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外資系証券会社

小西 朋子
(第1期生)

ドイツ証券株式会社

ファイナンシャルコントロール、アシスタントヴァイスプレジデント

ネバダ州立トラッキーメドウズカレッジ教養学科
Truckee Meadows Community College, AA in General Education

埼玉県・浦和明の星女子高等学校出身





◆毎日が数字との格闘

眼下に国会議事堂を見下ろす高層ビルに世界最大級の金融機関・ドイツ銀行グループは日本の拠点を構え、海外74カ国・1500以上の拠点を有するグローバルなネットワーク、長年にわたり築き上げてきた信用力、最先端の金融テクノロジーを駆使した革新的な商品・サービスの提供を行っている。小西さんはその一部門であるドイツ証券会社で同僚と共に日々数字と格闘しながら金融派生商品(デリバティブ)を取引する部署に対しての財務諸表等のレポート作成とサポートを行っている。

◆全く準備なしに入った金融業界

グローバルな金融機関で働く小西さんだが、始めからこの業界を目指していたわけではなかった。
「二年制大学を卒業、帰国後は、金銭面で自立した上で四年制大学への編入を考えました。その準備と身につけた英語力を維持するため、業種を問わず外資系企業に履歴書を送り続けました。」ある欧州系金融機関から『中途枠なら応募資格がある(新卒枠は四年制卒以上を対象とする)』と聞き応募、見事採用。その後米系金融機関への転職を経て現在に至っている。
「様々なバックグラウンドを持つ上司や同僚と働いたことは貴重な経験になっていますね。
」偶然入った業界でありながら自分の肌に合うものを感じ今まで身を置いているという。

◆海外で得た「自信」を糧に

「私が留学した頃はまだ海外進学が一般的ではなかった時代。行ったからにはきちんといい成績を修めて卒業しないと帰国できないという危機感がありました。その思いで必死に努力して頑張ったことが自分の中で自信につながり、どんな困難に直面しても動揺しなくなりました。そうした強さは金融業界だけではなく、あらゆる分野で求められていると思います。」だから『海外進学』では、どんな人間に成長していくかが大事。「今だからこそ言えるのは、『考える暇があるならまず走り始めてみる』ということ。留学前の私なら絶対あり得ないことです。私の見たアメリカは頑張る人を応援してくれるところです。勿論、異文化の中へ身を置くことで日本の外における様々な価値観の存在に気付くだけでも意味のあることですね。」それはどの業界に入ろうとも必ず役立つ能力になる。
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