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保護者・高校教員・本学OBOGからのメッセージ
「留学で、『後付けできないもの』の能力を高める」
ブラクストン株式会社(旧称:デロイト・トーマツ社) 人事部マネージャー 林原 すわみ さん

・・・・・・アメリカの大学では何を学びましたか?
林原
ソーシャルワークとITです。この2つは何の脈略もないように思えることでしょう。確かに、学んでいるときは、この仕事に就くためのこの勉強というような考えはしませんでした。力をつければ道は開けてくるだろうと漠然と思ってました。いえ、そもそも自分が何に向いているのか、わからなくて、留学して探そうとしていたのです。ソーシャルワークを選んだのも、せっかくの留学なんだから日本で学びにくいものがいいと考えたからです。
ソーシャルワーカーというのはカウンセリングをする専門家で、私はフィールドワークでホームレスの人に仕事を斡旋するということを経験しました。アメリカでは、このように実践的な学びができることが大きな特徴で、それによって、私自身は自分が学びたいことがクリアになっていき、とてもよかったですね。
現在は、企業の人材活用、採用の戦略立案などの仕事に携わっています。今日、採用にはインターネットは欠かせません。
つながりがないと思われたソーシャルワークとITがまさに1つになった仕事です。
・・・・・・NICの1年間は、いかがでしたか?
林原
人生でいちばん楽しかった時間。振り返ってみると、そう思います。それまで、高校生活は興味が持てるようなものではなく、友だちとの会話といえば、TVでタレントがどうしたとか、そんなことばかり。「留学したい」という気持ちは高1の時からありました。
高校を卒業してすぐに留学せずにNICに入学したのは、母の勧めからでした。アメリカで「学ぶ」「暮らす」の両立は大変だから、1年間、日本で準備しなさい、と。1年で留学できるレベルにするというNICのはっきりした姿勢も、私はいいと思いました。
そしてNICでの勉強が始まったら、私にとって、留学準備期間というより、NICライフそのものに熱中しました。目的意識がはっきりとしている仲間とともに学べたことが、、よかったのだと思います。
留学というと、語学や専門知識などのスキルを身につけるものと思っている人も多いと思いますが、私は、それよりもポテンシャル、後付けできないものの能力を高める機会だと思います。自分で問題解決ができ、ポジティブに考えていける人になるということですね。今、採用する立場になって、ますますそういう思いを強めています。
- Profile:
1989年にNIC入学。1994年にケンタッキー州スポルディング大学社会学部卒業。在米日系企業の社長直下部署で、人事、組織再編プロジェクトなどに従事。1997年帰国、ITを使った採用のための商品開発に携わった後、現在の職場に移る。
- 前のメッセージ: 國學院高等学校(東京都) 幸松 世剛 先生
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