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同窓生インタビュー

<2006年>
田部加奈子さん NIC第15期生 東京都・國學院高校出身
ネバダ州立大学リノ校国際関係学部

努力に勝る天才なし

◆Child Care Center (保育園)でアルバイト


TMCCで2年間一般教養課程を履修し、この秋学期からリノ校に3年次編入してきました。今学期は国際政治学、国際関係学、地理学、リサーチメソッド、中国語、ミクロ経済学の授業を選択しています。

TMCCでは、Child Care Center(保育園)で2年間アルバイトをやっていました。特に思い出に残っているのが、1年前に、問題児を面倒みることになったときのことです。その子は、家庭にも問題があり、他の子にも暴力を振るう子でした。最初はとても大変でしたが、3ヶ月間面倒を見て、最後の方には”Kanako, Kanako“といってとても信頼してくれたんです。夏休みに日本に帰って、秋学期にCenterに戻ったときにはもう、その子は退園した後でしたが、私がいない間も”Where is Kanako(加奈子はどこ?)”といっていたそうです。

◆興味があればまずは行動してみる

私は、何か興味のあることがあれば、まずコンタクトしてみる性格で、小学5年の時から、読売新聞の子ども記者をやっていました。この子ども記者というのは、アポイントをとることから、記事を書くことまで、全部自分でやるというもので、中学生の時には、ジュニア記者として「G8子どもサミット」にも記者として参加しました。今でも半年に一回くらいは、留学日記を配信しています。

海外進学に興味をもったのも同じようなことがきっかけでした。高1の時に、米国海軍の主催する青少年国際交流プログラムに応募し全国から7名の中に選ばれました。これは旅費もすべて奨学金で賄えるもので、アメリカから選ばれた7名の生徒と、互いの国の戦争の足跡を訪ねて平和について議論するというものでした。また、高2の時には、JICAのプログラムでタイに行ってきました。これもお土産代以外はほとんど奨学金でまかなわれました。こういった経験を通じて、自然に国際政治に興味をもち、NICにも自然な流れで入学したような気がします。

◆「努力に勝る天才なし。」

誰でも努力なくして天才にはなれない。これは、姉からもらった言葉です。何事も最初からできる人はいないし、楽してできることはひとつもないと思います。

私は英語がとても苦手で、中学時代には全部赤点でした。NICに入ったときもINという下から3番目の、中の下のクラスから始まりました。NICにいたときには、親に「早く寝なさい」と言われるくらい本当に寝ないでがんばりましたし、結果としてTMCCでオールAをとれるようになりました。

だから、今○○だから、○○できないから、という理由で何かを決断するのではなく、今○○だけれども、自分はこうしたい、こうなりたい!という思いを大切にしていけば、きっと道は開けると思いますし、望みはかなえたいと強く願えば願うほど、物事は自分の思うとおりに進んでいくと思います。「努力に勝る天才なし!」。私もどんな逆境にも負けず、自分を強くもって生きたいとおもいます。

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