
2025年12月21日、NIC志願者に向けた特別イベント「NICライブセッション Winter 2025『卒業生たちのNIC&留学のリアルストーリー』」がオンキャンパス・オンラインのハイブリッド形式で開催されました。世界各国の海外大学で学び、活躍するNIC卒業生5名が登壇し、NICでの学びから留学生活、そして現在に至るまでのリアルな体験を語りました。
世界を舞台に活躍中の卒業生からのスーパープレゼンテーション
現役大学生が語る、NICから世界へ羽ばたくリアルストーリー

五十嵐 明生さん (いがらし あい)
NIC第36期生/NIC International Foundation Programme 第8期生NIC
高校部出身(東京都立国際高等学校からNIC高校部へ3年次転入)
英国立イーストアングリア大学(UEA) 国際開発学専攻
<進学校からNIC高校部へ転入し、多額の奨学金を得て英国へ。世界トップクラスの国際開発学を追究中。>
NICを知ったキッカケ&入学理由
高校時代(都立国際高校)、英語力の高い帰国子女やハーフの多い環境に身を置き、不安を感じることもありました。しかし同時に、「すごいな」という憧れと、「このままでは悔しい」という気持ちが芽生え、自分も挑戦してみたいと考えるようになりました。高校での選抜の留学に落ちてしまい、とても悔しい思いをし、海外の大学を目指して頑張ろうと思ったのがきっかけです。そしてその思いから、NIC高等部への進学を決意しました。
実際NICに入学してどうだったのか
高校2年生の時に大好きだった高校を退学し、多くの同級生が日本の大学受験を目指す中、自分の将来のために時間を使う選択をしました。NICでは、高校卒業資格と学業の両立が求められ、レポート提出を最優先に、長時間学校に残って勉強する日々を送りました。また、学生会活動にも参加し、忙しい毎日ではありましたが、友達と助け合いながら過ごした時間はとても充実していました。辛い時期もありましたが、NICを選んで良かったと感じている点は、本気で学び、将来の夢を語れる環境があったこと、そして自分の行動に責任を持つ姿勢が身についたことです。
現地生活
イギリス留学を決めてからは、大学進学に向けてファンデーションコースでの準備にも取り組みました。現在は、大学で多くのリーディング課題に取り組みながら、初心者としてチアダンス部にも所属しています。2年目からはシェアハウスで友人と生活し、ヨーロッパ各国を旅行するなど、視野を広げる経験もしています。また、日本企業でのフルリモートインターンにも挑戦しています。進学先を決める際には、「大学名だけでなく、モジュール(科目内容)を確認することが大事」とアドバイスし、マンチェスター大学からも奨学金を獲得した上で、イースト・アングリア大学国際開発学に進学しました。将来についてはまだ模索中ですが、帰国後は海外と関わる仕事に就きたいと考えています。

船本 怜さん (ふなもと れい)
NIC第35期生・NIC International Foundation Programme 第7期
東京表現高等学院MIICA 出身
生英国立UCA芸術大学 ファッションフォトグラフィ学部3年
<NICを基礎の基礎の英語力からスタートし、一年後にイギリスの芸大フォトグラフィーを学ぶ>
NICを知ったキッカケ&入学理由
中高の約5年間、ほとんど勉強をしてこなかった私は、「イギリス留学を実現したい」という強い思いを抱いていました。英語ができない自分をどれだけ受け入れてくれるか、下からでも伸ばしてくれるかを、沢山の学校をみて、最終的にNICに決めました。
実際NICに入学してどうだったのか
NIC入学当初、最下位クラスからのスタートでした。英語が非常に苦手で、入学早々、NICの先生から「君ほど英語力に課題がある学生に出会ったことがない」と言われたほどです。それでも、NIC在学中は1日最低でも10時間、多い時は16時間勉強に向き合いました。机に向かう勉強だけでなく、通学中や入浴中などの隙間時間もすべて英語に触れる時間として活用しました。特に自分の弱点だと感じていたスピーキング力は、独り言やシャドーイングを繰り返し、重点的に鍛えました。また、社交ダンス部に所属して月二回のレッスン、クラッシクバレエも週4回行っていました。「大事なこと/そうでないこと」を整理して優先順位を決め、大変な勉強をこなしていきました。タイムマネジメントのコツは朝早く起きることだと実感しています。
現地生活
現在の大学では、ほぼ毎日10分間のプレゼンテーションがあり、イギリス人の学生に囲まれた環境で震えながら緊張する場面も多くあります。しかし、NIC時代に積み重ねたスピーキング練習のおかげで、何とか対応できています。ファッションフォトグラファーとして撮影現場に立つ中で、英語力だけでなく、思考力・コミュニケーション能力・創造性など、すべてが求められる仕事だと実感しています。将来は大学院進学を目指しており、その条件である IELTS 6.5 を取得するため、短期間で何度も試験に挑戦しました。最初の結果はリーディング4.0という絶望的なもので、今まで何をやってきたのだろうと落ち込みましたが、最後の3日間で尋常じゃないくらい勉強し、気合いと覚悟を持って臨んだ結果、目標スコアを達成することができました。この経験から私が伝えたいのは、NIC入学や留学に本当に必要なのは、英語力だけではなく、「やる気」「心の強さ」「努力」だということです。目標を紙に書いて可視化し、周囲に宣言することの大切さも、ぜひ覚えておいてください。「一緒に頑張りましょう。」

