アメリカ留学の体験談 2014年

おじいちゃんへ/ネバダ州立大学リノ校

PROFILE

遠藤 奏子さん Kanako Endo

University of Nevada-Reno ネバダ州立大学リノ校
教育学部人間発達・家族学科4年(副専攻:心理学科)(2015年5月卒業)
BS in Human Development & Family Studies & Minor in Psychology

玉川学園高等部出身 NIC第24期生

JSANの活動

いよいよ来年卒業を迎えます。ネバダでの2年間、本当にたくさんのことがありましたが、その中でも特に印象に残っていることの一つがJSAN(日本人学生会)の活動です。
2013年の秋から副会長をやらせてもらい、2014年1月からは会長になりました。

夏にJapanese Summer Festivalをやったのですが、勉強もとても忙しい中、4月から準備を始めて、おかげで大成功に終わり、地元のテレビにも取り上げてもらえました。

今は勉強と並行して、校内にある職員用の託児所で実習をやっています。Infant(0歳~1歳)の赤ちゃんの面倒を見るのが私の仕事です。

やりたいことをやらせてくれてありがとう

NICに入学を考えたきっかけは、高校の英語のクラスで帰国子女が多かったこと。自分だけ英語をしゃべれなかったのが本当に悔しくて、たまたま進学ブックに載っていたNICのパンフレットを請求したのが最初でした。高2の時にNICの夏期講習に参加して、入学を決めたんです。

両親には心から感謝しています。小さい時からなんでもチャレンジさせてくれて、高3の時には、高校のプログラムでしたが、アフリカ研修にも参加させてもらいました。中学高校では6年間ハンドベル部にも入ることができて、本当にやりたいことをやらせてくれてありがたかったです。

天国のおじいちゃん・・・私、頑張るよ

最近不思議なことがありました。5月末におじいちゃんが亡くなったのですが、ちょうど夏の授業が始まったばかりで、帰国することができませんでした。でもたまたま授業がキャンセルになって、お母さんからの連絡をすぐに取ることができたんです。
おじいちゃんが、授業をキャンセルしてくれたとしか思えないような出来事でした。

先学期履修した、Industrial & Organizational Psychology(産業組織心理学)の授業がとても面白かったので、今は卒業後は、ABA(応用行動分析)の勉強をしたくて、こっちに残って働くか、大学院に進学することを考えています。

今まであまり自分の人生に悩んだことはないのですが、今はとても悩んでいます(笑)。

天国のおじいちゃんのため、そして、日本で応援してくれている家族のためにも、もっともっと頑張りたいと思います。

■ 写真は、UNR年1回の国際イベント「Night of All Nations」にて

ネバダ州立大学リノ校 ネバダ州立大学リノ校 University of Nevada, Reno

1864年に合衆国政府助成により設立された総合大学。全米大学ランキング194位(National Universityのカテゴリー)。人口約30万人の中都市に広大なキャンパスをもつ。近年急速に発展しており、全米トップランクの図書館や学生寮、全米最大級のナレッジセンターなどの建設ラッシュが続いている。 NIC International Collegeの前身であるネバダ州立大学日本校の本校。経営学部、ジャーナリズム学部、工学部、教育学部、リベラルアーツ学部から医学部まで、ほとんどの分野を網羅している。また全米最大の地震研究所があることでも知られている。

大学ウェブサイト: www.unr.edu

所在地: 100 University Terrace, Carlin, NV 898223