ストーリーズ2022

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Masaki Hara

ミネソタ州立大学マンケート校

アメリカ / ミネソタ州立

Minnesota State University, Mankato

2022年5月卒業予定 _ 生物学部動物学専攻 在学

NIC大阪校 6期生徳島県立小松島高校出身/徳島大学中退

魚の謎を追い求めてアラスカの海へ。
海洋生物学者をめざす僕の冒険と研究のアメリカ生活。

日本では限界がある

海亀が産卵に来ることで知られる徳島県美波町で、海や川で遊びまわる子ども時代を過ごしました。
そこから動物学に興味を持ち、海亀を研究する教授がいた徳島大学に進学。

ところが僕が研究室に入る段階でその研究ができなくなってしまったんです。
他の道も探しましたが、日本では限界があると痛感し、海洋学や動物学の研究が盛んなアメリカの大学に挑戦することにしました。

英語が大の苦手だった私は、NIC入学後は、毎日誰よりも早く来て、施設が閉まる最後まで残って勉強しました。
上達を感じられるのが楽しくて、毎日が充実していました。

Masaki Hara

フラットフィッシュと呼ばれる魚の研究

現在はミネソタ州立大学マンケート校で、カレイを中心に英語圏でフラットフィッシュと呼ばれる魚の研究をしています。
カレイは全く同じ品種なのに、生息する国や地域によって目の位置や体の形が異なる成長を遂げるんです。

その謎解明の一歩として、先学期は交換留学制度を利用してアラスカの大学へ。
研究で使うカレイのサンプルを取りに、氷河が浮かぶ海をシーカヤックで渡ったりと、フィールドワークに勤しみました。

僕は自然が大好きなので、休日もエチオピア、サウジアラビア、インドなど各国からの学生と一緒に、ハイキングやサイクリング、冬は湖でのアイスフィッシング(氷上穴釣り)とアウトドアライフを楽しんでいました。

Masaki Hara

グローバルに広がった一生付き合える仲間

決して学力は高くなかったですが、何事にも積極的に取り組んで行った結果、僕の生き方を広げてくれる研究仲間や友達がたくさんできました。

一生付き合える仲間がグローバルに広がったようです。

ミネソタ州立大学卒業後は、僕の研究に興味を持ってくれた研究者がいるアメリカの大学院に進む計画。
アメリカで魚を研究する海洋生物学者になることが僕の夢です。

Masaki Hara

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