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同窓生インタビュー

<2006年>
濱中歩さん NIC第15期生 東京都立豊多摩高校出身
サセックス大学人類学科&スペイン語学科


なんでこんなに辛いんだろう、登っているからさ。

◆メキシコの大学に、1年間の交換留学

人類学とスペイン語のCombined Degree をとっています。06年の8月からは、このコースの一環としてメキシコの大学に1年問交換留学をする予定です。
スペイン語のクラスの特徴は、すべてスペイン語で授業を行うということです。2年目の今年は、文法などのクラスが週4時問、歴史や文化について学ぶいわゆるアカデミックなクラスが週2時問なんですが、NlCで英語を勉強していたときのように、プレゼンテーションなどもすべてスペイン語でやるんです。先日は「月のダイエット」というテーマでプレゼンテーションをしたのですが、いわゆる月の満ち欠けのPhaseを理解してダイエットするとリバウンドしにくい、という記事を何かで読んで、それをスペイン語でやリました。次回のプレゼンテーションはファッションをテーマにすることにしていて、日本の「原宿の若者のファッション」を今調べています(笑)
高校の時にはじめてチリに2週問旅行したのですが、それ以来、南米に魅了されるようになりました。留学そのものに興昧をもったのもその時ですし、NlCでも南米の楽器を使うバンドをやっていました。この前の休みにもペルーとボリビアに1ケ月、特に予定を立てるのでもなく旅行に行ってきたんです。

◆イギリスに来て、思い切りがよくなった。

イギリスに来て変わったことは、そうですねえ…「思い切りがよくなったこと」かな。
イギリス人の学生は大学に入る前のA-Levelsが終わると、ほとんどの学生が「GAP YEAR」といって一年問大学に入る前に休みをとるんです。それで世界を旅行したり、ボランティアをやったリ、仕事をしたりして社会経験を積んでから大学に入るのですが、そういうことを聞くと、ただ勉強だけするのは「もったいない」という気持ちになって、できるだけ自分の目でいろいろなものを見たり、自分の体で経験したいと思うようになって、何かをやるにしても躊躇しなくなったというのが一番大きいですね。
こっちに来てからの苦労や挫折についてたまに聞かれるのですが、苦労はしていると思うけれどあまり覚えていないんですよね。いくら大変だといっても、たとえばアフリカの人達みたいに食べるものがないだとか、伝染病だとか、生活に困っているわけでもないし、逆に、もっと苦労しなければならないのではないかとも考えます。

◆「なんでこんなに辛いんだろう、登っているからさ。」

自分でも、高校時代は留学するなんて思ってもいなかったし、今ここにいることも信じられないこともあります(笑)。でももし「変わりたい」と思ったら誰にでもできるチャンスはあると私は思うんです。
私自身も、高校時代はいろんな理由で一歩踏み出せないところがあって、そんな自分を
「変えたい」と思っていました。高2の冬に、ちょっとしたきっかけでNlCを知って、とりあえずガイダンスに参加したんですが、それまで心の中にあったモヤモヤがすっきりして、晴れ晴れとした気持ちで家に帰ったのを今でも憶えています。もう、「これだっ!!」って感じでしたね(笑)。それからもトータルで10回くらい、ガイダンスや無料英語講習会に参加したんですが、その度に色々な刺激をもらいました。モチベーションが下がってきたらガイダンスに行き、そうすると不思議と力が湧いてくるんです。
NlCを見つけたときの感動や入学したときの感動は今でも忘れないし、入学してからも「入ってよかった」と心から思いました。
つらい事や苦労があったとしても、それは自分が選んだ道だし、上に向かっているからこそ苦しいこともある。もし平らな道や下り坂だったら楽だろうけれど、それだとやっぱり成長がない。実は、私の名前「歩」にもそういう意味合いがあって、これは両親が、たとえ困難にぶつかったとしても、ゆっくりでいいから一歩一歩踏ん張って、前に「歩いていける」ことを願ってつけてくれた名前なんです。なので、これからも自分のペ一スで人生
を歩んで生きたいと思っています。

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