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同窓生インタビュー

<2007年秋>
生田亜美さん NIC第15期生 山口県立山口高校出身
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校 アスレティックトレーニング学部4年 08年5月卒業
California State University-Northridge BS in Kinesiology, Athletic Training Education Program



◆スポーツ中心の生活から留学生活へ。


今学期は、ノースリッジから車で30分ほど行ったGlendale Community Collegeでリハビリテーションをはじめとするトレーナーの実習をやっている亜美さんは、5歳でスキーを始めて、7歳から高校卒業までアルペンスキー・大回転の選手で活躍した。昔のチームメイトにはトリノオリンピックに出場した人もいるという。

「高校は地元山口の高校でしたが、シーズン中はほとんど長野で練習、遠征の生活。加えて夏はオレゴン、秋はヨーロッパっていう感じで、スキーひとすじの生活でした。」

海外の大学に興味をもった矢先、NICを勧めてくれたの母親だった。「高校のスキー部の先生がNICを知っていて、これなら安心して娘を送り出せると、母親は思ったようです。」

県内屈指の進学校である山口高校。同期では同じクラスから、亜美さん以外にあと2人、NICに入学したが、なぜか亜美さんだけ、先生に反対されなかったという。「高校時代は成績も良くなく、スキーばかりやっていて周りと違うという目でみられていたので、先生も『反対しても無理』と思ったんでしょうね。」

漠然と留学に憧れる人は多いが、当然のことながら留学生活は楽しいことばかりではなく、むしろ大変なことの方が多い。「華やかなイメージがあるかも知れませんが、むしろ小さな努力の積み重ね。安易な気持ちで目指さない方がいい。私も実際、普通に授業をとりながら週20時間以上の実習をこなし、土曜日も学生トレーナーとして試合をカバーしています。その中でもしっかり楽しむ時間も作りたいので毎週時間がなくてあっという間に過ぎます。」

NICではHIというちょうど真ん中のレベルから始まった。「クラスメイトに頑張る学生が多くて、とても有意義でした。」という亜美さんは、NIC修了後進学したディアブロバレーカレッジ(DVC)でも、4段階で3.7の成績をとり、現在も3.6をキープしている。「最終的にはオナーズ(Honors: 優秀成績者)に入りたいと思っています。」


◆やるか、やらないか。

アメリカでアスレィテックトレーナーの資格をとった後は、大学院への進学を考えているという。「今は現場での仕事が一番やりたいです。しかし将来的にはアスレチックトレーニングという仕事を日本でもっと普及させていきたいと考えているので専門学校や大学で指導できればいいなと考えています。そのために大学卒業後は大学院進学を考えています。」

日本では、人と違うことをしていると、特別な目で見られがちだが、「アメリカでは、人と違うことをやるのが当たり前なので、特別視されないし、それがとても心地いい。私自身もそういう人と話をしてみたいと思うし。。。」

現在は地元ノースリッジ周辺の高校や大学で主にアメフト部の学生トレーナーをしている。高校時代、「トレーナーになりたい」と思って、その想いが今叶っているという亜美さんは、日本の高校生へのメッセージとして、こう締めくくった。

「何かやりたいと思っても、自分ではどうやったらいいか分からない。でもそれだったら調べてみればいい。そうすれば道が見えるし、Timelineが見える。あとはそのためにどうしたらよいか、今できることは何なのかを考えて実行するだけ。」

よく言われることだが、「やれるかやれないかではなく、やるかやらないか。それだけだと思います。」
小柄な身体からエネルギーが満ち溢れていた。


☆ 留学生活を共にしてきた友達へ☆
同じ境遇で同じ苦労を味わってきたみんなが支えてくれたから今自分がここにいるんだと思う。
ありがとう。

☆ そして、一番の理解者である両親へ☆
「頑張れ」とは言わずに「あまり頑張りすぎないで」と言ってくれる両親。
心配かけてごめんなさい。
けど、私の好きな道を選ばせてくれて、いつも支えてくれてありがとう。
留学してよかったと、今はっきり言えます。
しっかり自分の夢を実現するから。


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