高岡 和真さん (たかおか かずま)
NIC第34期生
沖縄県立那覇国際高校 出身
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)国際開発学専攻
<世界トップ大学UCLAで国際開発学を専攻。学生団体SmiRing Ryugakuを設立。>
NICを知ったキッカケ&入学理由
私が海外に興味を持ったきっかけは、決して特別なものではありません。小学生の頃に、たまたま2週間上海を訪れた経験から、「世界は広い」ということを実感したのが始まりでした。高校時代はサッカーに打ち込み、アルゼンチンへの交換留学を予定していましたが、コロナ禍で中止になり、強い悔しさを味わいました。しかし、その思いが次第に原動力へと変わり、「世界に出たい」「最高レベルの大学を目指したい」と考えるようになりました。情報がない中、何度もお話しを伺い、不安はあったが、ハードそうだけど楽しそう!が最後の決め手となり、NICへの進学を決意しました。
実際NICに入学してどうだったのか
NIC入学時には、「オールA」「奨学金獲得」「卒業式スピーチ」という3つの目標を掲げ、徹底的に努力しました。最上位クラスでの学習は簡単ではありませんでしたが、早朝から登校し、教授へ積極的に質問をし、課題の事前添削を依頼するなど、主体的に行動しました。また、学業だけでなく、起業家クラブやSDGs関連の活動にも参加し、課外活動にも全力で取り組みました。その結果、目標の一つであった卒業式スピーチを務めることができました。周囲のレベルに圧倒されつつも、先生の厳しさと仲間の存在が支えになりました。また、夜遅くまでZoomをつなぎながら一緒に勉強する仲間・夢を語れる仲間がいた事がとても良かったです。
現地生活
NIC修了後はオレンジコースト・カレッジに進学。UC系大学への編入に挑戦し、GPA3.95、課外活動23件という実績で、UCLAを含む複数の大学から合格をいただきました。現在はUC系大学であるUCLAに進学し、国際関係・国際開発学を専攻する4年生です。UCLAでは、GPA3.8以上を維持しながら、学業・クラブ活動を両立しています。寮にNIC生がいたので、その友達と、人よりは少ないですが土日遊んでいます。
メッセージ
NICで培った基礎力と姿勢が、今の大学生活を支えていると強く感じています。留学を通して学んだことは、「覚悟と勇気」、そして「周囲への感謝」です。世界に出ることで、夢のスケールは確実に大きくなります。最後に、これから挑戦する皆さんへ伝えたい言葉があります。「正解かどうかではなく、正解にするのは自分自身」。仲間と自分を信じて、一歩踏み出してほしいと思います。
卒業生が語るNICの価値

