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福岡県
麻生 奈々 (あそう なな)
大検

 『あなたはどんな人になりたいですか?』
 もし自分がこう聞かれたら、あなたならどう答えますか?私は何でも出来る人間になりたいと思っています。かと言って別に万能になりたいわけではありません。ただ、何かをやる前に諦めたり、途中で挫折したりする事のない人間になりたいのです。何もかも中途半端だった今までの自分を変えなければ何も始まらないと気付いたのは、本当につい先日の事でした。きっかけは些細な事でしたが、どうにもならない程の痛い目を見て、初めて分かるものもあるのだなと思いました。きっかけは人それぞれだと思いますが、これを呼んで下さる皆さんには障害のある人生を歩んで欲しいと思います。壁が大きければ大きいほど、気付かされるものもあるでしょう。楽しい事なんて探せば幾らでもあります。それよりもたくさんの苦しい事を味わって、誰にも負けない人になって下さい。そして私も、自分の目標を達成させる為に邁進したいと思います。


福岡県
畠中 悠輔 (はたなか ゆうすけ)
福岡大学付属大濠高等学校

 芝生で寝転がりたい、ゴズペルを生で聴きたい、路地裏にたまっている黒人達に「Yo, man. What's up!」と言われたい。そんな漠然とした理由でアメリカへ行きたかった。なかなか日本で行きたい大学が決まらんで、進学情報誌をパラパラめくっとった時に、偶然NICのページを開いた。その瞬間親に言った。「俺ここに決めたけん。」誰からの反対もなく、とんとん拍子でNIC入りが決まった。が、しかし・・・・・。そんなこんなでたいした困難にも直面せんで入学したNICやったけど・・・・・・。ありえん。高校時代カバンにはMDウォークマンとサッカー雑誌しかいれとらんかったような自分が、授業以外に当たり前のように10時間勉強しとー・・・・・・・。でもここでの生活は楽しすぎる。今まで出逢ったことのなかったような変な奴も一杯おるし。女子と話しただけで自分をチャラ男だと思っていた自分に女子の友達はできるし。とりあえず一つ言えることは、いい仲間ができる、ということやね。これだけは絶対的に保証できる。勉強内容が半分になればもう一年皆と過ごしたい気持ちがする。東京も住めば都って感じやし。いずれにせよ、自分の留学を支援してくれる全ての人に感謝したい。普段恥ずかしくて言えんけど、親には感謝の気持ちでいっぱいだ。やけん俺は絶対にNICの一年を無駄にはしたくない。そしてアメリカでの生活を、人生において大きな意味を持つものにしちゃーたい! 


福岡県
出利葉 貴正 (いでりは たかまさ)
浮羽高等学校

 僕は夢を持ってNICに入学した。自分のやりたいことは日本じゃなくてアメリカにある。そう思いながら高校のとき進路を決定した。高校1年のときオーストラリアにホームステイし、海外での生活を経験して高校卒業したら絶対に留学しようって思っていた。NICに入学して早数ヶ月、初めは高校とまったく違った授業にとまどい、ついていけなかった。高校の授業は教室にいればよかった。でもNICの授業は教室にいるだけじゃ欠席しているのと同じ。授業に参加して初めて出席しているのだ。僕は授業に参加する楽しさをNICに入学して初めて知った。自分から手を上げて発表したり、友達と意見を交換したり、積極的に参加した。周りの友達も同じで、夢を持ってNICに来ているからお互いの夢とか、いろんなことが話しやすかった。だから、高校のときの友達以上に仲良くなれた。毎日が忙しくて睡眠もまともに取れない生活が続いたけど、友達も同じ状況だから弱音は吐けないって思いながらやってきた。生活になれてきたら学校に行くのが楽しくて仕方がなかった。毎日が充実していた。そのNICの生活もあと少しで終わる。正直言って不安はある、でもそれを支えてくれる人もいる。自分の夢に向かって精一杯あがいていこうと思う。親や友達に感謝しながら。


