ストーリーズ2022

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Risa Tsuruoka

セントラル・ランカシャー大学

イギリス / 国立

University of Central Lancashire

2022年9月進学 _ 医学部

NIC東京校 34期生神奈川県清泉女学院高校 出身

回り道に見えて最短距離。
途上国で命を救う
医師になる夢を、
私はイギリスで叶えます。

日本の大学医学部の受験

私の将来の夢は、アフリカなどの発展途上の地域で、医者として多くの人の命を救う事です。
小学生の時に、修道女マザー・テレサの人道支援活動について学び、医療設備も衛生面も整わず、医者の数も足りていない地域が世界には数多くあることに驚き、医療を必要とする人々の力になりたいと考えるようになりました。

海外で働く医師になるために、高校3年時には、海外の医師免許取得が目指せる日本の医学部を受験。
ですが理系科目の点数が足りず合格を逃してしまいました。その段階でNIC進学も考えたのですが、一人娘である私に対し、父が大反対。私も理科を勉強し直したいと、一浪して再度挑戦することにしました。
ところが死ぬほど勉強しましたし、塾の先生にも「絶対大丈夫!」と太鼓判を押してもらっていたのに、結果はまさかの再度の不合格だったんです。

とてもショックでしたが、だからこそ思い切れたのかもしれません。
「夢を少しでも早く実現するには、日本の医学部で6年間学ぶよりも、直接海外に行くべきでは」という浪人中の迷いが、揺るぎのない決断に変わり、改めて父を説得してNICへ入学。
NIC卒業生の進学実績もあるイギリスの医学部進学を決めることができました。

Risa Tsuruoka

夢を諦めず、常に最善の道を模索する

私にとって意外だったのは、海外進学を日本の大学に進学した同級生に報告したところ「リサが羨ましい」と言われたことです。
理由を尋ねると「大学での2年間はオンライン授業ばかりで、留学もサークル活動もできなかった。来年はもう就職活動だよ!」と嘆くのです。
それを聞いたとき、現実や今の辛さに流されず、本当にやりたいことを貫いてよかったと実感しました。
だから私は、回り道をしたようで、最短距離を進めているのだと。

イギリスに行ったら、医学部で学びつつ途上国の現状を自分の目で見てみたい。
そして卒業後は海外で働き、医師として十分な技術と経験を身につけてから、発展途上地域に行きたいと考えています。
夢を諦めず、常に最善の道を模索しながら。

Risa Tsuruoka

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