◆政府系団体・海外駐在員 ◆キャスター ◆NGO ◆新薬開発 ◆システム開発 ◆アナウンサー ◆気流アナリスト
テレビ局

安藤あや菜
(第11期生)

株式会社青森テレビ

アナウンサー

テレビ局カリフォルニア州立大学ロングビーチ校ジャーナリズム学部卒
California State University, Long Beach, BA in Journalism

岡山県立倉敷青陵高等学校出身




◆「あや菜は他の人とは瞳の輝きが違うと思ったんだよ」

小学5年の学芸会で司会を務めて、「良かったよ」と言葉をかけられた安藤さん。以来、「人にものを伝える仕事がしたい」と思いつづけて夢を実現した。その秘訣は実行力に尽きる。
「生島ヒロシさんが同じ学部の先輩だと知って、お手紙を送ったんです。その後帰国したとき事務所を訪問したら、事務所の社長さん(生島さんの弟さん)が覚えていてくださって・・・。」その社長さんの口添えで、申込が締切になっていたアナウンサー学院の夏のセミナーに参加。TBSの先輩アナウンサーとも知り合うきっかけを作った。就職が決まり、先輩アナたちにその報告をした際には、「はじめて会った時、あや菜は他の人とは瞳の輝きが違ったんだよ。」と励まされた。

◆アナウンサーは「天職!」

「こう見えても、私は緊張しいで・・・。初鳴き(初めて画面に顔を出して話すこと)の時なんて、緊張して本番前の3日間、寝込んでいたくらいです(笑)。そんな私がアナウンサーになれたなんて・・・」と話す安藤さんは、アナウンサーを「天職!」と言い切った。
「たくさんの人に出会えて、いろんな事を学び、成長させてもらって・・・。放送後には、『あぁ・・・ダメだ』ってへこんだりもしますが、視聴者の皆さんから「頑張ってください」というお手紙を頂いたり、励まされています。ホント、楽しい毎日です!」

◆日本の大学に行っていたら、アナウンサーにはなれなかった。

「日本の大学に行ってたらアナウンサーにはなれなかったと思います。」という安藤さん。大学4年間で“妥協”が芽生えていたのでは・・・という。「もし日本の大学に行っていたら今頃は、就ける職に就いて、お金を稼ぐ為に働いている気がします。NICに行かずに一人で留学してたら、英語の壁に挫折してたと思いますし、NICで出会った同志がいてくれたからこそ英語の壁を越える事が出来たので。本当にNICに行って良かったって、感謝しているんですよ。」

◆「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る…」

将来は、なんでもマルチにこなせるようになりたいし、英語を活かして三沢基地問題にも取り組みたいという。「でも、一番やってみたいことは、地域のおばあちゃんと一緒に子供に料理を教えるという番組。郷土とおばあちゃんの知恵をうまく折り込んで、世代を超えたつながりを作り出したいですね。」
そんな夢を実現した安藤さんからアナウンサーを目指す後輩達に送るメッセージ。
「私の座右の銘は「笑う門には福来る」。大きな夢や希望を持っている皆さんには高村光太郎さんの『道程』、「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る…」を贈りたいです。どんなに高い目標や夢でも、強い意志と信念を持って真正面からぶつかっていけば、自ずと道は切り拓くものです。将来、後悔しない“道程”を、皆さんにも歩いていって欲しいです。」
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