福岡県
井ノ口 文葉 (いのくち ふみよ)
筑紫女学園高等学校

 『毎日忙しいけど充実してる』
 先輩たちのこの言葉を、私は内心ある種のやらせだろうと思っていました。でも実際にNICに入学してから早くも7ヶ月。いつの間にかそう思ってる自分がいます。1学期は宿題の多さに戸惑い、時間をうまく使えず睡眠時間2、3時間の日々が続きました。それでも高校時代のように「こんな勉強がなんの役に立つの?」と思うことは1回もありませんでした。高校時代はいい点を取るという自分のプライドのためだけに勉強していた私が「すべての勉強がアメリカでの成功につながっている」、そういう思いで勉強していることに気づきました。目標があるから頑張れる。支えてくれる人がいるから頑張れる。NICの存在を教えてくれた友人に感謝、私を信じて応援してくれる母に感謝して、渡米までの残り半年をやれるところまで頑張ってみようと思います。そしてこれだけは譲れない真実。『毎日忙しいけど充実してます!』


福岡県
向坊 真理子 (むかいぼう まりこ)
九州国際大学付属高等学校・女子部

 大好きな街、福岡の北九州市を離れてNICに入学して半年間、私はたくさんの人に助けられ、支えられてきました。親切で楽しいクラスの友達や大好きな寮の“チーム井の頭”の仲間、みんながいなかったら私はNICでの生活を続けられていなかったと思います。具合が悪い時、勉強に息詰った時、やさしい笑顔で接してくれるみんなに会えて私は本当に恵まれているなぁ、といつもうれしく思っています。そして何より、留学をしたいと言う私に“真理子の決めた事なら”と私を信用して送り出してくれた両親や家庭のみんないつも電話で暖かい言葉をくれる祖父母や東京にいる叔父、叔母、高校の先生や友達、数えだしたらきりがない程の人々からの応援がわたしの心の支えになっています。NICでの勉強は私にとってすごくハードでくじけそうになる時もあるけど、2学期が終わった今、NICで勉強を頑張る事を決めてよかったと思っています。この学校に入って高校生の時にはわからなかった家族のありがたみ、人のやさしさや一生懸命がんばることの大切さが身にしみてわかるようになりました。いつも人に迷惑をかけてばっかりの私だけど、いつかは人の支えになれるような人になれるよう、少しでも夢に近づけるように私なりにゆっくり頑張っていきたいです。最後にここまで読んで下さった方々どうもありがとうございました。


佐賀県
古舘 由紀 (ふるたち ゆき)
唐津東高等学校

 1年前、こんなに勉強していたかな?今は自分でもビックリするくらい勉強している。高校の時、NICのことを知って真剣に行きたいと思った。日本の大学のことなんてどこかにとんでいってしまった。NICは私の人生を大きく変えた。夏休み、実家に帰った時に字幕なしのビデオを見た。「えっ、わかる!?うそー!!」3ヶ月前は全然わからなかったのに…。たった3ヶ月ですごく成長したのがわかった。NICでの生活は確かにきついが、私にとってとても価値のある1年だと思う。初めて『一生懸命』になれた気がする。留学することは自分で決めたことだから絶対に諦めたくない。最後に、NICに行かせてくれた両親に感謝したい。ありがとう。そして、これからも宜しくお願いします。


佐賀県
西寄 大智 (にしより だいち)
佐賀北高等学校

 私は高校の時に、このNICにいるなんて想像もできませんでした。私がNICを知ったのは、ほんとにちょっとしたことからでした。私は大学受験に失敗してしまい、どうしようかと悩んでいる時に、ちょっと高校の時の部活の先輩の所に遊びに行き、そこで友達になった人にNICのことを紹介してもらい、それから少しずつNICにそして留学というものに興味を持ち始めました。そして自分の中でNICや留学に対して、「行けたらいいな」から「行きたい」に変わりました。私は英語が得意かと聞かれたら、即答で苦手だと言えます。実際、勉強は苦手です!でも、私は体育教師になるという夢を持っています。日本のスポーツはやはり、世界的に見て低いレベルにあるように思えます。だから、少しでも日本のスポーツというものをレベルアップできたらと思い留学することを決意しました。そして私はこのNICに入って驚いたことは勉強の多さと友達のテンションの高さです。勉強面では、とにかく勉強することが多い。私は高校時代、勉強する時といったらテスト前の一夜漬けぐらいだったので、なおさら慣れるのには苦労しました。はじめはほんと要領が悪くて睡眠時間がどんどん減っているのが目に見えてわかりました。それでも、勉強がきついかというと、実際やっぱきついけど、苦痛ではなかったです。それは、やはりみんなそれぞれ自分自身の夢というものを持っているからだと思います。それと、NICはとにかくみんなテンションが高い!みんながうるさいぐらい、テンションが高い。もちろん、私も負けないぐらいテンションが高いです。でも、そんな中でも、みんな遊ぶときとしっかり勉強する時とを、うまく使い分けているように思います。私はこのNICに入ってほんとに、よかったと思います。すばらしい仲間に逢え、そして支えてもらい、すばらしい彼女に逢えたことを、ほんとに幸せに思います。


