第29期生メッセージ集【大阪校編】
時(とき) / NIC = 人生一番の分岐点
~時(とき)~
窓から射し込む太陽の光が一日の始まりを告げる。肌に感じる晩秋の寒さにNIC での生活が折り返しを迎えたことを心に感じさせる。時の流れがあまりに早く感じられるのは充実した日々が送れているからだろう。ラッシュ時を過ぎた電車に揺られながら車窓の紅葉を横目にふと、この半年の出来事に思いを馳せた。
中学高校と英語を不得意としているにもかかわらず、それでも夢を諦めたくはなかった。
日々押し寄せる課題の波に耐えながら、それでも毎日が楽しい。少しづつではあるが、確実に自分の能力が向上していくことを実感する。友達や先生が織り成す活気に満ちた雰囲気が、自分のやる気を後押ししてくれる。休みになれば課題を必死で終わらせ、そして全力で仲間と遊び楽しむ。その一つ一つはかけがえのない唯一無二の思い出だ。
そして素晴らしい環境に送り出してくれた両親に感謝したい。自分の夢に向かって必死になり、仲間と共に日々を充実したものにしていく。アメリカへの渡航は夢への第一歩だ。
残された日々を大切にし、NIC での生活を終えようと思う。寂しさもあるが、輝かしい未来が待っている。
気づくと次の駅で降りなければならない。今朝の時の流れは早く感じた。NIC の思い出と重なるように。足早に地上に上がりおもむろに空を見上げた。ビルの間から射す輝かしい光は、まるで自分を明るい未来へ導いているかのようであった。思いも束の間、NICの1日が始まった。
Mikiro Uno(左)
京都府・京都教育大学教育学部附属高校出身
カリフォルニア州立ディアブロバレーカレッジ進学
NIC = 人生一番の分岐点
このままだったら面白くない人生になりそうだなと高校生のときに思っていた。やりたいことを決められず、自分のこれからの人生を考えたときに漠然と不安を感じていた。だから人生を変えたくてNIC に入学した。
入学して半年以上が経って、NIC を選んだことは正しかったと改めて強く感じる。それは本気で勉強できる素晴らしい環境があるから。毎日たくさんの課題が出されてきついなと思うこともしょっちゅうあるし、クラスメイトとの差を感じて物凄く落ち込むこともある。でもみんなも同じ状況の中で頑張っているのをみて、また頑張ろうと思える。そして、NIC にはチュータリングやカウンセリングでなんでも親身に聞いてくれて、一緒に考えてくださる人たちがいてくれることがとても心強い。また、NIC では毎日さまざまな分野のことを授業で学べて毎日新しい発見がある。さらにディスカッションなどを通して新しい考え方を知ることができ、もともと何か新しいことを知るのが好きな僕にとっては毎日の授業がとても楽しく自分に合っていると感じる。
NIC にきて自分で変わったと思うところは、今まで人見知りだった自分がだんだんと人と話せるようになったこと。今でも口数は多い方じゃないけど、高校生のときの同級生が今の僕を知ったら多分驚くだろう。僕が変われたのはNIC のひとりひとりの個性を受け入れてくれる雰囲気があるからだと思う。
僕の今のmy mission は自分の夢を見つけること。僕はいろんなことに興味があるからまだ夢が決まっていないけれどそれでもいいと思う。留学していろんな経験をし、さまざまな価値観を知ったとき僕はどんな人間になっているのだろう。どんな道を選ぶのだろう。自分でも楽しみだなあ。
最後に家族、NIC の先生たちとスタッフの方たち、大阪校の5期生、特にこの道を選んだことを認めてくれた両親と祖母へ感謝の気持ちを込めて。
Naoto Takasu(右)
佐賀県・佐賀県立三養基高校出身
ミネソタ州立大学マンケート校進学