TOP
第19期生
第18期生
第17期生
第16期生
第15期生
第14期生
第13期生
第12期生
第11期生
第10期生
第9期生
第8期生
第7期生
第6期生
第5期生
第4期生
第3期生
第2期生
第1期生
同窓生インタビュー

<2006年>
渡邊奈緒さん NIC第15期生 群馬県立太田女子高校出身
イギリス国立ロンドン大学SOAS校言語学部(現在UCLAに交換留学中)

人生は常に自分との戦いである。

◆ロンドン大学から1年間の交換留学

現在私はロンドン大学の学生として、UCLAに1年間の交換留学中です。他にもイギリス人の女子学生と、ポーランド人の女子学生と3人でイギリスから05年の9月に来ました。06年の6月までここにいて、またロンドンに戻って最終学年を過ごして卒業の予定です。UCLAにはNIC時代の仲間もいますし、ロサンジェルスに来た当時には、NICの先輩にもいろいろお世話になりました。

1年間という短い期間なので、今はUCLAのキャンパス内にあるCo-opという留学生を中心とした寮で生活しています。今はアメリカ人と、ポーランド人と3人で生活しています。ここはCo-opという名の通り、大学生協が運営している寮で、食費を入れても月450ドルという格安の値段です。その代わりに週4時間、寮の仕事を手伝うことが義務付けられています。

◆「人生は常に自分との戦いである」

アメリカに来てよかったと思うことは、言語学の分野で世界でもトップクラスである両方の大学(SOAS校とUCLA)で学ぶことができたということです。今のもっぱらの課題は、限られた時間の中で得られるものをちゃんと得られるか、ということです。授業では、先生の言ったことを理解するのは問題ないし、テストも問題ないのですが、同じくイギリス(Edinburgh)から来ているイギリス人学生が、授業中や授業時間以外のディスカッションで、学んだことを自分の言葉で語っているのを聞くと、正直言ってあせりもすこしあります。

私は遊びのテニスで負けてもとても悔しいと思う、負けず嫌いな性格で、友達にも「完ぺき主義者?」なんていわれることもあります。もちろん、最初から完璧な人は誰もいないことはわかっているのですが、こっちにくれば「英語を話せる」ことは何の自慢にもならないので、そういった意味で、日々格闘している最中です。

勉強以外では、Hip Hopのサークルに入っていて、これが週3回練習があります。本当に楽しくて今の私の、生きがいのひとつです(笑)。

◆「英語を話せること」は何の自慢にもならない。

私にとって留学は、「日本国外に出て、母国とは異なった環境から、さまざまなことを学び取ること」です。そういった意味で、いま日々学ぶことはとても多いです。

人は、その時どきで、何かを感じ取ったり、葛藤したり、そういういろいろなプロセスを経て成長するものだと思います。つらいことがあったとしても、その中でどう成長できるか、何を得て、次にどう生かしていけるか。感情をコントロールするのも自分、起こった事柄をどう捉えるのかも自分。

アメリカに来て、またまた考えることもたくさん増えましたが、そういう意味でも、毎日のこの自分が感じること、体験するすべてを大切にして、成長していきたいと思っています。

>第15期生トップに戻る

Copyrights c 2003- NIC International College in Japan All Rights Reserved.