【特別プログラム紹介】NIC × アニーマ動物病院 Internship & Part-Time Jobプログラムが始まりました!!

今年からスタートしたNICの特別プログラムとして、獣医学部への進学を希望している学生を対象にしたインターンシップが始まりました。

このプログラムは、6期生でNIC同窓会名誉会長の村尾隆介さんのご紹介により実現。東京・中央区にあるアニーマどうぶつ病院の協力のもと、実際の現場で学べる貴重な機会となっています。

本ブログでは、プログラムの詳細と、実際に参加した学生たちの体験レポートをご紹介します。

目次

プログラムの内容:10日間で現場を体験!

「NIC × アニーマ動物病院 Internship & Part-Time Jobプログラム」は、10日間にわたり動物病院での仕事を体験する実践的な内容です。

学生たちは、現場で活躍する獣医師や動物看護師の方々から直接学びながら、診察・手術の現場にも立ち会います。動物たちや飼い主さんとの接し方、医療現場の責任感、そして獣医師という仕事のリアルを体感できるプログラムとなっています。

プログラム風景をチラ見せします!!

※写真1~3枚目:実際のプログラム風景
※写真4枚目:村尾さん(左)、アニーマどうぶつ病院 村谷院長(中央)、NIC37期大川優さん(右)

学生の感想:診察に立ち会って感じたこと

NIC37期生   大川優さん

インターン期間中、アニーマどうぶつ病院村谷院長先生の診察を見学しての一番の気づきは、診察は「マニュアル通りには行かない」ということです。ペットのワクチン接種を始め、眼に傷を負ったワンちゃん、尿道が詰まってしまった猫ちゃんなど、様々な病状に合わせて獣医師と看護師は幅広く対応しなければなりません。そして、その一つ一つの状況にはいくつかの治療法があります。けれども、動物は人間と同じく、その子の性格や病歴、食の好き嫌いなどの個体差があり、共通の対応が全ての犬猫に有効とは限りません。診察を通してたくさんのオプションから最善の治療の組み合わせを導き出さなければならないのです。それには獣医師と患者(ペットと飼い主双方)との「チームワーク」が診療において一番大切なのだと感じました。どんな状況でも一から細かく説明し、要望を聞き、時には世間話を交えて不安を拭いながら、コミュニケーションをとって寄り添う。そして最終的にそのペットと飼い主にピッタリな医療を作り上げる。これこそが診察の意味であり、私も経験を積み上げて臨機応変に最善の対応を導きだせる獣医師になりたいと強く思いました。

NIC37期生  飯塚理記

5日目が終わって感じたことはとにかく獣医さんはかっこいいし、やっぱり憧れの存在だなと感じました。
動物病院という場所は動物にとっては行きたくない場所、獣医さん動物看護さんは会いたくない人たちであって、最大の敵ではあると同時に、彼らの飼い主さんの次に最大の味方でした。獣医さんも動物看護師さんも嫌われてでも大好きな動物の健康を守る姿が使命感に満ちていてとてもかっこよかったです。
1番驚いたことは、ワンちゃん猫ちゃんへの声がけが想像の何倍も多かったことです。爪を切る時、耳掃除をするとき、どんな時も声がけをしていて彼らが安心できるようにしていました。声がけというよりもお話をしているという感覚の方が近いかもしれないです。
安心させるという意味では、飼い主さんへのケアも欠かしておられませんでした。重い病気を患っているのことが判明したときも、その子のお迎えがくる時間まで「どうやって病気のことを伝えるのがいいだろうか」と飼い主さんの立場に立って考えたりなど、病気の重さや病状によって話し方、テンションを調整されていて、経験から成せる技だなととても感心しました。
とは言ってもワンちゃん猫ちゃんへは人間の言葉を話せないわけで、人間とは違って「腰が痛いから検査をして欲しい」と自己申告できるわけでもありませんし、診断結果を理解することはほとんどできません。診察においては触診や、飼い主さんが日頃ワンちゃん猫ちゃんへの感じている違和感があるかどうかなど、彼らのちょっとした体調不良のシグナルをどうこぼさずに拾うか重要でした。診断結果をいかにわかりやすく飼い主さんへ伝え、飼い主さんが家でできることを的確にそして理論的に伝えていました。こういったことは人間を診察する上でも大事ではありますが、言葉を話せない動物を救う上では圧倒的に重要視されるし、難易度が高いことなのだと気付きました。
院内では、みなさんとても仲が良いのはもちろん、僕の体調を気遣ってくださったり、多忙な時でも僕が1つ質問したら100答えてくださるほどにとても親切で、すごく貴重で獣医師を目指す者として贅沢な経験をさせて頂いています。残り少ないですが、できる限りの知識、技術、そして獣医師としての心構えなどを吸収させていただきたいなと思ってます。

