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同窓生インタビュー

<2007年秋>
八田飛鳥さん NIC第16期生 千葉市立稲毛高校出身
カリフォルニア州立大学チコ校国際関係学部4年 08年5月卒業

California State University - chico BA in International Relations


◆南米に留学予定


チコ校の国際関係学部は名門学部として知られる。過去30年以上に渡り、ニューヨークで開かれる全米の大学対抗の模擬国連で入賞しているからだ。そのチコ校で学ぶ飛鳥さんは昨年ラスベガスで行なわれた地区大会にチコ校代表メンバーとして参加。この11月に行なわれる地区大会にも参加を予定し、来年春に行なわれる全国大会への出場を目指している。

「でも今、実は南米への交換留学も考えているんです。留学すると本選には出れなくなるので迷っているのですが。。。」という飛鳥さんは、今学期、Peace Studies(平和学)、Method and Analysis, Post-Industrial Societyなどの国際関係学の科目に加え、スペイン語も履修している。

また、勉強以外でも、時給10ドルで、日本語のチューターの仕事を週5〜10時間程度やっているという飛鳥さんは、先学期までは、NCAA公認の女子ラクロス部に入っていた。
「体育会なので、平日は毎日練習で、土日は遠征。大学で初めてやったスポーツなので、レギュラーにはなれませんでしたが、たまに練習試合にも出してもらって。勉強との両立が大変でしたが、文化、人、スポーツを通しての思い、吸収できたものも大きかった気がします。初めてシュートを決めた事は、忘れられません。」


◆価値観は一つじゃない

アメリカで生活してきて変わったことは、『価値観』だという。
「日本に居るときは当然のことですが日本の価値観だけで考えるけれど、こっちにいるとそうはいかない。自然とアメリカや他の国の文化や価値観を受け入れなければならないし、考え方も柔軟でないと生活できないんです。1年くらいの留学だと日本の価値観から見ることで精一杯だけれど、3、4年もいると、自分の価値観はいろいろな価値観がある中の一つでしかないということがわかる。」と、短期留学との違いを話してくれた。

よく言われることだが、アメリカでは、自分から動かないと誰も助けてくれない。
「そういった意味では、度胸がつきました。何でもやれることはやらないと損ですからね。間違えや失敗を恐れていては動けない。失敗は悪いことではないし、今はそれが許されるから、そこから学ぶことが大事だと思う。」

実は、飛鳥さんは、現在サンフランシスコ校で学ぶ舞さん(P○○参照)と双子の姉妹である。
「舞とは高校も一緒でNICでも一緒。別に話し合って決めたわけでもないんですけど。」

双子とはいえ、いつかは離れなければならない。
「渡米後の進学先を決めるにあたって、私はチコを選び、姉はサンフランシスコを選びました。人生で初めて離れ離れになった(笑)。」

家族がいたから、今の自分があるという。「つらいときに、家族の写真を見ると泣けてくる。でも、支えてくれて応援してくれる人がいるから、もっと頑張らなきゃって、心から思います。家族がいたからここまでやってこれた。お父さん、お母さんいつも本当にどうもありがとう。」

明日までに、7ページのレポートを提出しなければならないという。テーマはサウジアラビアの人権問題。インタビューを終えた午後9時半、飛鳥さんはそのまま図書館に駆け込んでいった。


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