宮崎県
村岡 理佳 (むらおか あやか)
宮崎南高等学校

 “何事もやってみらんとわからんって!!!”これは私が高校の時に私の友達がいっつも言ってた言葉。実際、ただ考えてるだけじゃ本当は自分がどこまでやれるかなんてわかんない。これは恋愛とか勉強、そして夢においてとっても大切なことだと思う。確かにNICは本当、“まじで!?”っていうくらい宿題多いけど、毎日やりこなせてる自分がいる。人間やればできるんだーって気付かせてくれた。高校の頃、授業や宿題に苦痛を感じて、適当にやってた自分が、毎日楽しくてしっかりやっている。そういうとこでNICは魔法学校だなって思う。本当に何でこんなに頑張ってんだろ?って自分に驚く。フライトアテンダントになりたいという自分の夢がさらに強くなって、そしてその夢に一歩一歩近づいているという実感がこんなにも私を大きくしたんだろうなーって思う。一歩一歩確実に前を向いて歩いている自分がいる。そして英語楽しいから大好き!って言える自分がいる。
 人生って何事もtryなんじゃない!?考えてるだけじゃ本当の自分ってわからないって思う。


宮崎県
白石 裕幸 (しらいし ひろゆき)
延岡高等学校

 「Really?」「I don't know」この二つの言葉は、私がNICに入った当初、授業でよく使った言葉です。中学校、高校そして今に至るまでに、私にとっての【英語】という存在が持つ意味は絶え間なく変化を続けました。留学を考えた理由は、単に日本よりもアメリカの方が、医療が発達しているからです。しかし、ここに一つの問題が発生しました。私は英語が大の苦手なのです。自分の英語力では留学するのがとても無理なので、想い悩んでいましたが、たまたまめくった進学情報紙にNICのことが載っていたのです。これを見た時、自分の中で、これしかないと思いました。幸い、うちの高校はNICの指定校枠があったため、英語が苦手な自分でも落ちることなく入学できました。入ってからは驚きの連続でした。初めの授業では、英語しか話さない環境とアメリカ人に圧倒されましが、とても刺激的で楽しかったです。ここではみんなが夢をもっているので、高校では恥ずかしくて出来なかった夢を語ることも出来ます。NICに入って英語で英語を勉強していくことによって、あまり好きではなかった英語が好きになりました。これからアメリカに行ったら、日本語でも大変だった学問を勉強するのだと考えると、少しだけ不安もありますが、NICでとてもつらい宿題にも耐え、今までやってこられたのだから、向こうでもやっていける気がします。それに私は、このNICですばらしい友人達に巡り会うことができました。本当にNICは私にいろいろなプレゼントをくれました。NICに入って本当によかったです。


熊本県
久保田 佳奈子 (くぼた かなこ)
人吉高等学校

 今思えば私は、NICに希望ではなく期待して入学した。ここへくれば、毎日が勝手に輝いてくれるんだって思っていた。夢さえも簡単に見つかると信じていた。でも、そんなにうまくいくはずもない。今でも、自分のやりたいことが何なのかわからない。これが自分の一生やっていきたいものだと確信できるものに出会う時というのは、一人一人違うんだと気づいた。未来のビジョンが見えた時に、それに向かっていけばいいんだという事にも。この先のことなんてなんにも予測できない。だけれど、未来のために考えたり、願ったり、行動し続ける。諦めたら、そこが自分の限界になると思うから。今、自分の望むことができるのは家族がいるからだ。私を育てる事の利益なんてなんにもなさそうだけれど、こんなにも色々なものを私に与えてくれてありがとう。回りの友達、私と一緒の時を過ごしてくれてありがとう。