渡辺 恵智さん (わたなべ しげと)
NIC第11期生
Emerson エマソン 勤務
(プリンシパルフィールドマーケティングマネジャー)
新潟県柏崎高等学校 出身
カリフォルニア大学サンタバーバラ校 物理学部 卒業
<英語力ゼロからスタート。世界の名門UCバークレーを蹴って、UCサンタバーバラ校で物理を学ぶ。NIC同窓会会長。世界のロボコンの審査員でも世界に貢献中>
NICを知ったキッカケ&入学理由
特別なきっかけがあったわけではなく、「なんとなく海外に行ってみたい」という気持ちから留学をスタートしました。物理学がやりたかったので、UCに編入しやすいカリフォルニア州内の2年制大学を選びました。
実際NICに入学してどうだったのか
時間が経ってみると楽しい思い出しか残っていないので、今は大変かもしれないですが、それもいい思い出になるので頑張ってください。留学やさまざまな挑戦を通して身についたのは、「自分自身の物差し(価値観)」です。世界を知ることで考え方が広がり、自分なりの基準で物事を判断できるようになりました。その変化を楽しみながら、自分の将来を考えてほしいと思います。
現地生活
NIC卒業後、アメリカへ留学し、シャスタ・カレッジを経てUCサンタバーバラ校で物理を専攻し卒業しました。
現在の活動や仕事
卒業後は、計測・制御分野を扱うグローバル企業NI(現・エマソン)に入社し、製造業向けの計測・テスト関連製品に長く携わってきました。現在は、日本および韓国市場を担当するマーケティング職として、米国本社と連携しながら業務に取り組んでいます。仕事とは別に、国際的なロボット競技大会 WRO(World Robot Olympiad/ロボコンのオリンピック)にボランティアとして関わり、日本では国内大会審査委員長、世界大会では国際審判を務めています。WROは毎年90か国以上、数千人規模の学生が参加する大会で、世界中の若者の挑戦を支える立場として活動しています。印象深いのは、去年トルコ大会でカザフスタンの伝統的な帽子をかぶっていた16歳の選手に「かっこいいね」と声をかけたところ、今年のシンガポール大会で私の分まで帽子を用意してきてくれたことです。国内大会を勝ち抜いて国際大会まで来た彼が覚えていてくれたことが、何よりも嬉しい瞬間でした。こうした国境を越えた交流や再会が大きなやりがいです。近年はAIの進化により、ものづくりやロボット分野が変化していますが、実際に現地へ行き、人と出会い、文化を体験する留学の価値は変わらないと強く思います。

米田 一美さん (よねだ かずみ)
NIC第25期生
岐阜県立斐太高等学校 出身
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 政治学部卒業
<UCLAで政治学を学び、コンサルタントを経てNICで学生サポート中。>
NICを知ったキッカケ&入学理由
不登校気味だった高校時代に「人生を変えたい」「一発逆転したい」と考え、海外という選択肢に可能性を見出しました。卒業生の体験談やブログを読み、NICなら本気で取り組めば変われると感じたことが、進学を決断する後押しになりました。
実際NICに入学してどうだったのか
入学直後は「先生の英語も教科書も全く分からない」状態でした。しかし、スピーチ・プレゼン・短い英文を書くという課題を繰り返し積み重ねることで、「できるようになった実感」が積み重なり、辛さが楽しさに変わりました。一番忙しい時は、午前授業が終わると18時までに宿題を終わらせ、そこから朝までアルバイト、そしてバイトから直接NICに来るという生活を送っていました。きつい時期でしたが、その中でも休憩時間を確保しながら乗り切ったことで、大変なことも乗り切れる根性がつきました。遊ぶ時間もしっかり確保していました。平日と土曜日の午前中は勉強とアルバイトに集中し、日曜日は絶対に勉強しない日と決めてモチベーションを保っていました。
現地生活
NIC卒業後、アメリカのコミュニティカレッジ、ディアブロバレーカレッジ(DVC)を経てUCLAへ進学し、政治学を専攻しました。まずUCLAという大学名で目標を決め、そこに入るにはどうしたらいいかを逆算してディアブロバレーカレッジを選びました。この戦略的なアプローチが成功への道となりました。現在は、日本と海外をつなぐ立場として、留学や海外進学を長年にわたりサポートしています。将来の自分を想像してワクワクすることが、今も変わらぬ原動力になっています。
NIC卒業生が語るリアルなNIC!ライブセッションQ&A

NICに進学したきっかけを教えてください。

不登校気味だった高校時代に『人生を変えたい』『一発逆転したい』と考え、海外という選択肢に可能性を見出しました。



英語ができない自分をどれだけ受け入れてくれるか、下からでも伸ばしてくれるかを、沢山の学校をみて、最終的にNICに決めました!



