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同窓生インタビュー

<2004年冬>
佐野清彦さん NIC第16期生 新潟県立新潟商業高校出身
カリフォルニア州立クヤマカカレッジ4年制大学編入課程


学ぶ

◆バスケットボールのコーチ


現在クヤマカカレッジで、4年制大学編入のためのコースを取っています。修了後はカリフォルニア州立大学サンディゴ校に編入して、スポーツ医学の勉強をして、バスケットボールのコーチになるのが、今の僕の夢です。

今学期、社会学のクラスをとっているのですが、このクラスではボランティアをやるとExtra point(追加点)をくれるということで、僕は男子バスケットボール部のコーチアシスタントをやっています。

◆人生やりたいことをやりなさい

高校ではバスケットボール部に所属していましたが、僕が1年生の時に全国優勝した日本でも屈指の強豪校で、当然ながら勉強と両立することも難しく、体も精神もとても疲れた状況にありました。 

勉強では国際教養科という普通科プラス英語というけっこうレベルの高い進学コースで、毎年進級ぎりぎりでした。部活は朝早くからシュート等の個人練習、昼は先輩のお世話、放課後から夜にかけて練習、通学は電車で往復2時間。思い描いていたものとは全く異なる3年間でしたね。たしか辛いことはだれにも話さずにふさぎこんでいたとおもいます。

大学受験もうまくいかず浪人生活を始めましたが、ちょうど近所に住んでいた教育庁で働いている方に、「人生やりたいことをやりなさい」といわれ、中学のころ好きだった英語を上達させ、英語教師になるかバスケットボールに関わっていくということをみつめ進学先をさがし始めました。そのような時に偶然NICを見つけ、すぐに志望校に決めました。それからは実家の近くの食堂でアルバイトしたり、道路の交通整理のアルバイトをしながら、英語の勉強を少しずつして、NICに入学しました。

NICに入学してからも苦労は続き、1学期は勉強についていくだけで一生懸命で、成績もとれず、2学期にはみな最低1レベル進級していく中で、僕だけ同じクラスをリピートすることになってしまったんです。何とか2学期はパスして、3学期には上のクラスに進むことができましたが、NICでの1年間は僕にとって本当に貴重だったと今でも思います。特に2学期からはとても充実したものになりました。イベント委員会やイヤーソングに関わったり、バスケットボールをしたり...NICの1年は本当に濃い1年でした。

◆「学ぶ」

僕の座右の銘です。人間は興味のあることを学んでいれば、面白いし、必ず未来につながると思います。でも高校時代は、勉強しろ勉強しろ、と周りに何度も言われ、悪い意味でプレッシャーになり受験などもいやになりました。まぁそれも海外進学を選んだ理由の一つです。(笑)アメリカに来て思うことは、「世界は広い」ということ。いろいろな人種の人がいて、考え方も皆違います。日本だけにいるとわからないこともたくさんあります。僕は日本からでることで、違う視点から日本を見ることができるようになりましたし、自分から動かなければ何も変わらない環境なので、一人で何でもやってみようと心がけるようにもなりました。アメリカに来てまだ1年ちょっと、英語力もまだまだですが、これからもいろんなことを「学んで」成長していきたいと思っています。

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