日本の大学から、アメリカの研究者への道へ
「日本の大学で大学生活をおくっていたのですが、自分がやりたい分野がなく、本当にこのままでいいのだろうかと不安を抱えていたのを覚えています」
日本の大学に在籍していた原将希さん。しかし、自分のやりたいことが見つからず、漠然とした不安を抱えていました。
「その当時、英語は大嫌いで、勉強を一切していなかったのですが、海外に留学をして英語を使えるようになり、様々な経験を積んで成長したいと思いNICに入学しました」
英語が大嫌い。それでも、現状を変えたい。成長したい。その強い思いが、原さんをNICへと導きました。
そして今、原さんはCentral Michigan Universityで貝の分布について研究し、複数の奨学金や賞を獲得する優秀な学生として活躍しています。
現在の活動:チャンスを掴みに行く姿勢

原さんの大学生活は、まさに積極的なチャレンジの連続です。
「大学内外で研究の経験を得るために大学の教授の先生に連絡をとったり、インターンに応募をしたりして、チャンスを掴みにいったたことが特に頑張ったことです」
待っているだけでは何も変わらない。自ら教授に連絡を取り、インターンに応募し、チャンスを掴みに行く。その積極的な姿勢が、原さんの成長を支えています。
困難を乗り越える力:諦めない心
英語が大嫌いだった原さん。アメリカでの生活は、想像以上に大変でした。
「授業や仕事の中で相手が何を言ってるか分からず、何もできなかったことがあった時はすごく辛かったのですが、必死に勉強したり、質問をして乗り越えてきました」
言葉の壁にぶつかり、何もできない自分。その辛さは計り知れません。それでも、原さんは諦めませんでした。必死に勉強し、わからないことは質問する。一つ一つ、地道に乗り越えてきました。
「NICや海外留学を経て、諦めずに続けていくことの大切さを学びました。上手く行かないことがあっても諦めず、必死になって今やれることをやって様々な困難を乗り越えてきました」
そして、原さんが辛い時期を乗り越えるために大切にしていることがあります。
「今に集中して、やらなければならないことを一つ一つやってきました。そうすれば、結果的に困難だったことを乗り越えることができました。大事なのは、過去、未来ではなく今です」
過去を悔やまず、未来を心配しすぎず、今できることに全力で取り組む。そのシンプルな姿勢が、原さんを前進させ続けています。
努力が実を結ぶ:奨学金と賞の獲得

原さんの努力は、確実に評価されています。
「楽しかったことは、今までの頑張りや功績を認められ、様々な奨学金や賞をもらえたことはとても嬉しかったです」
英語が大嫌いだった学生が、アメリカの大学で複数の奨学金や賞を獲得する。その事実は、原さんの成長を何よりも雄弁に物語っています。
「アメリカの留学生活で世界中に友達ができ、その友達と多くの思い出を作ることができました」
そして、学業だけでなく、世界中に友人ができたことも、原さんにとって大きな財産となっています。
これからの夢:在来種保護への貢献
原さんの夢は、明確で具体的です。
「ポスドクでさらに貝の分布についての研究経験を積み、将来的には研究機関で研究を続けて、在来種、外来種の貝の分布傾向を見つけて在来種の保護に役立てていきたいです」
貝の分布研究を通じて、在来種の保護に貢献する。大学2年生でありながら、すでに博士研究員(ポスドク)、そしてその先の研究機関での活動まで見据えています。
日本の大学で迷っていた学生が、今や明確な研究テーマと将来のビジョンを持つ研究者の卵へと成長しました。
高校生・保護者の皆さんへのメッセージ
最後に、これから進路を考える高校生や保護者の方々へ、原さんからメッセージをいただきました。
「もし今興味があることがあれば、なんでもいいので挑戦してみてください。様々なことをやってみてください。それを続けていけば、その経験があるとき結びついて進むべき道が見えてきます。その経験は必ずいつか生きる時がきます。自分にやりたいことに素直になってやりたいことをやってみてください!」
【プロフィール】
原将希(はら まさき)
NIC第6期生(大阪校)
Central Michigan University 在学中(2年生)
卒業予定:2028年5月
現在:貝の分布について研究中。大学内外で積極的に研究経験を積み、複数の奨学金や賞を獲得。日本の大学から転身し、英語が大嫌いだったところから、今や優秀な研究者の卵として成長。将来は研究機関で在来種、外来種の貝の分布傾向を研究し、在来種の保護に貢献することを目指している。
英語が大嫌い。日本の大学で迷っていた。そんな学生が、今やアメリカで研究に打ち込み、複数の奨学金や賞を獲得するまでに成長しました。諦めずに続けること、今に集中すること、そして様々なことに挑戦すること。原さんの歩みは、変わりたいと思う気持ちがあれば、人はいつでも変われることを教えてくれます。

