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#9長尾 茉莉さん

ネバダ州立大学ラスベガス校

芸術学部演劇学科3年

University of Nevada Las Vegas
BA in Theater Studies
高卒認定資格で入学
NIC東京校 第27期生

NagaoMari

Mariさんの原動力は?

”Why Not ? の精神” そして
私の活躍を喜んでくれる人たちの存在

高校時代のホストマザーの口癖が”Why Not?” だったんですが、
何でもまずはやってみることが大切だと思います。

今につながる貴重な経験

カリフォルニア州のディアブロバレーカレッジ(DVC)で1年半勉強して、春学期からUniversity of Nevada, Las Vegas (UNLV)にTheater(演劇)専攻で編入しました。演劇学部では演技、発声、照明や衣装など勉強することは様々です。アメリカに来た頃は、自分が本当に何が勉強したいのか決めていませんでした。

そんな時、たまたまDVCで演劇のクラスを履修する機会があり、専攻を演劇に決めました。それ以来、イベントでステージに立ったり、学校主催の舞台発表では照明係、音響係、背景の演出(レイル)係そして最終的にはアシスタントステージマネージャー(ASM)を経験しました。ASMは、監督の指示を聞いて劇団全体を総括する仕事です。
また、本番中に、舞台裏で俳優に舞台に上がるタイミングを伝えたり、俳優のオーディションやリハーサルをスケジュールしたり、練習中ノートをとったりなど、舞台準備のすべてに責任をもちます。全く経験も知識もなかった留学生がASMをしたことは、今の自分への自信につながるとても貴重な経験でした。

世界で通じる舞台監督になるのが夢

私がアシスタントステージマネージャーとして参加した最後のショーは”The Laramie Project(ララミープロジェクト)" という実話を基にしたメッセージ性の強い演目で、一つの舞台が観客、そして社会を変える力があることに気づかされました。大学の演劇と言っても、裏方も合わせると100人以上の人が関わることもあります。多くの人が舞台上の一瞬を創り上げるためにどれだけ日々努力しているのかを実感しました。朝の8時半に登校し、授業後の夜中2時までひたすらリハーサルをしていました。授業の時間や家にいる時間よりもシアターにこもる時間が長い生活はとてもいい思い出です。私が所属していたDVCの劇団の監督で、監督学も教わったニコール ヘスラー教授は監督、教授、そして人間として憧れの存在です。現在私が住んでいるラスベガスは、ショーやシアターなどを見る機会が沢山あり、演劇学部生のインターンシップもとても豊富で、こういう恵まれた環境で演劇に打ち込めるので人生で一番幸せです。昨年の冬に、ブロードウェイで「オペラ座の怪人」というミュージカルをみて感動し、舞台の勉強をしたいという気持ちが強くなりました。舞台の魅力は、やはり音響、舞台設営、照明、俳優など異なる職業のプロフェッショナル、そして観客が1つの芸術を一緒に創り上げるところにあると思います。舞台は生きているとも言われ、二つと同じものはなく観た人の記憶にしか残らないのが美学だと思います。将来の夢は、舞台に立つよりも監督など裏方のお仕事に就いていろいろな人を魅了する芸術を創り上げる人になることです。

高校生の時に1年間ニュージーランドに留学したのですが、ニュージーランドでは好きな授業を自由に選択でき、とても楽しい学校生活でした。演劇のクラスも履修したりなど、あまりにも楽しい充実した学校生活だったので、日本に帰国する時、”日本に戻りたくない”と両親に伝えました。そんな時、両親がNICを勧めてくれたんです。日本の空港に着いた日の翌日、実家がある長野県には帰らずそのままNICの説明会に行きました。NICが目指す本気の勉強について説明を聞いているうちに、ニュージーランドのディスカッションの授業で何も発言できなかった自分を思い出し、ただ楽しかった思い出で終わっていることに気づかされました。海外の大学に進学するのなら、英語力や知識をしっかり身につけて行かないと身につくものも身につかないと思ったんです。”ここに来よう!”と思ってから、1ヶ月でNICを受験して、4ヶ月後に高卒認定資格をとってからその年の9月にNICに入学しました。

こういう時くらい、勉強しないで!

NICに入ってから一番変わったことは、やはり勉強をするようになったことです。今まで、”勉強しなさい”と散々怒られてきましたが、NICに入学して久々に実家に帰省した際、場所を構わずずっと課題をやっていたので、”こういう時ぐらい勉強しないで!”と怒られました(笑)。やってもやっても終わらない勉強量でしたが夢のために好きなことを勉強していたので、勉強そのものが楽しいと思えるようになったんです。授業中に積極的に発言をしたり、オフィスアワーやチュータリングを活用する習慣はアメリカに来てからも役立っています。お昼には授業が終わっていても、学校に残って宿題をやっていたら外は真っ暗で、もう閉めるよと伝えにくるスタッフの方にあと1時間だけ!とお願いする毎日でした。チュータリングに通い詰めた経験を生かして、最終学期に私もチューターになって在校生を教えたこともあります。

私が心がけていることは、まずはなんでもチャレンジ!することです。高校時代のホストマザーの口癖が”Why Not?”だったんですが、迷った時は必ずやってみることにしています。友達も知り合いもいない、自信もないオーディションを受けてみたから、あの時は予想もしていなかった出逢いがあり、その後の経験に繋がっています。結果が思っていたものと違っても、やってみて後悔したことはありません。それでも大変な時には、自分の活躍を喜んでくれる人たちを思い出します。オーディションなど競争が激しい学部ですが、一度一緒にショーを作り上げたチームは裏方、俳優関係なく、最高の仲間であってライバルであって友達以上の大切な存在です。これも舞台が持つ力です。編入した大学では新しい環境で難しいことも多いですが、お互いの活躍を一緒に喜び合えるDVCで出会った人たちは今でもとても大きな支えです。彼らの活躍に鼓舞され、彼らに喜んでもらえるのを想像し、新しいことにチャレンジする日々です。

高校生時代の私の憧れだった先輩方のMy Missionのように、これからNICに入ろうと考える方に少しでも読んでいただけたら、とても嬉しいです。

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