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同窓生インタビュー

<2006年>
福岡友里さん NIC第15期生 名古屋市立名東高校出身
ネバダ州立大学ラスベガス校経営学部マーケティング学科

"Me"

◆世代を超えた交流


先学期まではホテル経営学を専攻していたのですが、興味が変わりマーケティングに専攻を変えました。本当は来学期から4年生なのですが、より自分の学びたい科目が充実しているカリフォルニア州立大学サンフランシスコ校(San Francisco State University)に06年1月から編入することにしました。

アメリカに来て、とても印象深かったのは、社会人の人がクラスに多いということです。経営学部の4年生が履修する必須科目でBusiness Writingというのがあり、今学期はそれを取っているのですが、そのクラスにも、現役のテレビ局の社員や、プロのカメラマンなどもいて、その人たちとの交流がとても楽しいです。

◆実践的な授業で性格も変わった

経営学部の授業は実践的なものが多く、今学期とっているマーケティングのクラスでは、プレゼンテーションの課題がたくさん出ます。実際に自分でマーケットリサーチをして、商品比較や経営状況などの発表をクラス内で行うというもので、将来、エンターテインメント産業の分野でマーケティングを活かしたお仕事をしたいと思っているのですが、それも関連して、この前は、日本におけるエンターテインメント産業として、東京ディズニーランドとユニバーサルスタジオジャパンの比較について発表しました。

このような授業を通じて、性格もずいぶん変わってきたような気がします。特に人前で話すことが苦にならなくなりました。以前はシャイで、大勢の人の前で話すことが苦手だったのですが、プレゼンテーションは即成績に結びつくし、恥ずかしいからといって避けて通れるものではないので、「なんとでもなれ!」という気持ちでチャレンジしていった結果、自然とそういうことができるようになったのだと思います。

◆ホームステイがきっかけで留学へ

私のいた高校はいわゆる普通の進学校でした。他の生徒と同じように授業を受けていましたが、高2の時に、授業で先生がしゃべっているにもかかわらず誰も授業を聴いていない状況がとてもいやになリ、精神的にとても落ち込んだんです。それを見ていた母親がホームステイプログラムを見つけてきて、薦めてくれたので、何かきっかけがつかまればという思いでニュージーランドに2週問行って来ました。それがきっかけで海外の大学にも興味をもつようになリ、高3のはじめに、NlCを知りました。父親が、仕事で海外出張が多く、「海外」というものに抵抗をもっていなかったので、私が海外の大学に行きたいと言ったときにも快く賛成してくれ、早い段階、7月の推薦入試で受験しました(7月7日の七夕でした)。

ラスペガス校では、勉強以外にもインターナショナル・クラブ(留学生の学生会)のオフィサーもやっています。ラスペガス校には世界から留学生が集まっているのですが、彼らと一緒にそれぞれの国の文化を互いに理解して、またアメリカ人の人たちとも共有していくという目的で活動しています。今学期は大学からも予算をもらい、「インターナショナルファッションショー」をやることになって、私も日本代表でファッションモデルをやるんです。(浴衣を着る予定です)。日本人はやはリ他の国の人に比べるとシャイなので、モデルも私を入れて2人だけなのですが、これをきっかけにたくさんの人がいろいろな国の文化に興味をもってくれればいいと思っています。

◆「Me。」

私は、一人っ子で、小さいときから、特にアピールしなくてもケアしてもらえる環境にいました。でもNlCに入って、そしてアメリカに来て、何でも自分でやらなければならない環境に身をおくことで、精神的にもとても強くなったし、自分自身にも自信がついたような気がします。自分の将来のやリたいことを見つけることもできたし、「自分」=Meというのが少しずつ確立できてきているのではないかと思います。

◆やりたいと思ったときが最大のチャンス

留学というのは、私にとって、勉強だけでなく、人との関わリや体験を通して自分を変える大きなチャンスでした。日本にいる友人で、いわゆる「いい大学」を出て「いい会社」に就職しても、すぐにやめる人がたくさんいます。ある友人と先日電話で話をしたときにも、いわゆる有名企業だけれども仕事が自分のやりたいことと違うらしく「私も留学しようかな…」と言っていました。でも話し口調から「本気で考えていないな。」というのがわかったので、私も細かくアドバイスはしませんでしたが、悩んでいる人はたくさんいるのではないかと思います。

もちろん社会人になってから留学してもいいのかもしれませんが、もし今の段階で「海外の大学に行きたい」という思いがあるのであれば、今がチャンスだと思います。若いときは吸収力もあるし、刺激にも敏感です。たとえ失敗してもやり直しはきくし、ダメでももう一回やればいい。チャンスに後ろ髪はないから。

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