第29期生メッセージ集【大阪校編】
My Mission / みんな違ってみんないい
My Mission
NIC に来て、まず家族の温かさに改めて気がつけた。一人暮らしの壁にぶつかった私に何度も励ましの言葉をくれ、温かい愛で私を包んでくれる父と母。
初心を忘れず夢に向かって頑張れと応援してくれる弟。私は離れて初めて気づいたことが多すぎた。自分の育った小さな町を早く出ることばかり考えていた中学・高校。自分の夢を叶えるために、それだけを考えて一直線だった。
不安を感じたことも、自分の気持ちが揺らいだこともなかった。
大阪に住んで家族や友達と離れ、自分が今までどれだけ支えられていたのかということと、強くいれたのは彼らがいたからだということに気づいた。今まで考えもしなかったような困難がたくさんあるだろうと父に言われていた言葉の意味をやっと理解することができた。一人になった私は、想像以上に弱かった。寂しさと悔しさで何度も泣いた。でもNIC で出会った素敵な友達、優しいクラスメイト、いつも温かく私たち生徒を見守ってくれているスタッフ、先生たちに出会い、支えられ私は頑張ることができている。
NIC に来て、私は成長したのだろうかと時々考えるが、自信を持ってどこが成長したか自分でわからないけれど、少し強くなれたとは思う。私は今まで自分をさらけ出すことを避けてきた。NIC で個性の強いみんなと話していると、彼らは素直で自分の思っていることをどんどん相手に伝えるから戸惑うことも多かった。同時に、こんなに素直に自分のことを話せたりできることがいいなと思うようにもなった。やっぱりまだ戸惑うけれど、素直になってもいいかなとも思えるようになったのもみんなのおかげだ。
最後に、人はなぜこんなにも何かに向かって頑張れるのか。きっとそれは誰しにも大切な誰かがいるからだろう。私はCA になって、自分のこの目で世界中を見て回り、世界のみんなのために私ができることをする。私の大切な人たちを幸せにすることが ”My Mission”
そして、私を支えてくれているすべての人へ ありがとう。
Tsubasa Imamura(左)
和歌山県・和歌山県立神島高校出身
HTL International School of Hospitality, Tourism & Languages(スペイン・バルセロナ)進学
~みんな違ってみんないい~
中学のときなんとなく吹奏楽部に入部した。だけど楽器の練習をしていく中で吹奏楽が好きになり、どうしても全国大会に出場したくて、進路は吹奏楽に力を入れている高校に決めた。憧れの吹奏楽部は180人も部員がいる大所帯だった。そんな中で毎日練習していくうちに他人と比べてしまい自分に自信をなくした。
うまく演奏しなければという不安から悔し涙を流しながら練習することもよくあった。人前にでて一人で演奏することなんて恐怖の塊で、心臓が飛び出る感覚を初めて知った。かけがえのない大切な仲間にも出会い支えられ、夢だった全国大会にも出場でき、とんでもなく素晴らしい青春を過ごしたが、ふと気づいた時には人と比べて悲観的になることが多くなっていた。自信が持てないことには謙虚を貫かねばと思い、人に意見を合わせることで自分と向き合うのを避けようとしていた。
この馬鹿げた大きな間違いに気づけたのは ”NIC” のおかげだ。”みんな違って、みんないい” この言葉の本当の意味を知ることができたのもNIC に入学したからだと思う。
NIC の授業は『あなたは、どう思う?』と自分の意見を聞かれることが多い。この質問を聞くたびに、人との考えの違いの素晴らしさに気づく。たくさんの異なる考えに触れ、自分の考えが深まることが今はとても嬉しい。そんな経験を経てか、NIC に入ってからは何事もpositive に考えるようになった。今では、自分の高校での経験も、今考えてたりすることにも自信が持てる。なぜならNIC がみんな違うことの素晴らしさ教えてくれたから。
このように自分を変えていくことができるのも、NIC の先生、スタッフ、個性豊かなクラスメイトのおかげだと思う。もし私がこの人たちに出会っていなかったら、変われていなかったんだなと思うと怖くてしょうがない(笑)それほど私にとってNIC のみんなは大切な存在だ。
最後に、どんな状況でも自分が経験したことに自信を持ち、今まで支えてくれた人、影響を与えてくれた人たちに感謝し、あらゆる方向から物事を考えられる人になりたい。これが私の” My Mission”。
Miho Fujita(右)
愛知県・愛知県 愛工大名電高校出身
カリフォルニア州立ビュートカレッジ進学