熊本県
島田 香織 (しまだ かおり)
荒尾高等学校

 昨日東京に初雪が降った。朝になると外は真っ白でとても寒かった。その日、九州の母や友達から電話やメールで「雪積もってるみたいだね。寒いから風邪ひかんように気をつけなんよ。」と連絡があった。東京に来てから何度このようなメッセージをもらっただろう。その度に私はとてもほっとして涙が出そうになる。
 ちょうど2年前の今頃、私はNICの説明会に参加した。まだ、「留学がしたい。」と父に言う決心ができず1人で悩んでいた。友達がついてきてくれて、その時言われた言葉を今でも覚えている。「自分の夢を話している時の香織はとてもキラキラしてたよ。あきらめるなんてもったいないよ、応援するから頑張れ!!」この一言に私は背中を押してもらった。父が留学に反対な事はずっと前から知っていたが、勇気を出して何度も話し合って泣いた。1年後に父はNICに入る事を許してくれた。NICの授業はきびしいけど最高に楽しい。発言する事が好きな私は高校では、1人手を上げて浮いていたけど、今のクラスはみんながとても積極的で本当にビックリする。最近、私はよく思う、NICのみんなキラキラしている、私がうらやましいって思うぐらい。お父さん、たくさん傷つけて心配かけてごめんね。お母さん、いつも支えてくれてありがとう。私を応援してくれる人達のために、そして何よりも自分の夢のために、私は振り返らずに進んでいきたい。


熊本県
吉本 隆浩 (よしもと たかひろ)
熊本マリスト学園高等学校

 とにかく、昔から抱いていた夢を捨てたくはないと思っていました。自分は映画制作に興味があって、ぜひアメリカでその技術を学びたいと思っていました。しかし、いざ留学しようとなると様々な不安がありました。英語はそこまで得意ではないし、とびぬけてpositiveな性格でもない、まさに典型的な日本人なのですから。こんな自分がNICに魅力を感じたのは、自分たち学生に少しでも夢を叶えるチャンスを与ようとする姿勢と、留学先で必要な英語力をちゃんと身につけさせるところです。この時点でも、周りの学生についていけるか少し不安でしたが、夢をつかむにはここに進むしかないと思い、思い切って入学しました。今までの人生の中で一番、勇気ある選択だったと思っています。授業はすごくハードです。宿題は、今夜は寝かさんというぐらい出るし、TOEFLの勉強もしないといけない。しかし、これを乗り越えないと留学は成功しないと思いながら、みんなで励ましあって頑張っています。とにかく、仲間がすごくいいですね。同じ留学という目標を持っているからなのか、自然とお互い分かち合えますし、困ったときは助けあっています。だから、学校生活は充実しています。日本の大学と違った教育を受けていることもそうなのですが、自分が定めた目標に向かって少しずつ進んでいっていることがすばらしいと思うからです。いまだに自分に足りないところはたくさんありますが、今はアメリカの大学で通用する英語力を磨いて、定めた目標を見失わないようにこつこつと継続して進んでいくだけですね。


鹿児島県
神之門 理恵 (かみのかど りえ)
鹿児島玉龍高等学校

 “何もしないでする後悔より、何かやってみて後悔したほうがいい”以前から思っていた事だけど、NICに来て特にそう思う。入学前は目の前のチャンスに背を向ける事が多かった。自分が好きになれずに、ずっと自分と向き合うことから逃げてきた。NICに入学して9ヶ月が過ぎて少しずつ自分の中で変化が生まれている。とにかくまずやってみようって思える。おかげで自分の行動範囲と共に視野もぐんと広がった。たくさんの人と話し、いろんな考え方を知る機会も増えた。今でも私の中には毎日のように“迷い”や“悩み”が沸いてくる。でも、自分自身の葛藤の中で、1つ1つ壁をクリアしていく度、1人じゃないと強く思う。時には真面目に時には厳しく、そして時には笑いながら“答え”を出す手助けをしてくれる。そんな多くの仲間がいてくれるということが、私の背中をいつも押してくれる。だからどんなに先が見えない道も、今は顔を上げて自分の目標に向かって真っ直ぐに進むことができる。正直、自分の選んだ道に後悔したこともあった。でも今は自分の道を歩くことに、少しも迷いはない。そう思わせてくれた、NICを通じて出会った全ての人達に、ありがとう、ありがとう、ありがとう。 最後にいつも優しく温かく応援してくれる家族にも、どうもありがとう!!


