「海外で看護を学びたい。」
その夢を実現するため、高校3年次にNIC高校部へ転入し、現在はアメリカ・ネバダ州のTruckee Meadows Community College(TMCC)看護学部で学ぶ原﨑愛莉さん。NICで培った英語力と学習習慣を武器に、病院実習や厳しい授業を乗り越え、卒業まであと1年。Registered Nurse(正看護師)の資格取得を目指しています。今回は、NICを選んだ理由から現在のアメリカでの学生生活までお話を伺いました。
【プロフィール】
原﨑愛莉(Airi Harazaki)さん NIC35期生
私立藤枝明誠高等学校からNIC高校部に3年次転入
Truckee Meadows Community College(TMCC)看護学部3年
「このまま同じ環境にいていいのかな」高校2年生で考えた進路
原﨑さんが海外進学を意識し始めたのは高校2年生の頃。もともと進学校に通い、周囲の友人たちは日本の有名大学を目指して勉強していました。しかし、自分自身は以前から「海外で学びたい」という気持ちを持っており、「このまま同じ環境にいていいのだろうか」と悩むようになったといいます。その思いをお母様へ相談したところ紹介されたのがNICでした。
高校2年生の夏にはNICの夏期講習へ参加。「Readingの量もGroup Workも、それまで経験したことがないくらい大変でした。でも私はストレスがかかる環境で成長できるタイプだったので、自分には合っていると感じました。」
説明会で知った卒業生の進学実績や、海外大学進学まで一貫してサポートしてくれる体制にも魅力を感じ、高校3年生になるタイミングでNIC高校部へ転入しました。
課題に圧倒され、涙を流したNIC生活
NICでの生活は決して楽なものではありませんでした。「最初は本当に大変でした。課題の量が想像以上で寝る時間もなく、転入して3日目にはクラスメートと公園へ行って泣きました。」さらに17歳で親元を離れて生活を始めたことで、精神的な苦労もあったそうです。
そんな中でも支えになったのが、同じ目標を持つ仲間の存在でした。情報を共有し、お互いを励まし合いながら、一緒に困難を乗り越えていったと振り返ります。高校部の課題は、通学時間や空き時間を徹底的に活用して進めました。
毎朝7時前に家を出発し、約1時間の通学時間も課題に充てる生活。授業後は学校に残って課題に取り組み、さらに金曜日から日曜日まではアルバイト。平均睡眠時間は5時間ほどだったそうです。「この生活で身につけた勉強習慣や時間管理能力は、今の看護学部でも本当に役立っています。」もちろん勉強だけではありません。休日には友人と温泉へ出かけたり、一緒に食事を楽しんだりする時間もあり、メリハリをつけながら充実した高校生活を送っていました。
英語力だけでなく、人としても大きく成長
NICでは高校生だけではなく、さまざまな年代や地域出身の学生と学びます。ディスカッションでは、自分にはなかった考え方や価値観に触れる機会が数多くありました。「年上の学生が面倒を見てくれて、本当に助けられました。」
入学時は中級クラスからスタートし、上級、最上級クラスへと着実にレベルアップ。TOEFLも480点から540点まで伸ばすことができました。英語力が向上したことで先生とのコミュニケーションも広がり、現在の大学では英文の文献を読んだり、レポートを書いたりすることへの苦手意識がなくなったと話します。
さらに、人としての成長も大きかったそうです。
「以前は自分の価値観を相手に押し付ける部分もありました。でもNICでたくさんの人と出会って、いろいろな個性や考え方を受け入れられるようになりました。」
アメリカの看護学部で学ぶ毎日
現在はTruckee Meadows Community College(TMCC)の看護学部に在籍しています。最初の2年間で基礎科目を学び、その後Nursing Programへ進学。卒業まであと1年となり、卒業時にはBachelor’s DegreeとRegistered Nurse(正看護師)の資格取得を予定しています。
特に楽しいと感じているのは病院実習です。患者さんとのコミュニケーションや、人のために行動できることに大きなやりがいを感じています。アメリカの実習では、日本とは異なり学生でも実際に注射や点滴を担当します。
「初めて患者さんへ注射をしたときは手が震えました。患者さんの反応も気になりましたし、叫ばれたこともありました。でも今では少しずつ慣れてきました。」印象に残っている実習は産婦人科での実習でした。大量出血を伴う出産に立ち会い、命と向き合う医療現場の厳しさを肌で感じました。
「身体のケアだけではなく、患者さんの心のケアもできる看護師になりたいと常に考えています。」
課題、テスト、実習。想像以上に忙しい学生生活
現在の生活も非常にハードです。朝8時から13時まで授業を受け、その後は課題や自習。午後からは実習やアルバイトへ向かいます。病院実習の後には約30ページにも及ぶレポートを2〜3日以内に提出することも珍しくありません。
さらに毎週テストも実施されるため、勉強漬けの日々が続いています。それでも日曜日には友人と集まり、Lake Tahoeへ出かけるなど、リフレッシュする時間も大切にしています。
「勉強も遊びも、どちらも充実しています。」
一番苦労するのは患者さんとの英語
現在も最も苦労しているのは英語だといいます。特に患者さんとのコミュニケーションでは、日常会話以上の正確さが求められます。命に関わる現場だからこそ、細かなニュアンスまで理解する必要があります。
そんな壁を乗り越えるために意識していることは、「自分に自信を持つこと」。「常に自分を肯定して、自分を褒めるようにしています。」
また、留学生同士だけではなく現地学生との交流も積極的に行い、多くのコミュニティへ参加して人脈を広げています。
NICで学んだことが、そのまま今につながっている
NICで経験したSpeech、Essay、Reading。それらは現在の大学生活でそのまま活きているそうです。特にReadingの力は、毎日大量の専門文献を読む看護学部では欠かせない力になっています。
また、多様な世代の学生と協力して学んだ経験も、現在の医療チームでのコミュニケーションに役立っていると感じています。
自立したアメリカ生活
現在は病院実習が無給のため、キャンパス内のカフェで週18時間アルバイトをしています。月に約900ドルを稼ぎ、そのうち家賃750ドルを支払いながら生活。オフキャンパスの学生寮で他の学生とシェアハウスをし、自身の力で生活を成り立たせています。勉強も実習もアルバイトも決して楽ではありません。それでも、自分が目指した夢に向かって一歩ずつ進み続けています。
「NICで過ごした日々があったからこそ、今の自分があります。」
あと1年で看護学部を卒業し、Registered Nurseとして新たな一歩を踏み出す原﨑さん。
NICで培った努力する力と挑戦する姿勢は、これからも世界で活躍する大きな力となることでしょう。
後輩へのメッセージ
最後に、NIC生へのアドバイスをいただきました。
「Readingの力は本当に大事です。さらに医療分野へ進みたい人は専門用語も今から勉強しておくと必ず役立ちます。今できることはたくさんあるので、できることは全部やった方がいいです。」
また、大学で良い成績を取るためには勉強だけではなく、教授とのコミュニケーションも重要だと話します。「教授と良い関係を築くことで、勉強のアドバイスやサポートも受けやすくなります。」
あなたも世界へ挑戦してみませんか?
NIC International College in Japanでは、38年以上にわたり海外大学進学をサポートし、世界37か国・1,000校以上への進学実績、卒業生1万人以上を誇ります。
卒業生一人ひとりの経験は、これから海外大学を目指す皆さんにとって、何より価値のある道しるべです。
海外大学への進学、英語力の向上、そしてその先のグローバルなキャリアまで。
あなたもNICで、新しい未来への第一歩を踏み出してみませんか。

