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同窓生インタビュー

NIC Interview 2007 SUMMER in U.S.A. 厳しさの先に、夢がある、海外進学
池田 芳幸さん NIC第17期生 千葉県立成東高校出身
カリフォルニア州立大学ノースリッジ校経営学部マネージメント学科4年 (08年5月卒業)
California State University, Northridge BS in Management

「負けたくない。」

NIC修了後、サンタモニカ・カレッジで1年間、教養科目を履修し、3年次からノースリッジ校に編入した芳幸さん。実はこの1年間はずっと『悩みっぱなし』だったという。「まずはコミュニケーションの問題。いくら自分が正しいことを言っても、声の大きさで負けちゃう。とった科目では全部Aをとらなければならないと、変に自分自身にプレッシャーをかけてしまって。。。ビジネスを専攻していると言っても、ビジネスをやるには、宗教や文化、もちろんマナーやタブーなども知らないといけないし、そのためにビジネスの科目だけじゃなく、他の科目も頑張らなければならないと思ったら、悩みが尽きなくなってしまったんです。」

芳幸さんの父親は、レストランなどにある無音呼鈴や、トイレの手をかざすだけで自動で水が出る手洗機を発明した。今もいろいろなアイディアを思いついては事業化しているという。小さいときから『これが特許って言ってな。。。』という話を良く聞いていたという。一方で母親は、地元では名の知れた子供向けの英語塾を経営している。そのような、自由な発想をもつ両親のもとで、穏やかに育ち、人当たりも良く、物腰もやわらかい芳幸さんは、無理に主張するのが苦手なのかもしれない。

「実は父親と姉が去年、ノースリッジにしばらく住んでたんです。父親は『自由人』なので「おれもココでビジネスやろうっかなあ」って。姉は旦那さんが単身赴任だったんで、子どもをつれて父親とこっちでのんびりしていました(笑)」そういう父親が言った言葉が今でも芳幸さんの支えになっている。「飛行機から見ると、人間はアリのように小さい。失敗したって些細なことだし、くよくよしてもしょうがないだろ。」

悩みながらも芳幸さんは、日系運送屋で引越しのアルバイトをしたり、仲間とバスケットをしたり、たまにアメリカ人に空手を教えたり、それなりに大学生活をエンジョイしている。

「やっぱり『負けたくない』です。基本的に負けず嫌いなんで。人生は自分の力で開くものだと思うし、それに関しては誰も助けてくれない。いい意味でもっと目立たなければならないんですよね。」

「結局、悩んだり、苦しんだり、経験しないとわからない」と言った芳幸さんと、最後にジムや総合格闘技のことで盛り上がった。「僕もジムに行っているんです。ワークアウトは何をやっているんですか?」その笑顔には、ノースリッジの青空と同じ、澄みきった眼差しがよみがえっていた。

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