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保護者・高校教員・本学OBOGからのメッセージ
「引っ込み思案だった息子が、NICで力を引き出されて。」
奈良県天理市立柳本小学校教頭 阪部 保さん / 阪部 昇太さん(13期生)の父

左から2番目が阪部昇太さん
国際問題に取り組みたい
息子は、国際機関や外交官として活躍することが夢です。世界中の国から集まった留学生たちと友達になって、国際問題をめぐって、いつも活発にディスカッションをしているということを、楽しそうに話して聞かせてくれました。子どもというのは、親の知らない間に、ずいぶん成長するものだと思います。
わが子が学ぶ大学を訪ねるのに、奈良からカリフォルニアまでやってくるなどということは、せがれが高校生のころは、考えもしませんでした。広いキャンパスを息子に案内されながら、行き交う留学生仲間と次々に挨拶をしている姿を見ては、妻は、「あんなに内気だった子が、こんなになって」と、驚きながら、つぶやいているのが印象的でした。
高校時代は野球一筋の子でした。来る日も来る日も、野球に明け暮れて。それが、3年の夏休みになって、将来はどうするのかと思っていたところ、
「アメリカに留学したいんだ。それで、ネバダ・・・というところに行きたい」
と言い出したのです。
これには、正直、驚きました。というのは、野球は一生懸命やっていたものの、引っ込み思案な性格の子だったからです。チームでも、先頭に立つというよりは、むしろ地道に、縁の下の力持ちになって、支えるというタイプだったからです。
高校時代、英語は苦手だった
それに、英語は得意ではなく、むしろ苦手だったのですから。
しかし、本人の意思は鮮明でした。すでに、NICの入学案内もしっかり読んでいるようで、私と妻に、細かに説明をし、説得にかかっているのです。息子なりに、色々な学校の案内を読み比べたのでしょう。一つだけ他と違って、熱が伝わってきて、「ここだ」と、野球に注いでいたのと同じエネルギーを傾ける価値を感じたのが、NICだったようです。
私も妻も、まったく異論はありませんでした。野球でのガンバリを見ていましたから、この子は、しっかりとやり通すと思ったのかも知れません。わが子の人生の挑戦を、しっかり見守ろうと意を固めたのです。心配だったのは、体を壊さないかという、その一点だけでした。
日本で1年間勉強してから渡米する、ということは必要だったと思います。なにしろ、英語力を含めて何の準備もなかったわけですから。しかし、予想以上に、この1年が重要な意味を持っているということを、東京のNICを訪問したときに強く感じました。環境しだいで、子どもの中のものが引き出されていく、それが、この場で行われたのだ、と感動をしました。
現在、息子は4年制の大学に編入を考えています。留学という選択に、間違いはありませんでした。
- Profile:
昇太さんは、2001年、カリフォルニア州立ディアブロバレーカレッジへ進学。2003年秋UCLAに編入。NIC在学中は各クラス代表者会議の議長を務め、アウティングやスポーツ大会、修了式のイベントなどで率先して指揮をとっていました。
お父様は天理市立柳本小学校の教頭先生です。
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