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同窓生インタビュー

<2005年冬>
小林恵子さん NIC第16期生 埼玉県立所沢北高校出身
ヨーク大学心理学部


知識と経験、それが人を大きくさせる「力」になる!

◆生きているのが申し訳ないと思うほど悩んだ高校時代


05年10月からヨーク大学に入学し、心理学を専攻しています。今学其肌まDevelopmental Psychology(発達心理学)を中心に勉強しています。
NlCを志望した理由はいくつかありますが、一つ目は高校までの教育をとおしてみて、環境が生ぬるく感じたことです。がんばること、一生懸命やることがかっこ悪いと思われる雰囲気があったので、がむしゃらに何かをしたがっている自分の居場所を見つけられず、NlCなら言葉どおり「死ぬほど勉強できる」と思ったんです。あと、人問関係でも悩んでいて、人から無関心な態度を示されることもあって、自分に自信がもてず、「生きているのが申し訳ないと思う」ほど落ち込んでいました。それで、それを変えたかったというのが大きな理由ですね。なんでそう思うのか、と考えたときに、自分には「成功体験がない」って気づいたんです。だからNlCでの1年問は納得するまで「とことん」やりました。自分は特別優秀でも器用でもないことは知っていたので、要領よく物事を進めるよりも、とにかくやれることから地道に何でもやろうと。イギリスに来てからも、自分から何でもやって、成功と失敗を繰り返しています。今までの成功は自分に自信を与えてくれて、最近やっと「地に足つけて生きている実感」があリます。

◆ヨーロッパを代表する名門、ヨーク大学

ファンデーションコースの成績もよかったので、最終的にYorkとEdinburghのどちらかに決めようと思っていました。日本人が少ないところ、というのもその条件のひとつでした。留学生だから、という甘い考えを捨てようと思って、イギリスにいるからにはそこに溶け込もうと思ったんです。最終的にYorkを選んだのは、NlCの先輩が来ていたということで、それをきっかけにYorkについて深く調べたから。偶然NlCの仲間もあと二人一緒に来たので、困ったときには助け合っています。特に同じ心理学をとっているNlC時代の仲間が一人いて、もともと留学生も少ないので(笑)、助けてもらっています。

◆人間は「ひとりじゃない」

今回私がこのインタビューに申し込んだのも、昔の自分を思い出したから。同じような辛い思いをしている人の助けになれば、と思ったんです。
一番伝えたいことは、誰にでも「抜け道がある」ということ。行き詰って、もう道がないんだと思っても、今いる環境から抜け出して、留学することで自分を成長させた私がここにいる。違う道を選ぶことは逃げじゃない。自分も先輩のメッセージを読んでいつも元気づけられていたし、自分の思いが重なっているんです。
一人で悩んでいると物事は悪い方に行ってしまう事が多いと思う。だからこのメッセージを読んで「自分はひとりじゃない」ということ、同じ夢をもった人が他にもたくさんいるんだということを知って、一歩前に出て、チャレンジしてほしいと思います。


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