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広告代理店

水島剛
(第12期生)

株式会社博報堂

マーケティング

ボストン大学国際関係学部卒
Boston University, BA in International Relations

石川県・星陵高等学校出身




◆自由な雰囲気に惹かれた

「自由な雰囲気で、人を大事にする会社だと感じたので選んだんです」
05年春より、大手広告代理店の博報堂で社会人生活の第一歩を踏み出した水島さんは明るくそう語る。大手商社でも最終面接まで進んだが、最後の決め手となったのがそんな「自由な雰囲気」だったという。「広告代理店なら自分のやりたいことができそうだ」そう思い、決断・入社に至った。

◆僕たちはみんな「個人商店」

そんな水島さんが所属するのはマーケティング部門。「広告代理店の唯一の商品は人と企画」と言い切る水島さんにとって、とてもやりがいのある部門だ。
「この職場では、みんな個人商店なんです。会社は商店街みたいなもので、そこに色ん
な特色を持った商店(=人材)が集まっている。特色のない店にはお客が入らないで
すよね?いかにしてお客を自分に引き寄せるか?そこが仕事の醍醐味です。」

◆アメリカで培ったコミュニケーション能力

広告代理店が常に求めている人材の資質とは、ロジカル・シンキング、クリエイティビティを兼
ね備え、企画書の作成ができる人。そして独創性がありながらもチームプレーも出来る人だ。だからこそ水島さんは留学の意義を強調する。
「留学の一番いいところは、今まで接したことのない人たちと会えることだと思うんです。
色んな年代の色んなバックグラウンドの人たちとフランクに喋れる。そして日本にいると喋らなくてもある程度わかることでも、異文化でまったく育った環境が異なる人たちと喋るときには、何かしら共通点を見つけていかなきゃならない。そんななかからコミュニケーション能力が磨かれ、また人間力もついてくるんです。」

◆やっぱり周りの環境は大事

1歳から3歳までと小学4年時の4ヶ月間をアメリカで過ごしたという水島さん。高校時代は空手で全国大会に出るため実家を離れて過ごした。でも留学時代を含めて「一番濃い時間」を過ごしたのはNICだった。
「いま思い返しても、いい1年間でしたね。全国から同じ目的をもった熱い奴らが集まってて・・・。アメリカでの4年間より濃かったですから」
いま、水島さんは博報堂の中で色んな経験をつみながら、最終的には世の中に自分の考えたものを形としてどんどん出していきたいと考えている。
「これまで『右習え』だった日本人も、これからは個人の嗜好が強くなってくると思います。異文化の中で多種多様な人たちと交流して身につけたコミュニケーション能力を発揮する場はどんどん増えてきますよ。」
広告代理店とはまさに「コミュニケーション能力」が武器の会社。留学生が活躍する機会がたくさんある舞台だ。

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