情報がない中、何度もお話しを伺い、不安はあったがハードそうだけど楽しそうが最後の決め手です!
NICでの思い出、楽しかったこと・大変だったことを教えてください



入学直後は『先生の英語も教科書も全く分からない』状態でしたが、スピーチ・プレゼン・短い英文を書くという課題を繰り返し積み重ねることで、『できるようになった実感』が積み重なり、辛さが楽しさに変わりました。



周囲のレベルに圧倒されつつも、先生の厳しさと仲間の存在が支えになった。また、夜遅くまでZoomをつなぎながら一緒に勉強する仲間・夢を語れる仲間がいた事がとても良かった。



『大事なこと/そうでないこと』を整理して優先順位を決め、大変な勉強をこなしていきました。タイムマネジメントのコツは朝早く起きる事です!
印象的な授業を教えてください



これから海外の大学に行くのに、日本の文化を英語でプレゼンしたり(着付け等)、これから行く大学の魅力や特徴をプレゼンしました。最初の宿題は好きな食べ物について2~3行書いてくるという宿題です。



夢遊病について話したり、環境問題などアカデミック授業がありました。



スピーキングのクラスが印象的だった。『発言姿勢・準備・考え方』も含めて評価してもらえたのが良かったです!
アルバイト・課外活動との両立について教えてください



社交ダンス部に所属して月二回のレッスン、またクラッシクバレエも週4回行っていました。



平日と土曜日の午前中は勉強とアルバイトをし、日曜日は絶対に勉強しない日と決めてモチベーションを保っていました。



予定を沢山詰めるのが好きなので、全部やるならどうしたらよいか、逆算して行動することを意識していました。



何があっても朝絶対早く起きる事、To-doリストを紙で作り、終わったら捨てるというのを実践しました!
大学はどのように選びましたか?



私の学びたい分野はイギリスで研究が進んでいること、NICの先輩が行っていることなどで大学を選びました。同じ学部でも学校によって内容が違うので、モジュール(科目内容)確認して、大学名だけでは決めない事が大切です。



物理学がやりたかったので、UCに編入しやすいカリフォルニア州内の2年制大学を選びました!



治安・環境・生活のしやすさを最優先です!
奨学金について教えてください



大学の学部をリサーチして、それが将来どのように自分が活かすことができるかアピールした約2分の動画を提出、学費の半額を免除できる額(3年間・各年約200万円)を獲得できました!
※五十嵐さんはラッセルグループのマンチェスター大学からも奨学金を獲得。



成績・課外活動・ボランティア実績で支給されることが多い。また、申請しなくても大学側から自動的に支給されるケースもあります。
モチベーションの保ち方



将来の自分を想像してワクワクすることを原動力にしていました!



まずは行動すると後からやる気がついてくるので、習慣化するとモチベーションもついてきます!
廣田校長のスペシャル講演:「夢を持って世界に羽ばたこう」


「夢を持って世界に羽ばたこう」
〜Find your Serendipity〜
廣田校長のスペシャル講演では、38年間で1万人以上の卒業生を海外大学卒業まで導いた“NICの全て”を講演。
まとめ:NICライブセッションだからこそ聞けるリアルな声
ライブセッションは、通常の説明会やガイダンスとはまた違った、特別なイベントです。パンフレットやウェブサイトでは伝えきれない、卒業生たちの生の声、失敗談、そして努力の過程が余すことなく語られました。「英語力ゼロからのスタート」「最下位クラスからの逆転」「1日16時間の勉強」といったリアルな体験談は、これからNICを目指す人々に大きな勇気と具体的な道筋を示すものではないでしょうか?
「時間が経ってみると楽しい思い出しか残っていない」「大変な事も乗り切れるような根性がついた」という卒業生の言葉は、NICでの学びが単なる英語力の向上だけでなく、人生を変える大きな転機となることを物語っています。夢を語れる仲間と出会い、本気で挑戦できる環境で、自分の可能性を最大限に広げる。それがNICの真の価値です。
NICでは今後も、志願者や在学生に向けた様々なイベントを予定しています。詳細はNIC公式ウェブサイトのオープンキャンパスページをご確認ください。








