと一人たってる
深い深い海のそこに

手探りで抜け出そうとしても なかなか思うようにいかない
頑張っても頑張っても いっこうに光が見えてこない

私っていったい何なんだろう
私っていったい誰なんだろう


昔 誰かが言ってたっけ 
人は 一人じゃ生きていけない
助け合っていかないと 生きていけない
人は 一見大きくて 強そうに見えるけど
実はすごく小さくて はかないもの

今まで私は自分ひとりで何でもできると思ってた
誰かに頼るなんて 情けないと思ってた
でもある時 気がついた
時には誰かを支えて 時には誰かに支えられて
そうやって人は だんだん大きくなっていくんだって

愛知県
中村 瞳美 (なかむら ひとみ)
小坂井高等学校

 アメリカへ行こうと決意したのは、なんとなく生きているだけの、平凡で角のない人生はいやだと思ったから。常に大きなフィールドに身を置くことで、常時刺激を受け、自分自身と何度も戦い、死ぬまで成長し続けたかったから。一度きりの人生、どうせ生きるのなら、世の中のあらゆることを経験したいと思った。そして何よりも、後悔だけは絶対にしたくなかった。
 NICとの出会いは、正に私の人生の転機となった。進路決定の時、譲れない思いを、泣きながら説得した事を覚えている。反対する両親に、毎晩全てを曝け出して自分を証明した。本当の自分の存在を主張する事の難しさを実感する日々だったが、これが現在の私の原点だったのだと確信している。
 NICでの忙しくも充実した日々が、私を発展的にかつ積極的に変えた。夢は夢だけで終わらず、いつか現実になる日が訪れる、努力の賜物であることを改めて学んだ。私はここで、一生懸命生きることの人生の楽しさを実感する毎日を送っている。私はこれからも自分の“震え”に挑んでいきたいと思う。視野を広げ、自分の可能性を信じて前進していくつもりだ。
 出会う全ての運命それぞれに必ず意味があると思う。それをいつまでも輝きに変え、私らしく生きていくつもりだ。

三重県
奥野 純平 (おくの じゅんぺい)
皇学館高等学校

 「留学しよう」ということを決めたのは、高校の時アスレチックトレーナーという仕事があることを知ったことがきっかけです。小さい頃からスポーツが好きで、特にバスケットボールが大好きで今までクラブでバスケットボールをやっていました。NBA観戦も大好きで何度かゲームを見ているうちにコートサイドに時々映るトレーナーの存在に目が行くようになって、興味を持って調べるようになりました。まず日本の体育大学を見てみたけど自分が思っていたものとは何処か違っていました。色々と調べてみるうちにアメリカの大学にアスレチックトレーニングを専門に学べる学部があることを知りました。スポーツの分野でアメリカは世界トップクラスにあるということを知っていたこともあって、それが分かった時これや!と思いアメリカへ留学することを決意しました。でも実際にアメリカの大学のシステムとか、自分のレベルとかも全く分からず、NICに行くことにしました。
 NICでの生活も半分過ぎた今、夢に向かって少しずつ近づいてきている気がします。NICでの毎日は思った以上にハードで楽しくてとても充実しています。留学するということは簡単じゃないし、何よりも家族の理解があってこそだと思います。何よりも、留学するチャンスを与えてくれた親に感謝し、自分の夢を絶対に実現させます!


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