【在校生の声】先生がしっかり向き合ってくれる

椎葉 みなみ Minami Shiiba

神奈川県立横浜翠嵐高等学校出身

ワシントン州立カスカディアカレッジ進学
Cascadia College

高校時代は毎日数時間の自習に加えハンドボール部と軽音部に所属していて、何にでも手を出してみたがるようなアクティブな学生でした。勉強面に関しては、日本の国公立大学進学に向けて3年生の秋までしっかりと勉強をしていました。突然の今までの積み重ねが無になるような決断だったので、母には”せっかく辛い思いをして何年も勉強してきたのにいいの?”と言われましたが、努力してきた事は決して無駄にはならないという考えを伝えて母も納得してくれました。

海外進学を選んだ大きな理由の一つは日本の大学にいても自分は輝けないと思ったからです。コミュニケーションやリーダーシップなど、自分の強みをより活かせる海外で学びたいと考えました。

海外留学をする上でNICに進学した理由は2つあります。

1つ目は英語力向上のためです。元々英語には自信がある方でしたが、いざ話してみるとなると全く言葉が出てこなかった事には衝撃を受けました。国公立レベルの英語を勉強していてもスピーキングの練習をしないと通用しないのだと痛感しました。

2つ目はどうせ1年日本で準備をするなら付加価値が欲しいと思ったとこです。NICでは英語の勉強だけではなく、行事、かけがえない友人、先輩とのコネクション、など様々なものが得られます。

学習と生活について、私は家庭がシングルマザーな事もあり留学資金を全て自分で用意しなければいけないので、週5のバイトをしながらNICに通っています。もちろん勉強する時間がものすごく短くなるので、クラスで1番の順位などは取れませんがそれでも常に平均以上には居られるように周りの人よりも効率化を目指して課題等に取り組んでいます。

また授業に関してはAll Englishなだけでなく、HWの指示、授業後に先生に質問へ行く時でさえ英語しか使わないような環境が私にとっては本当に有益でした。クラスが小さいために、先生がクラスメイト一人一人としっかり向き合ってくれることもとても嬉しいです。

今では本当に英語がすらすら出てくるようになりました!英語力はあったのにも関わらず、入学前は英語を口に出そうとすると口が震えて何も言葉が出ないような状態でした。最初の方は授業で先生に話しかけられるのが怖くてたまりませんでしたが、ほんの数週間たった頃にはもう怖くなくなり、今では自分から授業中に発言することもしばしばです。否が応でも英語を話す事になる環境が私を変えました。

将来の夢は、お金持ちになってそのお金をどう使うのが正解なのかしっかり考えられる大人になる事です。アメリカの大学では動物学を専攻し、自分の好きなことに関して気が済むまで勉強出来たらなと考えています。将来の職業に関しては全くと言っていいほど決まっていないです。大学に行って今よりももっと沢山のことを学んでそれからまた考えてみる、でも良いと思っています。

読者へのメッセージ

まず、うちはお金がないから留学なんて出来ないと悩んでいる方々へ、全くそんなことはないです。私は留学資金がほぼゼロのところからNICに入学しましたが、進路を決定する頃にはお金の目処がたって自分にとって最適な進路も選べました。もちろん自分で奨学金にどんどん応募したり、バイトを沢山したりと自分なりに努力はしましたが、NICにかかるコストさえ準備できれば、後は行動で道は開けるということです。お金の問題で躊躇して諦めるのは本当に勿体ないです。

また、NICに入ると偏差値など関係のない世界に入るので進学校にいる方や浪人生の方は躊躇ってしまうかもしれませんが、そんな事はほんの小さな事です。私は偏差値75がすべて泡になりました。やりきれない気持ちがなかったと言えば嘘になります。しかしそんな経験をしたからこそ新しい視界が開けて、前の自分よりも今の自分が何倍も大好きです。

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