自分の中での『当たり前』の基準が上がっていく

湯浅 拓登さん (ゆあさ たくと)

University of South WalesBSc (Hons) in Football Coaching and Performance

NIC大阪校 第11期生 / 三重県立松阪高校

趣味:サッカー観戦、読書

三重県出身の湯浅さんは、イギリスの大学へ進学し(2023年9月)、プロサッカーチームの監督を目指します。

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サッカー漬けの学校生活

三重県の多気町という大自然の中に生まれ、家族や先生、地域のみんなに愛されて育ちました。一人っ子ということもあり、非常におっとりとした性格であると自分でも感じます。

小学2年生の頃に地元から離れたクラブチームでサッカーを始めました。初めはチームメイトについて行くので精一杯でしたが、小学校5年生の時にキャプテンに任命してもらったのをきっかけに、チームをまとめることにやりがいを感じるようになりました。

そこからは、中学、高校とサッカー部のキャプテンをさせていただきました。また学校生活でも生徒会の一員として何度か活動させていただきました。文化祭や体育祭の企画を考えたり、ステージ上で発表をするのが大好きでした。

私がNIC入学を決めた理由

NICに入学を決めた理由は大きく3つあります。1つ目は英語力の向上です。もともと英語学習が好きで、英会話教室に通っていたこともあり、日常会話レベルであれば、ある程度話せる自信がありました。しかし、海外の大学で英語を使って他の分野のことを深く学ぶには、私の英語力は不十分であると感じました。NICの授業は全て英語で行われるので、その環境で1年間勉強をすれば必ず英語力向上に繋がると思いNICに進学することを決めました。

2つ目の理由は海外の学習スタイルに慣れることです。NICでは英語でのプレゼンテーションの仕方やノートの取り方、エッセイの書き方など、海外大学で求められることを学ぶことができます。これらの内容は大学卒業後も役立つ知識だと思います。効率的な学習スタイルを学べるのはNICならではだと感じました。

そして3つ目の理由は、同じような目標や志を持った仲間に出会うことです。多くのNIC生は海外大学を卒業後、世界を舞台に活躍したいと思っています。そのような人たちと共に学び、卒業後も助け合える関係を築けることは私にとって非常に刺激的で心強いことでした。

自分の中での「当たり前」の基準が上がっていく環境

NICの授業は、生徒が持っている知識や考えを生徒自ら発信し、意見をさらに交わすことで、それらをさらに洗練することに重きを置いていると感じます。NICでは、教授はあくまでもその場の司会者であり、主役は生徒たちです。

生徒たちが困っていれば、先生が的確なアドバイスをくれます。そのため、新しい知識を身につけるのは学校が終わってからの課題の時間です。課題で学んだことを前提に、授業は進んでいきます。常に積極的に授業に参加する必要があるので、授業が退屈だと感じたことはありません。

NICで学んでいる人たちは基本的に海外大学に進学するという目標を持って日々勉強しています。そのためNIC生にとっては留学をするということは非現実的な目標ではありません。そのような志高い人たちと共に過ごしているうちに、自分の中での当たり前の基準が上がっているのをすごく感じました。入学前と比べると、新しいことにチャレンジすることへの敷居が下がったように思います。

夢は、プロサッカー監督

私は英語とサッカーが大好きです。この2つに携わった仕事ができれば、自分にとって非常に満足感のある生活ができると考えています。そのため、今の私の目標は海外でプロサッカー監督になることです。目標実現の第一ステップとして、まずはしっかりと大学を卒業したいと思います。

目標を追い求めよう

海外留学をすることは非常に勇気のいることです。おそらくネガティブな意見を持っている人も周りにいるかもしれません。しかしながら、一度自分の目標に対して行動してみると、たくさんの人がサポートしてくれていることに気がつきます。

私自身、NICに進学すると決めてから、自分と同じような目標を持った人がたくさんいることに気がつきました。そのような人たちと助け合いながら成長していけるのがNICの良さだと思います。ぜひみなさんも目標を追い求めてください。応援しています。 

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