学生の感想:印象に残った外来患者さんのレポート&プログラムを終えて

NIC37期生  飯塚理記

今日でアニーマ動物病院さんでの研修を終えました。
毎日自分にとって新しい情報が沢山で、今回のために購入したメモ帳も、気付けば今日で全ページの4/3まで書き込むほど学びが多くとても充実した毎日でした。
どうしても専門的な事前知識が少ないので初歩的な質問ばかりになってしまっていたと思いますが、なんでも答えてくださったり、わざわざ専門書の該当部分を開いて見せてくれたりなど、とても質問しやすい空気感を作ってくださりました。
また、海外に渡航し海外で獣医学を学ぶ前に、日本の獣医師さんが現場でどのような判断がなされているかを目にしておくことはとても大事なことだと感じました。というのも、医療分野においては「適切な診断と治療を」という基本的な考え方は世界共通であるので、元々僕は日本と海外の獣医師さんの診療の仕方や考え方にはほぼ違いはないだろうという固定概念があったように感じます。しかし、院長先生の海外での経験のお話を聞き、日本の獣医師さんがどのような診察と判断をしているかを身近で観察するとそれは全く異なっていることに気づきました。やはり国が違えば文化が違う、となると「死」への考え方やペットとの家族感といった、獣医学における根本的な部分が全く異なっていて、それは獣医師さんと飼い主さんが下す判断の違いに顕著に影響します。具体的には、アメリカでは割と簡単に安楽死という選択がされると院長先生は言います。ペットという存在は一緒に楽しい時間を共有する存在であり、慢性的な病気に罹ってしまった場合には楽しい瞬間を共有できなくなってしまうという考え方が一般的なようです。つまりは、もしそのような病気が発覚した場合には発覚した時点で安楽死させてあげることで「ワンちゃん猫ちゃんは楽しい記憶だけを共有できた」と考えるようです。たとえ僕が獣医学を学ぶ場所がアメリカではなくてイギリスだったとしても文化的違いは少なからずあるであろうから、「違いはある」という基本を元に頭を柔らかくし、いかなるカルチャーショックにも寛容でありたいなと思いました。 
日本の動物病院、ましてや海外経験がおありの獣医師さんのもとで経験を積める機会を設けていただきありがとうございました。今回得たことは必ずイギリスでも活きてくると思うので忘れずにいようと思います。

NICからの海外獣医学部への進学ルート

NICはこれまでの38年間で、1万人以上の学生を海外の大学へ送り出してきました。

その中には、日本人で初めてイギリス・ケンブリッジ大学獣医学部に合格した根田れいみさんをはじめ、イギリスやオーストラリアの獣医学部への進学者も含まれています。

今回、インターンシッププログラムに参加した37期生の大川優さん(高校部出身)飯塚理記さん(大学部修了)も、イギリスの国立サリー大学獣医学部への進学の道が今年9月に渡英しスタートします。

お二人は2024年にNIC高校部・大学部に入学し、1年間の基本プログラムと一般教養課程を通して、獣医学に必要な高度な英語力と人間力を身につけました。その成果として、今秋からサリー大学で本格的に獣医学を学びます。

NICでは、進学先の国や専攻分野に合わせて、一人ひとりに最適なサポートを提供しています。

獣医学部への進学を希望されている方は、ぜひNICのオープンキャンパスへ!!

<アクセス>
〒160-0022
東京都新宿区新宿5丁目9−16

Tel: 03-5379-5551
E-mail:infonic@nicuc.ac.jp

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