映画への情熱を胸に ―夢を追い続ける岩﨑大知さんの挑戦―

目次

映画監督になるという夢

「アメリカで映画を学び、映画監督になる」

明確な目標を掲げて、岩﨑大知さんはNICへの入学を決意しました。そしてその夢は今、着実に現実へと近づいています。

前学期、岩﨑さんが監督と脚本を務めた映画が、学校の映画コンクールにノミネート。現在、受賞の連絡を待っているところです。夢への第一歩を、確実に踏み出しています。

現在の活動:多忙な日々の中で磨かれる力

South Puget Sound Community Collegeでの岩﨑さんの日々は、想像を超える忙しさです。

「毎日とても忙しい日々を過ごしています」

その活動は多岐にわたります。クラブの部長として学校のイベントを企画運営し、日本語のチューターとしてお金を稼ぎ、さらに毎週金曜日は映像会社でインターンとして無償で働き、実践的な学びを積んでいます。

映画制作、学校運営、アルバイト、インターン。複数の役割を同時にこなす日々は、決して楽なものではありません。

「すぐに鬱っぽくなりますが、すぐに回復します。そんな繰り返しです」

正直に自分の状態を見つめながらも、前に進み続ける岩﨑さん。現在は、大量のタスクが一気に押し寄せた時の対処法を自分なりに模索しているといいます。健全な方法で自分をケアしながら、夢に向かって走り続けています。

NICでの学び:映画監督への土台

アメリカで映画を学ぶために選んだNIC。そこでの学びは、現在の大学生活に確実に活きています。

「Essayの書き方には困らなかった」

映画制作において、脚本を書く力は不可欠です。NICで培ったライティングスキルが、岩﨑さんの映画制作を支えています。

海外大学での日々:挑戦と成長の連続

アメリカでの大学生活は、挑戦の連続です。映画制作、クラブ運営、チューター、インターン…多くの役割を担う中で、岩﨑さんは自分なりの乗り越え方を見つけました。

「今が踏ん張り時だ!今諦めたら一生後悔するぞ!と自分に言い聞かせる」

辛い時期も、この言葉を胸に前進し続けています。映画制作という夢に向かって、一歩ずつ着実に歩みを進めているのです。

これからの夢:映画と向き合い続ける

岩﨑さんの夢は、シンプルで、そして力強いものです。

「映画と向き合い続ける」

映画監督になるという目標。それは単なる職業選択ではなく、生涯をかけて映画という芸術と向き合い続けるという覚悟の表れです。

学校のコンクールにノミネートされた作品は、その道のりの始まりに過ぎません。これから先、岩﨑さんは数多くの作品を生み出し、多くの人々に感動を届けていくことでしょう。

高校生・保護者の皆さんへのメッセージ

最後に、これから進路を考える高校生や保護者の方々へ、岩﨑さんからシンプルながら心に響くメッセージをいただきました。

「ニコニコしていれば人は集まります」

映画制作は、決して一人ではできません。監督、脚本家、カメラマン、俳優、スタッフ…多くの人の協力があって初めて一つの作品が完成します。

忙しい日々の中で、時には心が沈むこともある。それでも笑顔を忘れず、前向きに進み続ける。そんな岩﨑さんの姿勢が、周りの人々を惹きつけ、夢の実現を後押ししているのです。

クラブの部長として、日本語チューターとして、インターンとして、そして映画監督として。様々な場面で人と関わる岩﨑さんだからこそ伝えられる、シンプルで力強いメッセージです。

【プロフィール】
岩﨑大知(いわさき だいち)
NIC東京校 第35期生
South Puget Sound Community College 映画学専攻 在学中(2年生)

現在:監督・脚本を務めた映画が学校の映画コンクールにノミネート。クラブの部長、日本語チューター、映像会社でのインターンなど、多方面で活躍中。映画監督という夢に向かって、日々挑戦を続けている。

夢を追う道は、決して平坦ではない。忙しさに押しつぶされそうになることも、心が折れそうになることもある。それでも、「今諦めたら一生後悔する」という強い思いを胸に、笑顔を忘れずに前進し続ける。岩﨑さんの姿は、夢を持つすべての人に勇気を与えてくれます。

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