NIC出身者は高い進級率、成績も平均B以上ネバダ州立大学のNIC生の学部成績リサーチでは、通算平均成績は3.5(5段階評価換算で4.5)。大学全学生の平均値2.8(5段階評価換算で3.8)を大きく上回っています。日本人学生の優秀さと日本での準備教育、転換教育®が成功したものとして、この成果はアメリカでも注目されています。
このリサーチの結果は日本人でも、いったんある程度の英語力がつけば、語学がハンディキャップにならないということを表しています。
NICの教育方針は、TOEFLテストをめざした技術的な英語学習よりも、実践的な英語力を開発することに重点をおき、あわせて、欧米の教育独特の対話型授業への準備、予習方法やレポート・ライティングなどのスタディ・スキルを総合的に学ぶというものです。独自のカリキュラムにより、学生が集中力を高めた結果、渡米後、前述のような好成績を得ることができたと言えます。
この結果はこれまでの留学形態であったTOEFLを受験して留学する、あるいは英語研修留学を経て学部入学するという、直接留学の一般データと比較しても、顕著な成果を示しています。
直接留学の場合には英語学習が日常会話やTOEFL対策になりがちで、対話力や長文のリサーチ・ペーパー作成力など、学部授業に必要不可欠な実力が養成できていない点が問題となります。