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◆毎日家屋会議をした
海外の大学に行きたいと思ったのは高2の終わり頃、確か2月だったと思います。そして仙台で行われた説明会に参加し、それからは毎日家族会議を開いていました。6月には青森で開かれた説明会に母親が参加し、なんとか親の許可をもらうことができました。
◆日本はかっこいい
アメリカ人にも何でアメリカに来てアジア研究をやっているの?と聞かれるときがある。でもアメリカには日本からの移民も多く、ユタにも日系アメリカ人がたくさんいます。日本から離れてみることで、日本をもっと大事に想うことができるし、日本人としての誇りが芽生えるのだと想います。
渡米する前は、アメリカに対する単純な憧れしかありませんでした。アメリカって格好いいな、という想いでした。
アメリカに来て感じたのは、多くのアメリカ人が空手や書道を習っているということです。彼らは日本人よりも日本人の考え方や歴史を深く考えようとしています。彼らと一緒に学んでいると、なぜ彼らが日本の文化に魅かれるのかがわかりますし、今では「日本ってかっこいい」と素直に思うことができます。一方で、「日本の歴史をもっとちゃんと勉強しておけばよかった」と後悔することも多いです。ですからこれから留学を考えている人には、日本のことをよく勉強してほしいと想います。 |