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同窓生インタビュー

<2004年冬>
宮崎仁美さん NIC第16期生 長崎・鎮西学院南高校出身
カリフォルニア州立ディアブルバレーカレッジ教養学科


You must bilieve to achieve.

◆アメリカに来て社交的になった。


アメリカに来て、一番変わったことは、社交的になったということです。日本だと子供はよく大人の会話に入らないのが"ルール"みたいなとこがありますが私が見た限りではこっちではそういうことはないんですね。 大人が子供に対しても、日本人が子供と接するのとは違って、対等に扱うんです。だから、特にプライベートでは、年齢や男女関係なく、大人対大人として接するので、自然と「自分はどう思うのか、なぜそう思うのか」を言う習慣が身に付くのだと思います。そういうわけで、私自身も自分の意見を人に伝えるのが簡単になったし、それと同時に自分の言ったことやすることに対しての責任感が強くなったと思います。

大学でもとてもいい先生に恵まれています。もちろん授業や宿題は大変な時もありますが、困ったことがあればどんな質問でも親切に答えてくれ、何とかして助けようとしてくれます。何人かの先生と打ち解けて学期が終わった後でもEmailする仲にまでなったりしました。これまでの成績も4段階で3.8と、ほとんどオールAに近い成績を維持していますが、それも自分の努力だけではなく、すばらしい先生にめぐり合うことができ、彼らの生徒に対する態度や知識の深さに影響されたからだと思います。

◆女性を守るための社会福祉

私の将来の夢は、思春期の女の子や、若い女性を助けるための仕事をすることです。そういう意味では社会福祉の仕事もよいではと考えています。特に日本ではそういった若い女性のためのサポート制度というのが、欧米に比べても遅れているような気がしますし、社会的にも女性が不利になっている状況も現実的にあると思います。ソーシャルワーカーとしてそういう女性をサポートしていきたいというのが、現在の夢です。

◆「You must believe to achieve」

これはホストファミリーでお世話になっている父親の、仕事場にあるポスターに書かれてある言葉です。私の尊敬している人にも同じようなことを言われました。それは、「何事も自分ができると信じることなしには、成し得ることはできない」ということ。誰かが自分の夢を邪魔することはできるが、誰も自分の夢をつぶすことはできない。なぜならあきらめるのも、あきらめないのも自分次第。困難にぶち当たったのを言い訳に自分を信じることをやめてしまうということはほんとに悲しいことだと思います。

私たちはよく偉大なことを成し遂げた人たちの偉業だけに目をつけがちですが、実際、彼らのほとんどは何度も何度もくじけそうになりながら私たちの考えられないような困難を乗り越えてきた人たちです。彼らは決して自分を信じることをやめませんでした。私は偉業を成し遂げたいっ、てわけではないですが、生きていく上の基本原理としてこの言葉を心に刻んでます。



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