鹿児島県
野尻 浩司 (のじり こうじ)
鹿児島玉龍高等学校

 今僕はNIC生として日本で勉強している。あと数ヵ月後にはアメリカの大学で勉強しているはずだ。夢はアスレチックトレーナーになること。その夢に向かって今は日々精進している。高校のときは部活ばっかりしていて勉強なんか二の次だった。が、今の自分は自分でもその頃とは全く違うというのに気づける。とにかく勉強する時間がハンパなく変わった。部活に費やしていた時間をそのまま今は勉強している感じだ。高校時代は甲子園に行くために毎日を頑張っていたが、今はアメリカで勉強するために毎日を送っている。どっちにしても目標を持っているから頑張っていられるのだと思う。目標を持っていない人はオーラがないし、目の輝きがない。「夢は見るものじゃなくて叶えるもの。“mustの気持ち”だ!!」これは僕の恩師がいつも口にしていた言葉だ。僕はアメリカに行き、アスレチックトレーナーになる。“なりたい”じゃなくて“ならなければならない”という気持ちのほうが強い。自分のためでもあり、今まで支えてもらった人達のためでもある。何をするにしても目標は持っていてほしい。それは小さくても大きくても、ほんのちょっとしたことでもかまわない。目標は人を人として成り立たせる。それを僕は実感している。


沖縄県
鉢嶺 沙幸 (はちみね さゆき)
球陽高等学校

 あれは昨年の夏休みも終盤にさしかかったある日の夜、私の中で革命が起こった―NICに入学して、アメリカに留学しよう。進学校に入学し、日本の“良い“大学に入ることを目指しひたすら勉強していた私にとってそれはまさに革命だった。ちょうどその時期私は日本の大学に入学することに疑問を持ち始めていた。この受験勉強は私にとってどれだけの意味を成すのだろう。大学に入ってしまったら勉強しなくなってしまうのではないか。そんな時にNICのパンフレットを目にし、アメリカの大学の授業スタイルを知り決意を固めた。それから私は母に説明し、先生を必死に説得した。皆初めは反対していたが、最終的には賛成してくれた。
 NIC入学後は二時間しか寝れない日なんて当たり前のようにあるし、とにかくきついがとても充実している。達成感がある。NICに来て良かったと心の底から思う。
 私はアメリカに留学し国際関係が学びたい。そしてその後、沖縄に帰って何か沖縄のためになることがしたい。東京に来て沖縄に対する思いが更に強くなった気がする。沖縄の良さをもっと世界中の人に知ってもらいたい。そう、私は将来沖縄と世界を結ぶ架橋的存在になりたいのだ。

 最後に私を支えてくれている周りの人たち、特に私を全力で応援してくれている母に感謝したい。ありがとうねー!


沖縄県
平良 史斗 (たいら ふみと)
那覇国際高等学校

 「俺は何でこんなにがんばっているんだろう。目標見失って、地元にやり残してきた事が多いって気づいて、その上自分のやりたい事は本当は沖縄にあるんじゃないか」って思った時、俺留学止めようかって思った。でも自分がまだNICでがんばれているのは、ここで出会った友達皆のおかげ。皆の支えがあったから、俺は今新しい目標見つけようってがんばれている。
 この先どんな未来が待ち構えているか全然分からない。もしかしたら、北極の近くで白熊の観察をしているかもしれない。南米で経済立て直しの助言をしているかもしれない。はたまた、沖縄に戻って来てまた太鼓を叩いているかもしれない。
 でもこれだけは確実だと思う。もし十年、二十年たっても、この友情は俺の中からは無くならない。俺は家族が好き。地元が好き。日本が好き。友達皆が好き。そしてこれからは世界も好きになるかもしれない。だから俺は飛び出して行くよ。最後に、両親にありがとうしようね。俺をこの道に進ませてくれてありがとう。途中で何度か迷ったけど、この道は俺にとって決して無駄な道じゃなかったよ。そして、いっぺ〜たかっちゅ(偉く)なって帰って来るさ〜ね。


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