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レストラン経営

西村学
(第10期生)

アウトバックステーキハウス

品川店総支配人(General Manager)

ネバダ州立大学ラスベガス校ホテル経営学部卒
University of Nevada, Las Vegas
BS in Hotel Management

栃木県・佐野日大高等学校出身



◆入社3年で最大店舗の総支配人に

ここでは月単位で結果を求められます。でも『結果がすべて』なわけでもなく、その過程にも目が配られるので、みんなモチベーションが高いんです」
ちょっとした貫禄をも漂わせながら、明るくそう語る西村さんは、全米でもトップクラスのレストラン・チェーンであるアウトバックステーキハウスで入社3年目にして品川店総支配人に抜擢された「やり手」だ。スタッフは約90人。スタッフの国籍も様々だから、留学経験が役立っている。
「評価の対象になるのは個人の正当な実力です。国籍や人種は関係ない。
スタッフにはそれぞれ自分の1ヶ月、1年の目標を考えさせて、実行させています。
アメリカ式でしょう?」

◆不運に見舞われた就職活動

「アメリカで働きたくて、4年生のときにグアムのホテルでインターンをしてたんですよ。ちょうどそのとき、あのテロが起きたんです。直後から、お客は軍人ばかりになって、しかも大きな地震もあったんです。あのときばかりは『もう終わったな』と思いましたね。」
その影響で、泣く泣く帰国。
「本当にそのときはかなり落ち込んでたんですけど、運良くアウトバックの求人を見つけて応募したんです。ドンピシャでしたね。面接に行ったら会長と社長がいきなり出てきて、1日で採用が決まりました」

◆いつもお客様を『ワオ!』と驚かせる

入社後研修を受け、名古屋店で勤務。すぐに頭角をあらわした。
「アウトバックには“ワオ!ポイント”というものがあるんです。
お客様を『ワオ!』と驚かすことが奨励されるんです。それはお出迎え、接客、料理、すべてにおいてです。私もアメリカで喉カラカラで店に入ったときに、ばかでかいコーラが2つも出てきて『ワオ!』ってなった思い出があります(笑)」

◆夢は世界を駆け巡るビジネスマン

そんな西村さんは今「ネクスト・ステージ」にいると感じている。
「実績を積むと、次は数店舗を管理するパートナー、さらにはアジア地区統括マネージャーに昇格します。アウトバックはアジア全域に進出していてさらに拡大中なんですよ。」
そんないつもポジティブな西村さんのバックボーンにあるのは何か?
「アメリカで学んだのはとにかく考えて実行すること。ここでは上司に『どうすればいい?』と聞いてはダメなんです。『こういうお客様がいたから、こうしました』というリポートじゃないとダメ。それにはとにかくThink!Think!」
そう締めくくった西村さん。その表情にはアメリカそして帰国後に残してきた実績に裏づけされる根拠ある自信で満ち溢れていた。

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